日産 4代目エルグランド(2020年10月 モデル)グレード比較

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日産 4代目エルグランド(2020年10月 モデル)グレード比較

2021.07.26

日産 4代目エルグランド(2020年10月 モデル)グレード比較


ゆとりのある広い室内と高級セダンのような上質なインテリア(内装)が人気の「日産 エルグランド」。


高級車として人気のプレミアムミニバンとして市場では高い評価を得ていますが、2020年10月にはマイナーチェンジが実施され、デザインが一新されています。


エルグランドはエンジンの種類や駆動方式、タイプを組み合わせると豊富なグレードが存在しますが、本記事ではそのグレードを整理しつつ、グレード間の装備の違いなどを解説していきたいと思います。



■最もベーシックなエントリーグレード:350ハイウェイスター/250ハイウェイスター S



日産 4代目エルグランド(2020年10月 モデル)グレード比較

※画像は2021年式250ハイウェイスターSです。


まずエルグランドのグレード構成ですが、3.5Lエンジンの「350」と2.5Lエンジンの「250」系があります。


オーテックバージョンを除き全てのグレードには「ハイウェイスター」と名がつきます。


また、全てのグレードでそれぞれ2WDか4WDを選ぶことができます。


350ハイウェイスターと250ハイウェイスター Sはエルグランドで最もベーシックなエントリーグレードで、7人乗りか8人乗りを選ぶことができます。


7人乗りは2列目シートがキャプテンシート、8人乗りは6:4分割ベンチシートですが、価格はどちらを選んでも変わりません。


エントリーグレードとはいえ、エルグランドはプレミアムミニバンですから、基本的な装備が充実しているのも特徴です。


ここで主な標準装備を取り上げますと、


・LEDヘッドランプ

・アクティブAFS

・ハイビームアシスト

・ハロゲンフォグランプ

・インテリジェントキー

・プッシュエンジンスターター

・ファインビジョンメーター

・アドバンスドドライブアシストディスプレイ

・オートエアコン

・エアコン独立温度調整機能

・インテリジェントエアコンシステム(プラズマクラスター技術搭載オートエアコン、内外気自動切替え機構)

・フロントセンターコンソール

・助手席オットマン

・パーソナルランプ

・ワンタッチオートスライドドア(助手席側)

・スライドドアオートクロージャー

・バックドアオートクロージャー

・ハイウェイスター専用バンパー&グリル

・リアエアロバンパー

・リアスポイラー

・インテリジェントエマージェンシーブレーキ

・インテリジェントクルーズコントロール

・車線逸脱防止支援システム

・車線逸脱警報

・踏み間違い衝突防止アシスト

・標識検知機能

・イモビライザー

・ALL MODE 4×4(4WD車)


日産 4代目エルグランド(2020年10月 モデル)グレード比較

※画像は2021年式250ハイウェイスターSです。


となっています。


主なメカニズムや安全装備に関しては全車標準装備というのがさすがプレミアムミニバンといったところです。


また、このグレードでも本革巻ステアリング&シフトノブは標準装備、シート表皮は合成皮革/ジャカード織物、ホイールは18インチ切削光輝アルミホイールとなります。


日産 4代目エルグランド(2020年10月 モデル)グレード比較

※画像は2021年式250ハイウェイスターSです。


350ハイウェイスターと250ハイウェイスター Sの違いですが、250ハイウェイスター Sはインテリジェントエアコンシステムの「高性能フィルター(花粉・におい・アレルゲン対応タイプ)」、ワンタッチオートスライドドア(運転席側)、リモコンオートバックドアがオプション設定となります。



■スタイリッシュな装備が標準となるグレード:350ハイウェイスター アーバンクローム/250 ハイウェイスター S アーバンクローム



日産 4代目エルグランド(2020年10月 モデル)グレード比較

※画像は2021年式250ハイウェイスターSです。


アーバンクロームは、ベースグレードの基本装備にスタイリッシュで上質感のある装備を加えた中間グレードで、こちらも7人乗りと8人乗りが選べます。


ベーシックな350ハイウェイスター/250ハイウェイスター Sの装備に加え、


・本革巻

・木目調コンビステアリング

・漆黒フロントグリル

・漆黒フォグランプフィニッシャー

・アーバンクローム専用エンブレム

・LEDバンパーイルミネーション(車幅灯連動)

・グラファイトフィニッシュ18インチアルミホイール


が標準装備となります。


350ハイウェイスター アーバンクロームと250 ハイウェイスター S アーバンクロームの違いは、250ハイウェイスター S アーバンクロームは、インテリジェントエアコンシステムの「高性能フィルター(花粉・におい・アレルゲン対応タイプ)」、リモコンオートバックドアがオプション設定となるところです。



■本革シートも装備される上級グレード:ハイウェイスタープレミアム



日産 4代目エルグランド(2020年10月 モデル)グレード比較

※画像は2021年式250ハイウェイスターSです。


プレミアムは、さらに充実した上級装備でプレミアム感を強調したグレードで、7人乗りのみが設定されています。


このグレードで標準装備となるのは、


・リバース連動下向ドアミラー

・本革シート

・パーソナルドライビングポジションメモリーシステム

・運転席パワーシート

・助手席パワーシート

・前席クイックコンフォートシートヒーター


350と250に装備の違いはありませんが、アーバンクローム用に漆黒フロントグリルが装備されるのではなく、スタンダードなハイウェイスターと同様の仕様となります。


また、本革巻ステアリングは木目調とのコンビタイプではなく、こちらもハイウェイスターと同じです。



■上質かつスタイリッシュな内外装となる最上級グレード:ハイウェイスタープレミアムアーバンクローム



日産 4代目エルグランド(2020年10月 モデル)グレード比較

※画像は2021年式250ハイウェイスターSです。


こちらはプレミアムの装備内容にアーバンクロームの内外装仕様となる最上級グレードで、こちらも7人乗りのみの設定です。


プレミアムの装備に加えて本革巻・木目調コンビステアリング、漆黒フロントグリル、漆黒フォグランプフィニッシャーなどアーバンクローム専用の装備品が付くほか、フロントクロームプロテクター(フロント下部のスポイラーのようなパーツ)が標準装備となります。


こちらも350と250に装備の違いはありません。



■スポーティで高級感のある仕様の特別なグレード:オーテック



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※画像は2021年式250ハイウェイスターSです。


日産のカスタムモデルを手がけるオーテックがラインアップするグレードで、スポーティかつ高級感漂う内外装が特徴です。


エクステリア(外装)にはダーククロームフロントグリルやメタル調フィニッシュのオーテック専用パーツが採用され、標準モデルよりさらに圧倒的な存在感を放つデザインに仕上がっています。


インテリアには、上質な本革と厚みのあるキルティングで仕立てたシートや、ステアリング、ドアトリム、シフトノブにブルーステッチを施し、オーテック伝統のクラフトマンシップが生きる仕様となっています。


もう一つオーテックが手がけるモデルとして「VIP」も用意されています。


こちらはエグゼクティブのための走る執務室をコンセプトにした豪華仕様で、ギャザーを施した本革仕様のシートや、後席の読書灯、100V電源、乗降用のステップを装備しています。


3列シート7人乗り仕様のほか、2列仕様4人乗りもラインアップし、ユーザー個別の要望に応じたオーダーメードにも対応しています。


プレミアムミニバンとして進化を続けるエルグランド。


充実した装備でどのグレードを選んでも満足度はかなり高いと言えますが、標準のハイウェイスターとアーバンクロームでは内外装の雰囲気が変わりますので、好みや使用環境に応じてじっくり検討していただきたいと思います。



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