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ランクルの悪路走破性が高いと言われる理由は?

2019.03.10

トヨタ ランドクルーザー ZX サンルーフ 後席モニター モデリスタエアロ 2016

 

長年、トヨタのフラッグシップSUVとして頂点に君臨する、ランドクルーザー、通称「ランクル」。特に海外では需要が高く、その高い悪路走破性が評価されています。今回は、ランドクルーザー の悪路走破性の高さについて解説していきます。

 

 

ランドクルーザー とは

トヨタ ランドクルーザー ZX サンルーフ 後席モニター モデリスタエアロ 2016

 

1954年に誕生したランドクルーザーは、今年ですでに65年目にあたります。「ランドクルーザー」という車名としての寿命は、日本車の中では最長です。

 

現行型は200系と呼ばれ、2007年に登場し、2度のマイナーチェンジを受けています。全長4950mm、全幅1970mm、全高1880mm1880mmという数値は、国産車としてはビッグサイズのSUVで、最大8人乗りにまで対応します。

 

カテゴリーはオフロードSUVに分類できますが、室内装備はとても豪華で高級感があります。乗り心地も良く、後席に要人を乗せるような「ショーファーカー」として使われることもあるほどです。多様な顔を持ち合わせるランドクルーザーは、オフロードからオンロードまでを高い次元で走破できるハイスペックなクルマです。

 

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高い悪路走破性を支えるシャーシー構造

トヨタ ランドクルーザー ZX サンルーフ 後席モニター モデリスタエアロ 2016

 

ランドクルーザーの走行性能を支える根幹部分は、「ラダーフレームシャシー」です。一般的な乗用車に採用されているモノコックボディのように、ボディとシャシーの全体で剛性を保つのではなく、シャシーのみで強靭な剛性を生み出すことができます。

 

悪路走破に対して、モノコックよりもラダーフレームが優れている点は、例えば横転してボディにダメージを負った場合、モノコックボディの場合は、ボディ全体で保たれている剛性のバランスが崩れてしまい、直接ダメージを受けた部分以外にも、ダメージが波及してしまう可能性があります。

 

しかしラダーフレームの場合、ラダーフレームが剛性のバランスをとっているため、足回りやエンジンなどにダメージを受けなければ、ラダーフレームの上部にあるボディがダメージを受けても走行することができます。

 

ラダーフレームシャシーは、未舗装路を長時間走行しても、クルマの駆動系や足回りにダメージを受けることが少なく、安定して走行することが可能です。それが、未舗装路が多いアジアや中東などで、ランクルが長く人気を維持できている理由のひとつでしょう。

 

 

悪路を走破する、先進の電子デバイスたち

トヨタ ランドクルーザー ZX サンルーフ 後席モニター モデリスタエアロ 2016

 

まず、ランドクルーザーは最大安定傾斜角44°、登坂能力45°の走行性能を持ち、70㎝までの水深であれば、水の中でも難なく走れるようなボディ構造を持っています。

 

その上、あらゆる路面状況にも対応できる先進のデバイスが備わっていて、マルチテレインセレクトはその特筆べき電子デバイスでしょう。この電子デバイスには、ロック、ロック&ダート、モーグル、ルーズロック、マッド&スノー、この5つのモードを選択することで、岩場から砂地まで、適切なトラクションコントロールとブレーキを制御することで、あらゆる路面状況で安定した走行性能を実現させています。

 

また、岩場や急傾斜地などでは、クロールコントロールを使用することで、アクセルブレーキ操作をすることなく、極低速でクルマを走行させることができ、ステアリング操作だけに集中して走行することができます。

 

例えば、実際に丸太や大きな岩石を置いたオフロードコースでスタッグし、走行不能になった状態からクロールコントロールを使用することにより、クルマがスタッグ状態から脱出するのを体験すると、悪路走行に対する電子デバイスの有効性をより感じることができるでしょう。

 

オフロードドライブのテクニックがなくても、クルマの機能を使いこなすことができれば、オフロードを走りこなせてしまう、これがランドクルーザーの凄さです。

 

陸の王者ごとくクルマの土台となるシャシー、技術の先端となる電子デバイスの採用など、悪路走破性を最大限までに高めたクルマがランドクルーザーです。これからも、日本が世界に誇るべきクルマの一つであることは言うまでもないでしょう。

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