使って乗ってはじめて分かる国産ワゴンのススメ

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使って乗ってはじめて分かる国産ワゴンのススメ

2022.08.18

キャンプや車中泊などの人気によりSUVブームが続いているウラで、国産ステーションワゴンは風前の灯火です。


しかし実際に使ってみると、ハッチバックスタイルのSUVよりも高い積載性に、セダン並みのハンドリングで長旅でも疲れ知らずの頼りになる相棒なのです。


ここでは、そんな国産ステーションワゴンのなかから、中古で買えるおすすめモデルを5車種紹介します。


SUVでも、ミニバンでも、セダンでもない、ステーションワゴンの魅力を再確認してください。


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■ステーションワゴンならではの魅力とは?



ステーションワゴンとは、ラゲッジルームと一体になっているキャビンを備える2ボックススタイルのクルマです。


ワゴンのほか、ツーリングやブレーク、アバント、エステート、ヴァリアント、シューティングブレークなど、しばしばメーカー独自の呼称が使われますが、それらはすべてステーションワゴンなのです。


これほど呼び名が多いボディスタイルも珍しいですね。


ステーションワゴンの多くはセダンと同等の全高となっているため、ミニバンやトールワゴンほど頭上空間にゆとりがない反面、車両重心が低く走行安定性に優れています。


また長めの広いラゲッジルームにより、長尺物やタイヤ(4本)、大型のスーツケースなどを載せられる優れた積載性など、優れた走行安定性と積載性を高い次元で両立している万能なモデルなのです。



■いま買うことのできる国産ステーションワゴン5選



走行性能と積載性を両立しているステーションワゴンには、どのようなモデルがあるのでしょうか。


ここからは、代表的な国産ステーションワゴンを5車種紹介します。


・スバル レヴォーグ


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スバル レヴォーグは、レガシィツーリングワゴンの後継として、スバルに脈々と受け継がれる「より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に」というグランドツーリングの思想を継承し、2014年に登場しました。


スバルの技術を結集し、先進的な安全性能を備えるスポーティなステーションワゴンの初代レヴォーグのパワートレインは、1.6Lまたは2.0Lの水平対向4気筒ターボに、フルタイム4WDによるシンメトリカルAWDを採用。


優れた燃費性能とハンドリング、アイサイトによる高い安全性能で人気モデルとなりました。


2020年にデビューした2代目では、スバル独自の安全技術であるアイサイトが360度センシングタイプへ進化し、高精度マップを活用した先進運転支援システム「アイサイトX」やコネクティッドサービスの「SUBARU STARLINK」を採用。


エンジンは当初1.8Lターボエンジンのみのラインナップでしたが、2021年11月に2.4Lターボエンジンを搭載する「STI Sport R」を追加しました。



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・トヨタ カローラフィールダー


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トヨタ カローラフィールダーは、歴史あるカローラシリーズに設定されているステーションワゴンです。


2012年5月から販売を開始した現行型では、カローラの原点である「大人4人が、安心・安全、快適に長距離を移動できるミニマムサイズのクルマ」をテーマに開発されました。


5ナンバーサイズで運転しやすく、積載性も高いことから、商用ユースとしても人気の1台となっています。


2015年3月には、エクステリアをシャープでスタイリッシュなデザインに変更するとともに、レーザーレーダーとカメラを組み合わせた安全システム「トヨタセーフティセンスC」を装備。


より安全で運転しやすいステーションワゴンになりました。


以降、安全システムの強化やバリエーションの変更をしながら2022年8月時点でも販売を継続しています。



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・マツダ MAZDA6ワゴン(アテンザワゴン)


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マツダ MAZDA6ワゴンは、かつてアテンザワゴンとして販売されていたミディアムサイズのステーションワゴンで、2019年7月のマイナーチェンジのタイミングで車名が変更されました。


マイナーチェンジ以降のエンジンバリエーションは、2.0Lガソリン、2.5Lガソリン、2.5Lガソリンターボ、2.2Lディーゼルターボの4種類。


トランスミッションは、6ATとディーゼルターボの一部グレードに6MTを用意しています。


MAZDA6ワゴンは、多彩なエンジンバリエーションをラインナップしているだけでなく、MTのディーゼル車を選ぶことも可能。


2022年8月時点では、現行モデルの受注はすでに終了し、在庫車がなくなり次第販売終了となることがアナウンスされていますので、中古車がおすすめです。



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・トヨタ カローラツーリング


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トヨタ カローラツーリングは、2019年9月に販売を開始したカローラシリーズのステーションワゴンです。


全長4,495mm×全幅1,745mm×全高1,460mmと3ナンバーサイズですが、1,800mm以下に抑えられている全幅により運転しやすい大きさとなっています。


特徴は、シャープで安定感あるスポーティなスタイリング、全車標準装備される運転支援システムの「トヨタセーフティセンス」やディスプレイオーディオ、コネクティッドサービスに、1.8Lガソリン、1.2Lガソリンターボ、1.8Lガソリン+モーターのハイブリッドと3タイプのパワートレインを用意すること。


時代の変化に応じたパワートレインや装備を充実させているステーションワゴンとなっています。



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・スバル レガシィアウトバック


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スバル レガシィアウトバックは、ワゴンとSUVを融合させたクロスオーバーSUVです。


2021年10月に発売された現行型は、「知的好奇心を刺激し、新たな発見を促すクロスオーバー」というコンセプトで開発されました。


かつてスバルの基幹モデルとして用意されていたレガシィツーリングワゴンが販売されていた当時は、派生モデルという位置づけでしたが、ツーリングワゴンをレヴォーグにスイッチしてからは、タフなイメージを強めたスタイリングになりました。


国内で販売されるアウトバックのエンジンは、1.8Lガソリンターボの1種類のみ。


安全運転支援システムに「アイサイトX」を搭載し、走りも安全性能も高次元のステーションワゴンとなっています。



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走行安定性と積載性を両立した万能なステーションワゴンは、スポーティなモデルやSUVテイストを取り入れたモデルなど、さまざまなタイプに派生できることから、マルチな才能を秘めているクルマと言えるでしょう。


さまざまな用途に使うことができるステーションワゴンを手に入れて、新しいライフスタイルを切り開いてみてはいかがでしょうか。



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