ジープ グランドチェロキーのインテリアの特長&居住性を比較!
2018.10.10
ジープ グランドチェロキー
グランドチェロキーは、ジープブランドのトップに位置するラグジュアリーSUVです。といっても、オンロード走行のみを重視したクロスオーバーSUVではなく、悪路でも高い走破性を発揮するのが、ジープブランドのフラッグシップたるゆえん。そんなグランドチェロキーの居住性は、日常の利用でも満足のいくものなのでしょうか?
今回は最廉価グレードであるラレードを例に、インテリアの装備、特長についてご紹介します。
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※価格は支払総額
室内の広さ
室内長/室内幅/室内高:1,800mm/1,525mm/1,200mm
ボディサイズは、全長×全幅×全高が4,835mm×1,935mm×1,825mmという、やや大柄のSUVです。室内長はもちろんですが、室内幅にもゆとりがあり、室内は広々としています。
運転席の居住性
運転席には、8ウェイパワーシートを装備。背もたれ、前後、高さなど微細な調整がしやすく、最適なドライビングポジションを簡単に見つけることができます。サイドサポートもしっかりしているので、姿勢を維持しやすく運転にも集中できます。
ステアリングの電動チルトとテレスコピック機構は、リミテッド以上のグレードで標準装備となります。
後部座席の居住性
ホイールベースが3m近いため、後部座席は余裕のある空間が確保されており、足元も十分なスペースがあります。前述した通り、室内幅も広く、5人乗車でもゆとりのあるドライブを楽しめます。
さらに12°のリクライニング機能が備わっており、前席のようにゆったりくつろぐことができます。もちろん、スライド機能もあるので、荷室の荷物の量に応じて後部座席を前後させることも可能です。
また、オートエアコンディショナー(デュアルゾーン温度調整機能付)が標準装備されており、センターコンソールの後ろにエアコンの吹き出し口があるので、前席と変わらない快適性を持っています。
ベンチシートのセンター席には、アームレストとカップホルダーを備え、かつエアコン吹き出し口下部にはUSBポートが2個設置されています。今は、スマートフォンやタブレットの充電に欠かせない装備なので、シガーソケットにチャージャーを後付けするよりもスマートで好印象です。
背もたれは6:4分割可倒式なので、積載物と乗車人数によってシートをアレンジすることもできます。
高級セダンの後部座席と同等の快適性を持っており、ファミリーカーとしても十分に使うことができるでしょう。
シートの素材&カラー
ラレードに標準装備されるシートは、ブラックを基調としたファブリック素材です。上級グレードでは、レザーシートが標準装備となります。
アウトドアが多く泥汚れが気になるという方は、手入れの簡単なファブリックでも十分かもしれません。
快適装備
エアコンは、現在主流となりつつあるデュアルゾーンのオートエアコンを装備。運転席、助手席をそれぞれ異なる温度に設定可能です。
エアコン関連スイッチ上に配置されるモニターでは、オーディオやナビを始め、シートの調整、ブルートゥースによるスマホとの連携、音声によるそれらの操作が可能になります。
ステアリングヒーターはラレードではオプション、リミテッド以上のグレードでは標準装備となります。
シートヒーターはラレードでは設定がなく、リミテッド以上のグレードで、全席に標準装備されます。
積雪地域に住んでいる場合や、ウィンタースポーツが多いという人にはおすすめの装備です。
走破性の高いSUVといえば、武骨でワイルドな内外装が一般的ですが、ラグジュアリーさを兼ね備えた、高級サルーンとも呼ぶことができるグランドチェロキーは、オフローダーの新たな価値観を生み出したモデルと言えるでしょう。
乗車する人すべてが快適に過ごすことができ、ラゲッジスペースも十分な容量を確保しているので、アウトドアだけでなく、5人分の荷物を載せたままのロングドライブ、旅行も難なくこなしてくれます。
日本で運転するにはやや大きめのサイズですが、ドライブに苦労するほどではないことも事実。そのゆとりが、あらゆるシーンで活躍できる可能性を秘めていると考えれば、その大きさは魅力にもなるでしょう。
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