ガソリン価格高騰に対抗できる!? リッター20KM超えのSUV7選

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ガソリン価格高騰に対抗できる!? リッター20KM超えのSUV7選

2022.07.21

円安や国際情勢の影響を受けて、ガソリン価格は高騰したままです。


そうなるとクルマに乗るたびに気になるのが燃料代ですよね。


同じコンパクトSUVでも、リッターあたり15kmしか走らないクルマと、20km以上走れるクルマでは、1000kmあたりの燃料代(*1リッター=160円で計算)に2500円以上の差が出ますから、できれば燃費はいいに越したことはありません。


そんなユーザーの声に応える低燃費SUVは、各メーカーから発売されており、中古車市場にも増えてきました。


そのなかから、WLTC燃費がリッターあたり20キロを超えるSUVを7台厳選して紹介します。



■トヨタ ヤリスクロス ハイブリッド【30.8km/L】



ガソリン価格高騰に対抗できる!? リッター20KM超えのSUV7選


トヨタ ヤリスをベースに開発されたコンパクトSUV。ヤリスに比べると、全長(+240mm)、全幅(+20mm)、全高(+90mm)すべてが拡大され、広い室内空間が魅力です。


パワートレインは1.5L直3ガソリンエンジンと1.5L直3エンジンに2つの電気モーターを組み合わせたハイブリッドの2種類。


ハイブリッドシステムは「THS(トヨタ・ハイブリッド・システム)」というもので、発電用と駆動・回生ブレーキ用の2つのモーターを備え、トランスミッションには電気式無段変速機が組み合わされています。


初代プリウスはこのスプリット式ハイブリッドを世界で初めて搭載した量産車としてデビューしました。その後トヨタのハイブリッド車とともに同システムは進化を遂げ、ヤリスクロスでは最新版の「THS-II」が採用されています。


そんなヤリスクロスでもっとも燃費性能に優れているのが、ハイブリッド(2WD)の「X」と「G」グレードで、驚異の30.8km/Lという数値をマーク。ガソリン車でも「X」グレードの2WDが20.2km/Lと驚異的な性能を誇ります。


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■トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー ハイブリッド【28.0km/L】



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トヨタとダイハツによる共同開発モデルがこのトヨタ ライズ/ダイハツ ロッキーです。


生産はダイハツが担当し、エンジンおよびプラットフォームもダイハツが提供を行なっていますが、4WDシステムにはトヨタの「ダイナミックコントロール」が用いられています。


5ナンバーサイズのコンパクトSUVで、ライズとロッキーではフロントフェイスがそれぞれ異なっています。


ライズのラインナップは、1.0L直3ターボガソリンエンジンを搭載する「Z」「G」「X」、1.2L直3NAガソリンエンジンを搭載する「Z」「G」「X」、1.2L直3NAエンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッド車の「Z」「G」で、駆動方式は1.0Lモデルは4WDのみ、それ以外はFFという展開。


ダイハツ ロッキーでもパワートレインのラインナップは同じく1.0Lターボ、1.2L、1.2Lハイブリッドの3種類です。


そのなかで燃費性能に優れるのが1.2Lハイブリッドモデルで、28.0km/Lというとなっています。


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■レクサス UX【22.8km/L】



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レクサスSUVシリーズ中、もっともコンパクトサイズのSUVとして2018年にデビュー。


トヨタCH-Rがベースになっていますが、フロントのスピンドルグリルや矢印型のヘッドライトなど、レクサスらしい意匠が随所に散りばめられています。


またSUVでありながら全高を1,540mmに抑えたことで立体駐車場にも対応し、最小回転半径5.2mと合わせて取り回しやすいSUVとなっています。


2022年夏には最新の運転支援システムやマルチメディアシステムなどでアップデイトされたマイナーチェンジ版を発売しました。


そんなUXのパワートレインは、2.0L直4ガソリンエンジンと2.0Lハイブリッドの2つで、駆動方式は、2.0L直4ガソリンエンジンの「UX200」はFFのみ、2.0Lハイブリッドの「UX250h」にはFFと4WDがそれぞれ用意されています。


このなかで燃費性能に優れているのが「UX250h」のFFモデルで、22.8km/Lという数値です。


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■ホンダ ヴェゼル e:HEV【25.0km/L】



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3代目のフィットをベースにして開発され2013年にデビューしたヴェゼル。


クーペのようなフォルムを持ち、ゆとりのある室内空間を持つコンパクトSUVは、2021年にフルモデルチェンジを行ないました。


2代目は、初代よりもさらに洗練されたスタイリングとフロントマスクで、発売前から話題を集めたことは記憶に新しいところです。


ラインナップは1.5L直4ガソリンエンジン車の「G」と同エンジンに電気モーターを組み合わせたホンダのハイブリッドシステムe:HEVを搭載する「PLaY」「Z」「X」の計4モデルで、「PLaY」はFFのみ、それ以外はすべてFFと4WDがそれぞれ用意されています。


ハイブリッドモデルの燃費は、16インチホイールの「X」のFFモデルが25.0km/L、18インチホイールの「Z」と「PLay」が24.8km/Lです。


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■日産 キックス e-POWER 【23.0km/L】



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タイやブラジルなど海外で販売され好評を博していた経緯を受け、2020年から日本国内でも発売を開始したキックス。


ジュークとエクストレイルの中間に位置づけられるミドルコンパクトSUVで、日本での発売にあたり海外仕様のサイズを一部変更しています。


パワートレインは全モデルが日産独自の「e-POWER」を採用。


これはエンジンで電気をつくり、大出力モーターで100%駆動するというシステムで、電気モーターらしい加速感を味わうことができます。


駆動方式にFFと4WDを用意するキックスの燃費は、「e-POWER」のおかげもあってFFモデルが21.6km/L、4WDでも19.2km/Lという優れた燃費性能を誇っています。


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■トヨタ カローラクロス ハイブリッド【26.2km/L】



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2021年にカローラシリーズの一員として新しく追加されたされたモデルが、SUVのカローラクロスです。


歴代カローラが培ってきたプラスαの思想から生まれたカローラクロスは、コンパクトサイズながら全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mmというヤリスクロスよりも大きくて、RAV4よりは小さい、街なかでも扱いやすいボディサイズで人気を集めています。


パワートレインは、1.8L+モーターのハイブリッドと1.8L直4ガソリンエンジンの2本立てで、駆動方式は2WD(FF)がハイブリッドとガソリン、4WDはハイブリッドのE-Fourだけの用意です。


そのうちリッターあたり20km以上の燃費をマークするのはハイブリッドモデルで、2WDが26.2km/L、4WDのE-Fourでも24.2km/Lという低燃費を実現しています。


また5名乗車時でもクラストップレベルの487Lという十分な容量のラゲッジルームは、リアシートを倒せばロードバイクも積載できるほどの広さを確保しています。


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■トヨタ ハリアー ハイブリッド【22.3km/L】



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2020年に発売されたものの、半導体不足もあって強烈な品薄状態が続いたトヨタの新型ハリアー。


先代のデザインをベースにしながらブラッシュアップされたエクステリアは、精悍かつシャープな印象を際立たせると同時に、逞しく圧倒的な存在感が与えられています。


インテリア(室内)も、落ち着いた内装色に馬の鞍をイメージしたというセンターコンソールをはじめ、レザー調素材やウッド調素材、パイピング加飾など細部にまで気を配ったデザインで、高質感と居心地の良さを両立しています。


そんな新型ハリアーに用意されるパワートレインは、2.5Lエンジンのハイブリッドと2.0Lガソリンエンジン、2022年に追加された2.5Lエンジンを使うPHEVの3タイプで、駆動方式は2WD(FF)と4WD(ハイブリッドはE-Four)が用意されます。


そのなかでリッターあたり20km以上の燃費をマークするのは、ハイブリッドとPHEVで、もっとも燃費が良いのはハイブリッド2WDの22.3km/Lで、ハイブリッド4WDが21.6km/L、PHEVが20.5km/Lと続きますが、PHEVは93kmのEV走行が可能なので、使い方によってはもっとも燃費の良いグレードになります。


ミドルクラスの車格、2.5Lエンジンによるパワフルな加速などを考えると、リッターあたり20kmを越える燃費は、かなりのハイレベルですね。


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■リッター20kmを目安に選んでみては



グレードや仕様によっても異なりますが、こうして見るとリッター20kmを超えているモデルが意外と多いことに気付かされます。


リッター20kmという燃費性能をひとつの目安にして新しい相棒を探してみるのも良さそうですね。


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