『新型トヨタ ハリアー 6つのポイント』
2020.10.25
元祖「プレミアムクロスオーバーSUV」として人気のトヨタ ハリアー。
2020年6月に4代目へとフルモデルチェンジし、受注も大変好調なようです。
そこで今回は、特徴を6つのポイントに分けて紹介しながら、新型ハリアーの魅力に迫ります。
■Point1:進化したデザイン
流麗なクーペフォルムは、先代モデルからのキープコンセプトと言えます。
しかしライト周りやバンパーのデザイン、クローム加飾の配置など、エクステリア(外装)のポイントとなる部分が大きく変わり、さらに洗練されたデザインになっています。
また、ヘッドライトに組み込まれた二重に発光するL字型のデイタイムランニングランプや、横一文字に光るリアコンビネーションランプなど、先進性を感じさせるディテールが存在感を高めています。
複雑で凝った意匠で個性を出すのではなく、柔らかな曲線とエッジを巧みに組み合わせてエレガントさと逞しさを両立させており、どの角度から見ても「美しい」「カッコいい」と感じさせる秀逸なデザインです。
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※価格は支払総額
■Point2:おもてなしに溢れた室内
インパネのデザインは、馬の鞍をイメージしたという幅の広いセンターコンソールが特徴で、SUVの持つ逞しさを感じさせながらも、上品な質感と高級感があります。
ダッシュボード中央分部には12.3インチワイドディスプレイを配置し、T-Connect SDナビゲーションシステムやスマートフォン連携機能を快適に楽しむことができます。
左右独立温度コントロールフルオートエアコンは、ドアの開閉や着座位置、バックル着脱によって人が乗っていない席を判断し、空調を抑制する制御を搭載。
快適性を向上させています。(ハイブリッド車のみの機能)
また、ドアロック解除などに連動して室内照明が点灯し、乗員を迎える「イルミネーテッドエントリーシステム」や、ライト点灯に連動したクリアブルーのイルミネーションも、上質さを高めています。
■Point3:使い勝手を考えた便利機能
ちょっとした小物を収納するスペースやドリンクホルダーなどは、あればあるほどドライブに便利ですが、高級車があまりにも利便性を追求してしまうと、デザインとのバランスが悪くなってしまいます。
しかしながらハリアーは、インテリアの雰囲気を損なうことなく利便性も高められており、使い勝手もよく考えられています。
コンソールカップホルダーはオープンタイプで、クロームの縁取りが上品な雰囲気。
インパネ中央部にはオープントレイがあり、Qiに対応した機器をワイヤレスで充電できる「おくだけ充電」をオプション設定しています。
ラゲッジスペースにはAC100V電源を取り出せる「アクセサリーコンセント」もオプションで用意されています。(ガソリン車は100Wまで、ハイブリッド車は1,500Wまで)
■Point4:環境性能に優れるパワートレイン
ハリアーに用意されるパワートレインは、2.0L ガソリンNAと2.5L ハイブリッドの2種類です。
2.0L 直4直噴ガソリンエンジンの最高出力は126kW(171PS)。
マルチホールの直噴インジェクタやロングストローク化、VVT-iEの採用により、レスポンスの向上とエネルギーロスの低下を実現。
全域でのトルクアップと燃費向上を高次元で両立させています。
WLTCモード燃費は15.4km/L(2WD)となっています。
いっぽうハイブリッド車は、2.5L 直4ガソリンNAと駆動用モーターの組み合わせで、システム最高出力160kW(218PS) の高効率のダイナミックフォースエンジンと力強い駆動用モーターにより、優れた動力性能と低燃費を実現しています。
WLTCモード燃費は22.3km/L(2WD)です。
■Point5:高められた安全性能
先進安全運転支援技術「Toyota Safety Sense」は、単眼カメラとミリ波レーダーによる2種類のセンサーで周囲の状況を高い精度で認識し、さまざまなシーンでドライバーの安全運転を支援します。
おもな機能は
・前方車両や歩行者を認識し、衝突の危険がある場合にブレーキアシストをする「プリクラッシュセーフティ」
・車線の中央を走行するために必要なステアリング操作の一部を支援する「レーントレーシングアシスト」
・車速に応じた車間距離を保ちながら、追従走行を行う「レーダークルーズコントロール」
・先行者や対向車にヘッドライトの光が当たらないようにする「アダプティブハイビームシステム」
・道路標識を認識し、マルチインフォメーションディスプレイに表示する「ロードサインアシスト」 です。
また、車両後方カメラの映像をインナーミラー内のディスプレイに表示する「デジタルインナーミラー」をトヨタ車として初採用。
これはヘッドレストや荷物などで視界を遮られずに後方を確認することができるので便利です。
■Point6:つながる機能がクルマを進化
ハリアーにはDCM(専用通信機)が搭載されており、トヨタスマートセンターとクルマが通信でつながることでカーライフをサポートしてくれます。
たとえば行ってみたい場所の名称が曖昧なときにも、専任のオペレーターがドライバーの希望に沿った目的地を検索し、ハリアーのナビに送信してくれます。
また突然の事故や急病時に、オペレーターが警察や消防に取り次ぎ、迅速な緊急車両の手配をしてくれる「ヘルプネット」が搭載されています。
万がいちの事故で意識を失っていても、エアバッグ作動を検知して自動で通報してくれます。
さらに、ハリアーになんらかの車両トラブルが生じて警告灯が点灯した場合、クルマの状態をeケアコールセンターで確認し、専門のオペレーターが走行を継続できるかの判断など適切なアドバイスを行ってくれる機能もあります。
新型ハリアーは、プレミアムクロスオーバーとしての高級感や上質感、美しいデザイン、先進機能や細やかな配慮を感じさせるパッケージングなど、欠点が見当たらないと言っても良いほどの作り込みを感じさせます。
トヨタのTNGAプラットフォーム「GA-K」によるハンドリングの良さと優れた乗り心地もトピックです。
気になる方はぜひ一度試乗してみてください!