トヨタ 新型ノア とヴォクシーって何が違うの?どっちがおすすめ?
2022.04.25
2022年1月13日に発売された新型ノアとヴォクシー。
発売前から多数の先行受注が入るなど、2022年初頭の目玉車として、注目が集まっています。
先代に続き、兄弟車として登場したノアとヴォクシーは、どこが同じで、どこが違うのでしょうか。
おすすめのユーザー層などを合わせて解説します。
■スタイリッシュなノア/押しの強いヴォクシー
※画像はノア
ボディサイズは、ノア/ヴォクシーともに全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895mm(4WD・E-fourは1,925mm)で、ホイールベースも2,850mmと共通です。
エクステリア(外装)のバリエーションは、ノアがノーマルとエアロモデルの2種類、ヴォクシーはエアロモデル1種類となっています。
※画像はヴォクシー
ヴォクシーのフロントは、ラウンディッシュな薄型アッパー部とフロントグリルとなるスクエアなロア部の組み合わせに、シャープなデザインのランプ類を融合させることで、ノアよりも先鋭かつ独創的なスタイルを追求しました。
グレードは、S‐GおよびS-Zです。
※画像はヴォクシー
※画像はノア
インテリア(内装)も基本的には同様で、スリムなフロントピラーと水平基調で低く構えたインパネやドアトリム、上方のアシストグリップやエアコン吹き出し口などを機能的に配列したことで、スッキリとした見晴らしの良い開放的な空間を実現しています。
室内は、標準グレードがライトグレーを基調とした明るい開放的な空間としているのに対し、エアロモデルのS系グレードはブラックを基調としたスッキリと精悍な装いとなっています。
※画像はノアXグレード
シート表皮は、ノアのベースグレードとなるXにはダークグレーのファブリック、Gグレードにブラックorフロマージュの上級ファブリック、Zグレードにはブラックorダークブラウンの合成皮革+ファブリックのコンビ。
※画像はS-Zグレード
ノアのS系グレードとヴォクシーはブラックを基本としたシートで、表皮はS-Gグレードに手触りの良い上級ファブリック、S-Zグレードは合成皮革とファブリックのコンビとなります。
いずれも質感は高く、座り心地も良好。
実際に触ってみて、好みの素材のグレードを選ぶと良いでしょう。
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※価格は支払総額
■先進機能からアナログまで機能美を見せる
搭載されるエンジンは、どちらも1.8Lの新世代ハイブリッドエンジンと、2.0Lガソリンエンジンがラインナップされています。
駆動方式は、ガソリンエンジンがFFと4WD、ハイブリッドエンジンはFFと7人乗りにのみE-fourが設定されました。
安全性能では、先進の予防安全パッケージであるToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)を標準装備します。
またトヨタ初搭載となるプロアクティブドライビングアシストは、歩行者の横断や飛び出しなどのリスクをクルマが先読みし、歩行者や自転車、駐車車両などへクルマが近づきすぎないよう、ステアリングやブレーキ操作をサポートします。
これにより、これまでよりも高い予防安全が見込まれます。
メーカーオプションとなっている高度運転支援技術のトヨタチームメイトは、アドバンストドライブ(渋滞時支援)やアドバンストパークを搭載。
スマートフォンの操作で、車外から駐車や出庫が出来るリモート機能も初採用されました。
家族の安全を第一に考えるのであれば、ぜひ搭載しておきたい装備です。
バックドアには、開閉の際に任意の角度で保持できるフリーストップバックドアを採用しています。
小さなお子さんやお年寄りの乗り降りに便利なユニバーサルステップ(パワースライド装着車にメーカーオプション)と、フリーストップバックドアは、アナログな機構を使ったもので、動作の信頼性を高めています。
最先端の装備と、あえてアナログを融合させ、車両本体価格を抑えながら満足度を上げる装備の数々は、ノア・ヴォクシーの両方で楽しむことができるでしょう。
■どっちがおすすめ?
新型ノアは、これまで通り幅広いユーザーのニーズに応える存在となっています。
先代からの乗り換えはもちろん、ライバル車種からの乗り換え、コンパクトクラスのミニバンからのステップアップに関しても満足できる総合的な仕上がりの良さが魅力です。
いっぽうエアロモデルのみの展開となっているヴォクシーは、他人とは違う、個性を求めるユーザーに乗って欲しい1台となっています。