5代目レガシィ ツーリングワゴンの居住性とラゲッジルームの使い勝手を紹介

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5代目レガシィ ツーリングワゴンの居住性とラゲッジルームの使い勝手を紹介

2019.10.07

5代目レガシィ ツーリングワゴンの居住性とラゲッジルームの使い勝手を紹介


ツーリングワゴンの代名詞として国内外を問わず人気モデルとなってきたスバル レガシィ。その誕生から20年の節目にあたる2009年に、フルモデルチェンジを行い5代目に進化しました。


現在は、6代目が発売され、ツーリングワゴンは絶版となっていますが、中古市場ではいまだ高い人気を集めています。そんな5代目レガシィ ツーリングワゴンの、居住性とラゲッジルームの使い勝手について解説します。




ゆとりのある快適な室内


5代目レガシィ ツーリングワゴンの居住性とラゲッジルームの使い勝手を紹介


5代目レガシィ ツーリングワゴンの室内寸法は、室内長2,190mm、室内幅1,545mm、室内高1,230mmで、先代モデルと比較すると、室内長+350mm、室内幅+100mm、室内高+40mmと、大きく広くなりました。


この数値は、トヨタ クラウンや日産 フーガといったフルサイズセダン(2019年時点)よりも大きく、セダンとステーションワゴンという違いはあるものの、かなり余裕のある室内空間を確保していると言えるでしょう。


次にシート間隔ですが、左右席着座間隔は740mm、前後席着座間隔は906mmという数字。筆者の経験では、特にリアシートで、空間にゆとりを感じました。これには、後席のウインドゥ形状やピラーレイアウトの設計の考え方を変え、数値以上に広さを感じられるようにしていることも、大きく影響していたと思います。


5代目レガシィ ツーリングワゴンの居住性とラゲッジルームの使い勝手を紹介


北米でも人気のモデルですから、室内空間の余裕は車両開発の重要な要素になっていたのでしょうね。


また5代目では、サッシュレスドア(窓枠のないドア)を廃止することで、ドアの開口部を大きくしています。これにより乗り降りがしやすくなりました。




乗り心地と快適性を高めたシート


5代目レガシィ ツーリングワゴンのシートは、ドライバーや乗員の姿勢をしっかりとサポートする機能を確保しながら、よりリラックスできる座り心地の良さを目指して開発されました。


シートには高剛性シートフレームを採用することによって、万がいちの衝突時に高い安全性を確保しつつ、シートバック上部のクッション厚を十分に保つことで、包み込まれるような座り心地を持たせています。


さらに、グレード別の装備になりますが、前後スライドやリクライニング、ランバーサポートの操作を電動で行なえる運転席10ウェイパワーシート、助手席8ウェイパワーシートも用意されています。また、メーカーオプションで本革シートと、キーレスエントリーの作動にシートメモリー機能を連動させたシステムを装備することもできます。


エンジンのマウントには、新たにクレードル構造という方式を採用。こによりアイドリング時の振動や加速音などを低減させて、乗り心地や静粛性の向上を達成しています。広い室内空間だけでなく、こうした技術の採用によってもレガシィの落ち着いた走りが、さらに洗練されたものになっています。


室内のユーティリティには、前席カップホルダー、12V電源ソケットや外部入力端子も備えたフロアコンソールボックスフロントドアポケットオーバーヘッドコンソールボックス、前端部にカップホルダーが配置されたリアシートセンターアームレストカーゴルーム側からリヤシートバックを倒せるフォールディングレバーなどが備わっています。




ラゲッジルームの広さ、使い勝手


5代目レガシィ ツーリングワゴンの居住性とラゲッジルームの使い勝手を紹介


5代目レガシィ ツーリングワゴンはボディサイズが拡大していますから、ラゲッジスペースもそれにともない使いやすくなっています。ラゲッジスペースは、荷室長1,070mm、荷室幅1,090mm、荷室高815mm。ラゲッジスペースの幅と高さは先代モデルにくらべ、わずかに拡大していますが、荷室長(奥行)は20mmほど短くなっています。これは、上半身を乗り入れなくても手の届く範囲で十分な積載性を確保できるようにしたためです。


とはいえ全体の荷室容量は520Lで、先代と比べると61Lも容量がアップしており、使い勝手を大幅に向上させました。



5代目レガシィ ツーリングワゴンの居住性やラゲッジルームの使い勝手について紹介しました。ボディサイズの拡大によって得られたゆとりのある室内空間や、広々としたラゲッジルームは、フル乗車での旅行やアウトドアレジャーで、快適なドライブを楽しむことができそうですね。

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