コンパクトSUVはセカンドカーにも最適
2022.07.15
いま売れているコンパクトSUVは、買い物やお子さんの送迎など、日常使いでも活躍できる性能が魅力。
そのため、セカンドカーにも最適なクルマなのです。
そんなコンパクトSUVの魅力と、おすすめの5車種を紹介します。
■コンパクトSUVの魅力
その1:運転がしやすい
コンパクトSUVは、ボディサイズが小さく、運転がしやすいです。
一般的に全長4,300mm以下のSUVがコンパクトに分類されますが、ここでは狭い場所での運転や取り回しがしやすい、全長4,000mm前後にフォーカスしたいと思います。
コンパクトSUVといっても居住性は犠牲にできないので、キャビンを広めに取ったデザインになります。
そうするとボディはスクエアに近いカタチになりやすく、ボディ四隅の見切りも比較的良いモデルが多くなります。
またホイールベースも短いく、車幅も狭いので、最小回転半径も小さく、街なかの路地や狭い駐車場でも苦になりません。
さらに、小型自動車よりも小さい軽自動車であれば、より運転がしやすく、小回りも効きやすいです。
しかし、軽自動車には、ボディサイズやエンジン排気量などが定められています。
そのため、動力性能のゆとりや室内空間の広さを重視するのであれば、小型自動車(5ナンバー)のSUVを選ぶと良いでしょう。
その2:荷物の積み下ろしがしやすい
コンパクトSUVは、リヤがハッチゲートになっているため、荷物の積み下ろしがしやすいです。
加えて、開口部が大きい車が多く、ある程度高さがある物も楽に収納できます。
また、リヤシートの背もたれを倒してラゲッジフロアとフラットになるモデルであれば、広大なラゲッジスペースを確保することが可能です。
そのため、キャンプやアウトドア、趣味の道具など、大きい荷物を収納することができます。
その3:燃費がいい
コンパクトSUVは、ボディサイズが小さく、車両重量が軽いことから、燃費性能に優れています。
また、エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドやモーターがエンジンをアシストするマイルドハイブリッドであれば、さらに低燃費です。
ガソリン代を節約したいのであれば、ハイブリッドやマイルドハイブリッドのコンパクトSUVを選ぶと良いでしょう。
その4:税金が安い
コンパクトSUVの多くは、エンジン排気量が小さいため、毎年支払う自動車税が安いです。
自動車税は、1.5〜2.0Lの乗用車であれば36,000円/年ですが、1.0L以下の乗用車なら25,000円/年、1.5L以下の乗用車では30,500円/年、軽自動車(乗用)なら10,800円/年に抑えることができます。
その5:乗り降りがしやすい
コンパクトSUVは、セダンやクーペなどの全高が低い車と比べると、着座位置が高いため、乗り降りがしやすいです。
またシート座面が高いので、チャイルドシートに座ったお子さんをだっこするのもラクです。
乗り降りするときの身体への負担は、老若男女問わず少ないといえるでしょう。
その6:4WDの走行性能
駆動方式に四輪駆動(4WD)を用意しているコンパクトSUVであれば、濡れた路面や雪道、砂利道など、路面状況が悪い場所でも走破することができます。
加えて、ハッチバックやセダンよりも、最低地上高が高いことが多いため、車の下まわりを擦る心配が少ないのもSUVならではの強みといえるでしょう。
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※価格は支払総額
■コンパクトSUVおすすめ5選
コンパクトSUVには、数多くの魅力があり、さまざまな車種があります。
ここからは、コンパクトSUVのおすすめモデルを5車種紹介します。
・トヨタ ライズ
トヨタ ライズは、ダイハツと共同で開発された全長4m以下の5ナンバーサイズに収まるコンパクトSUVです。
2019年11月のデビューと比較的新しいモデルで、好調な新車販売につられるように中古車も増えています。
エンジンのバリエーションは、1.0Lガソリンターボに、2021年11月に追加された1.2L自然吸気エンジンと、e-SMARTハイブリッドの3タイプ。
燃費を優先するなら、e-SMARTハイブリッドがおすすめ
・スズキ クロスビー
スズキ クロスビーは、2017年12月に販売を開始したスズキのクロスオーバーSUVです。
ワゴンの広い室内空間とSUVをかけ合わせたクロスビーのボディサイズは、全長3,760mm×全幅1,670mm×全高1,705mmと5ナンバーサイズにおさまっています。
パワートレインは、全車マイルドハイブリッドの1.0Lターボエンジンを搭載。
駆動方式は、前輪駆動(FF)と、「スポーツ」「スノー」「グリップコントロール」「ヒルディセントコントロール」の4つのモードを備える四輪駆動(4WD)を全グレードに用意しています。
・スズキ ハスラー
スズキ ハスラーは、軽ワゴンとSUVを融合させた軽クロスオーバーSUVです。
2014年1月の初代デビュー以降、四角くタフなスタイリングと丸型ヘッドライトなどにより、幅広いユーザーから支持されています。
2020年1月にフルモデルチェンジを受けた2代目は、初代のスタイルを継承しながら、ラゲッジルームから操作できるリヤシートスライドや防汚ラゲッジアンダーボックスを装備するなど、使い勝手を向上させています。
パワートレインには、全車にマイルドハイブリッドを搭載。
燃費性能とスムーズな走りを両立させています。
・ダイハツ キャストアクティバ
ダイハツ キャストアクティバは、2015年9月から2020年3月まで販売されていた軽クロスオーバーSUVです。
軽ハイトワゴンの室内空間をそのままに、大径タイヤなどを装備し、SUVスタイルを演出。
また、180mmの最低地上高により雪道や荒れた路面などでも走破することができます。
さらに、四輪駆動(4WD)モデルには、グリップサポート制御やダウンヒルアシストコントロール(DAC)を標準装備していることも特徴です。
・ダイハツ ロッキー
ダイハツ ロッキーは、2019年11月にデビューした5ナンバーサイズのクロスオーバーSUVです。
前出のトヨタ ライズの兄弟車で、ボディサイズは全長3,395mm×全幅1,695mm×全高1,620mmとなっています。
パワートレインは、ライズ同様、1.0Lガソリンターボ、1.2L自然吸気e-SMARTハイブリッドの 3タイプに駆動方式はFFのみです。
取り回しがしやすいコンパクトなサイズでありながら、広い室内空間や容量が大きいラゲッジスペースを備えています。
コンパクトSUVは、運転しやすいボディサイズやリヤハッチゲートによる使い勝手に、燃費性能が良く、税金をふくめた維持費を安く抑えられることから、セカンドカーにも最適です。
気になる方は、ぜひ店舗にアシを運んで実車を見比べてください。