2代目ハスラーVSタフトの室内と荷室を比較

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2代目ハスラーVSタフトの室内と荷室を比較

2021.01.18

軽クロスオーバーSUVとして大人気となったスズキ ハスラーは2020年1月に2代目へと進化。それと歩調を合わせるようにダイハツから、SUVテイストのタフトが登場しました。



販売はどちらも好調で人気を二分するモデルだけに、購入を検討しておられる方は居住性や荷室の使い勝手が気になるのではないでしょうか。


そこで今回は、ハスラーとタフトの室内・荷室を中心に、それぞれの特徴を比較していきます。



■軽SUVのニューフェイス、タフトと、それを迎え撃つハスラー




2代目ハスラーVSタフトの室内と荷室を比較


2014年に販売が開始された初代ハスラーは、軽トールワゴンの居住性と利便性、SUVの機動性とスタイリングを融合させた新しいジャンルのクロスオーバーモデルで、遊び心のあるエクステリアデザインに、SUVならではの機動性と広々とした室内空間を併せ持ち、たちまち大人気となりました。



その2代目は2020年1月に発売され、基本的路線を継承しつつも、よりスクエアなフォルムに変更して室内空間を拡大、居住性を向上させています。


またエンジンは、ISG(モーター機能付発電機)を搭載したマイルドハイブリッドを全車に採用することで、燃費を向上。


4WD車には、走行状況に応じて前後輪に最適な駆動力を配分するシステムを採用し、180mmの最低地上高と合わせ、荒れた路面での安定感のある走りを提供します。



2代目ハスラーVSタフトの室内と荷室を比較

タフトは、2020年6月に発売された新型モデルです。


クロスオーバーSUV的な2ボックスのスクエアなフォルム+高い最低地上高はハスラーと共通ながら、タフトは、ヘッドライトやリアコンビネーションランプの形状、厚みをもたせたサイドパネル、四角の樹脂パーツ、大径アルミホイールや直線基調のホイールアーチなどスクエア感を強調し、SUVらしい力強さい印象とされました。


4WDシステムはスタンダードなスタンバイ式ですが、ぬかるんだ路面などで空転したタイヤにブレーキをかけ、他方のタイヤに駆動力を伝える「グリップサポート制御」により、悪路でも安心感の高い走りが楽しめます。



■室内広さはハスラーに一日の長



室内寸法は、ハスラーが室内長2,215mm、室内幅1,330mm、室内高1,270mm。タフトは、室内長2,050mm、室内幅1,305mm、室内高1,270mmです。


2代目ハスラーVSタフトの室内と荷室を比較

ハスラーは、先代よりも室内長、室内幅ともに拡大し、ワゴンRに匹敵するサイズ。このあたりは、2代目となって熟成された部分です。


また前席はウォークスルータイプとなっており、足元の広さも室内空間全体を広く感じさせています。


2代目ハスラーVSタフトの室内と荷室を比較


対するタフトは、室内長がハスラーに150mmほど劣るものの、直線基調の機能的なインパネやホールド性の高いシート、タフトの特徴のひとつでもある「スカイフィールトップにより、圧倒的な開放感を実現しています。


2代目ハスラーVSタフトの室内と荷室を比較



■充実のユーティリティ。シートアンダーボックスはハスラーの美点



2代目ハスラーVSタフトの室内と荷室を比較


ハスラーには、小物やティッシュボックスなどを収納するのに便利な収納スペースがたくさんあります。



グレードによってオープンタイプ、もしくはテーブル機能も付いたリッド付きとなる助手席側のインパネアッパーボックスをはじめ、フロントコンソールトレー、インパネトレー、センターポケット、アンダートレー、グローブボックス、インパネドリンクホルダー、フロント/リアドアポケット、パーソナルテーブル(後席左側)、シートバックポケットがあります。



また助手席のシートアンダーボックスは、座面を跳ね上げてアクセスするたっぷり収納タイプです。



2代目ハスラーVSタフトの室内と荷室を比較


タフトの収納スペースは、上段にUSBソケットを装備する2層式グローブボックスをはじめ、助手席側の大型インパネトレイ、フロントセンターアームレスト、センターコンソールトレイ、ショッピングフック、ドアポケット(前席・後席/ボトルホルダー付)などがあります。


こちらの助手席シートアンダートレイは引き出し式。容量は、圧倒的にハスラーが上回っています。



■ラゲッジの使い勝手は互角



ハスラーもタフトも、リアシートは左右分割で倒すことができ、多彩なアレンジが用意されています。



2代目ハスラーVSタフトの室内と荷室を比較

そのなかでもハスラーのポイントは、助手席の座面を跳ね上げ、シートバックを前に倒すことで現れる長方形の空間。これにより2m近い長尺物が積載できるようになります。



またリアシートの背面とラゲッジフロアは、汚れや水分を拭き取りやすい素材になっており、濡れた衣服や汚れた道具を載せてもお手入れが簡単です。


さらにリアシートのスライドは、背面のストラップでも可能とし、荷室側からワンアクションでラゲッジスペースの広さを変えられるのも便利です。 オプションで、「リラックスクッション」や「ラゲッジボード」も用意されており、快適なドライブに役立てることができます。




2代目ハスラーVSタフトの室内と荷室を比較

一方タフトのポイントは、リアシートの背もたれを倒した際、ドアパネルとの隙間をなくしたことです。



これにより完全フラットな空間を作り出すことができることに加え、転がりやすい荷物がシートバックとドアパネルの隙間に落ちるのを防止。さらにリアドアからの荷物の出し入れも用意にしています。



ラゲッジスペースのフレキシブルボードは、上段であれば段差のない空間を、下段にすると標準状態より140mm荷室空間を下げることができ、背の高い荷物を積む時に便利です。


こちらもリアシートバックやフレキシブルボードに、汚れにくく拭き取りやすい加工が施されていますので、お手入れが簡単です。 オプションではラゲッジの使い勝手を高める「フレキシブルボード二段モード取り付けキット」や「ラゲージネット」などが用意されています。



日常使いからアウトドアレジャーまで、幅広く活躍する機能やユーティリティが満載の軽クロスオーバーを牽引する2台ですが、4WDモデルには「ヒルディセントコントロール」や「スノーモード」などのメカニズムが搭載されたハスラーは、オフロードの条件でもしっかりとした相棒として活躍して欲しい方、タフトはもうちょっとゆるい環境で開放感やのびのび感を楽しみたいという方に、それぞれオススメです。


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