街で見かけるちょっと格好いい国産セダン、アクセラとはどんなクルマ?

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街で見かけるちょっと格好いい国産セダン、アクセラとはどんなクルマ?

2020.10.29

一部の高級ブランドを除き、国産メーカーのセダンが低迷を続けるなか、一人気を吐いている国産ミドルクラスセダンが、マツダ アクセラです。


人気のドイツ御三家にも引けを取らない存在感との性能で人気となったアクセラ(3代目)とは、どんなクルマなのでしょうか?



■3代目アクセラは2013~2019年。中古車もいまが狙い目



街で見かけるちょっと格好いい国産セダン、アクセラとはどんなクルマ?


マツダの世界戦略車アクセラは、初代が2003年にデビュー。


ボディスタイルは、当初から5ドアハッチバック(アクセラスポーツ)と4ドアセダンの2種類でした。


その後、2代目が2009~2013年、3代目が2013~2019年の販売で、3代目はSKYACTIV 技術をエンジン・トランスミッションだけでなくボディやシャーシにも採用し、完全に新世代に生まれかわって、人気となったことは記憶に新しいところです。


ちなみに2019年5月24日に発売された4代目では、車名を海外市場ではずっと使い続けてきたMAZDA3にスイッチしました。



■ボディは魂動デザインのハッチバックとセダン



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エクステリアはマツダのデザインテーマ「魂動 -Soul of Motion」を反映したダイナックで、かつ美しいものになっています。


マツダのアイデンティティともいえる大型グリルと、フロントグリルの下側から左右のヘッドランプへとつながる翼のような造形のシグネチャーウイングが目を引きます。


もうひとつの特徴である面の造形は、光の加減で陰影がさまざまな表情を見せ、スポーティさのなかに気品が漂います。


ボディサイズは、セダンが全長4,580mm✕全高1,455mm(2WD)/1,465mm(4WD)✕全幅1,795mm、ハッチバックは全長4,460mm(-2016年)/4,470mm(2016年-)✕全高1,470mm(2WD)/1,480mm(4WD)、ホイールベース2,770mmは共通です。



■音響にもこだわったが3代目



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室内空間は、このボディサイズとしてはなかなか快適です。


前後シートのヒップポイント高を下げ、室内高を低くしながらも従来型同等のヘッドクリアランスです。


足元スペースもゆとりがあります。視界が良く運転しやすいドライビングポジションになっています。


荷室容量はVDA 方式で、セダン=419L、ハイブリッド=312Lハッチバック=364L(2WD)/362L(4WD)。


カーコネクティビティシステム(マツダコネクト)には、7インチWVGAセンターディスプレイとコマンダーコントロールを備え、少ない視線移動とブラインド操作を可能しています。


また、この世代からのマツダはオーディオシステム・環境が良いのも特徴です。


全席でコンサートホールのような音響を楽しめるBose®サウンドシステム+9スピーカーがオプション設定されています。



■パワートレインはガソリン、ディーゼル、ハイブリッド



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デビュー直後のパワートレインは、セダンにガソリンの直4直噴DOHC16バルブSKYACTIV-G 1.5とガソリンSKYACTIV-G 2.0+モーターのハイブリッドの2種類。


ハッチバックにはSKYACTIV-G 1.5に加え、ガソリンのSKYACTIV-G 2.0 、クリーンディーゼルターボのSKYACTIV-D 2.2の3種類を用意。


2015年にセダンにクリーンディーゼルのSKYACTIV-D 2.2を、さらに2016年の改良でSKYACTIV-D 1.5をセダンとハッチバックに追加。


それにともないハッチバックのSKYACTIV-G 2.0が廃止されました。


駆動方式は、駆動方式はFFを基本に一部モデルにフルタイム4WDを設定。


トランスミッションは、ガソリンおよびクリーンディーゼル6ATまたは6MT、ハイブリッドは電気式無段階変速です。


ちなみに、このハイブリッドシステムはトヨタとのライセンス供与から、プリウスと同じ方式で、トランスミッションもトヨタ製を使っています。


気になる燃費は、ガソリン1.5L(FF)が19.2-20.6km/L、ガソリン2.0L が17.8-19.0km/L、クリーンディーゼル1.5Lが21.6km、同じクリーンディーゼルの2.2Lが19.6-21.4km/L、ハイブリッドが30.8km/L(いずれもJC08モード)と、なかなかの好燃費です。



■ドライブを楽しくさせる運動性能と事故から守る安全性能



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スカイアクティブテクノロジーにより運動性能を高めた3代目アクセラですが、2017年の改良では、新世代車両運動制御技術SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS(スカイアクティブ ビークル ダイナミクス)を投入。


ハンドル操作に応じて駆動トルクを変化させるG-ベクタリング コントロールは、高いボディ剛性やサスペンションを相まって、気持ちが良くスムーズなコーナリングを実現します。


またディーゼルモデルではエンジントルク応答を緻密にコントロールするDE緻密過給制御やノック音を抑制するナチュラル・サウンド・スムーザーととナチュラル・サウンド・周波数コントロールを採用。


クリーンディーゼルの魅力を高めています。


いっぽう安全性能は、先進安全技術i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)を標準装備します。


衝突被害軽減ブレーキのアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポートは、車両も歩行者も検知。


AT誤発進抑制制御、車線逸脱警報システム、車両の後方・側方を検知するブラインド・スポット・モニタリング、360度ビューモニター(2017年-)にくわえ、約30~100km/hで自動追従するマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール、アクティブ・ドライビング・ディスプレイなども装備します(各装備はグレード・年式によって異なります)。


3代目アクセラは扱いやすいサイズ、高剛性なボディ&シャーシ、高効率なエンジンで、とれも質の高いクルマです。


パワーユニットで選ぶか、ボディスタイルで選ぶか。


装備が充実したパッケージモデルも多いので、購入時は要チェックです。


狙い目は、各装備が進化、充実した2016年7月以降のモデルです。



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