【ハイラックス VS グラディエーター】ピックアップトラックで選ぶならどっち?

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【ハイラックス VS グラディエーター】ピックアップトラックで選ぶならどっち?

2022.02.16

マリンレジャーやキャンプなど、本格的なアウトドアレジャーを楽しみたい方に注目のピックアップトラック。


日本ではあまりメジャーなカテゴリーではありませんが、北米や東南アジア、オーストラリアなどを中心に人気です。


日本でもトヨタ ハイラックスとジープ グラディエーターを新車で購入することができますので、そのスペックを比較しながら両車を解説していきましょう。



■どちらもタフで力強い印象が自慢のエクステリア



【ハイラックス VS グラディエーター】ピックアップトラックで選ぶならどっち?


現行型のトヨタ ハイラックスは、日本では2017年から販売されています。


ボディサイズは全長5,320mm×全幅1,855mm×全高1,840mm、ホイールベースは3,085mmです。


タフな走りを予感させる大型のグリルに鋭い表情のヘッドライト・デザイン、ボリュームたっぷりのフェンダー周りが力強い印象を与えます。


グラディエーターは日本では2021年11月から発売が開始されました。


ボディサイズは全長5,600mm×全幅1,930mm×全高1,850mm、ホイールベースは3,490mmです。


デザインですが、フロントはラングラーと共通の要素が与えられています。


丸形ヘッドライトに7スロットグリル、台形ホイールアーチなど一目でジープと分かるスタイリングで、スクエアなキャビンスペースと荷台の組み合わせが違和感無く溶け込んでいます。


どちらも全長が5mを超えますので駐車スペースには気を使うかもしれませんが、リアシートの居住性と広いキャビンスペースのためにはこのぐらいの長さが必要ということですね。



■上質感の感じられるハイラックス、遊び心あふれるグラディエーターのインテリア



【ハイラックス VS グラディエーター】ピックアップトラックで選ぶならどっち?


ハイラックスのインパネは曲線を中心に構成されたダッシュボードと、機能的に配置されたスイッチ類で構成されています。


ブラックカラーのインテリア(内装)は質感も高く、他のSUVモデルから乗り換えても違和感やチープな印象はありません。


リアシートは6:4分割チップアップシートになっており、跳ね上げて荷物スペースを作ることもできます。


濡れたら困る荷物を入れたい時に便利ですね。


【ハイラックス VS グラディエーター】ピックアップトラックで選ぶならどっち?


荷台の最大床面長は1,565mm、最小床面幅は1,105mm(タイヤハウスの内側寸法)、荷台の高さは480mm、テールゲートの高さは845mmという寸法で、最大500kgまでの荷物を積載できます。


ボディには防錆鋼板、サビや腐食に強い素材を採用し、ラフな使い方にも対応しています。


グラディエーターのインテリアは水平基調のダッシュボードパネルに丸型の空調ルーバー、機能的なメーター、スイッチというデザインで、アウトドアレジャーにぴったりの遊び心と快適性、機能性が融合された空間に仕上がっています。


リアシートは6:4分割可倒式で、シートバックを倒したり、座面をチップアップするというアレンジが可能です。


荷台の長さは約1,532mm、最小床面幅は約1,138mm、荷台の高さは約861mm(インチからミリ換算のため参考値)というスペックです。


グラディエーターの場合は、フリーダムトップ 3ピースモジュラーハードトップというラングラーと同様の装備があり、ハードトップを手動で取り外せる構造になっています。


これらを取り外してリアシートを前に倒すなど、荷物の大きさに応じて使い勝手を向上させることもできます。



■トルクフルで経済的なディーゼルエンジンのハイラックスと、パワフルなV6エンジン搭載のグラディエーター



【ハイラックス VS グラディエーター】ピックアップトラックで選ぶならどっち?


ハイラックスに搭載されるエンジンは、2.4L 直4ディーゼルターボです。


最高出力は110kW(150PS)/3,400rpm、最大トルクは400Nm(40.8kgm)/1,600〜2,000rpm、トランスミッションは電子制御6速ATで、駆動方式はパートタイム式4WDです。


粘り強いディーゼルならではのトルクが頼もしく、悪路でもパワフルな走りを楽しめるでしょう。


WLTCモード燃費は11.7km/Lです。


岩場や雪道などの路面で加速時にスリップを検出すると、空転した車輪にブレーキをかけることで残りの車輪に駆動力を配分し、走行安定性を確保する「アクティブトラクションコントロール」を装備しています。


グラディエーターに搭載されるエンジンは3.6L V6 DOHCガソリンNAで、最高出力は209kW(284PS)/6,400rpm、最大トルクは347Nm(35.4kgm)/4,100rpm、トランスミッションは電子制御8速ATです。


駆動方式は電子制御式フルタイム4WDで、前後のディファレンシャルをロックするトゥルロックを装備。


操作はインパネにあるロッカースイッチで簡単に行えます。


また「4L」のオフロード走行時に車速を1〜8km/hに維持できる「セレクスピードコントロールも装備。ぬかるんだ下り坂などで、ドライバーがステアリング操作に集中できる機能です。


またフロントグリル内に設置されたカメラが車両のすぐ前方の様子をクローズアップして室内のディスプレイに表示する「オフロードカメラ」も装備しています。



■どちらも最新の安全運転支援システムを装備



【ハイラックス VS グラディエーター】ピックアップトラックで選ぶならどっち?


ハイラックスには、ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせで歩行者や自転車運転者を検出するプリクラッシュセーフティを搭載しています。


他にもブレーキ制御付きのレーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラート(ヨーアシスト機能付)、クリアランスソナー&バックソナー、ロードサインアシストなどを備えています。


グラディエーターの安全機能には、全面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)、アダプティブクルーズコントロール(STOP機能付き)、ParkSenseフロント・リアパークアシスト、リアバックアップカメラなどが搭載されています。



■それぞれどんなユーザーにおすすめ?



ハイラックスは、経済的でトルクフルなディーゼルエンジンに乗りたい方、トヨタならではの上質なインテリアの雰囲気が好きな方、よりお得にピックアップトラックに乗りたい方におすすめです。


一方グラディエーターですが、ジープブランドの力強いデザインが好きな方、先進的で本格的なオフロード性能を求める方、オンロードでも快適でパワフルなV6ガソリンエンジンが良いという方、またフリーダムトップを外して開放的なアウトドアレジャーを楽しみたいという方におすすめです。


汚れたアウトドアギアや濡れた荷物でも気にせずどんどん積めるのがピックアップトラックの魅力です。


また本格オフローダーにも負けない悪路走破性がありますので、大自然の中でハードなオフロード走行を楽しんでみたいという方にもぴったりですね。


一度その面白さをぜひ味わってみてください。



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