楽しさ便利さをギュギュと詰め込んだシエンタ。進化の歴史

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楽しさ便利さをギュギュと詰め込んだシエンタ。進化の歴史

2020.04.10

全長4mちょっとで5ナンバーのミニバンなのに、7人も乗れて、便利で、楽しく、キビキビ走る。シエンタは小さなかわいいボディに、みんなの「こうしたら・コレがあったら」という希望を詰め込んだクルマです。2003年のデビュー以来、改良を重ね、モデルチェンジもしましたが、コンセプトはキープ。なので、中古車でも新車でも間違いなく楽しいクルマです。



■ミニバンで7人乗り。小粋で楽しくユースフル



楽しさ便利さをギュギュと詰め込んだシエンタ。進化の歴史


シエンタが発売されたのは2003年9月です。スペイン語の「7」“siete”と英語の「楽しませる」“entertain”の造語から、シエンタとネーミングされました。


初代シエンタの最大の特徴は、全長4,100mm×全幅1,695 mm×全高1,670 mm(FF)/1,680 mm(4WD)のサイズで、3列シート7人乗りができることです。


2-3-2席のシート配列で、2列目シートには乗り降りが楽になるウォークインモードもありますし、低床でフラットなフロアは、シートアレンジで広いラゲッジスペースにもなるので、アウトドラギアを積むにも便利です。


ボディはミニバントップクラスのCD値0.30を達成。エンジンは2種類の1.5L直4ガソリンエンジンを設定。駆動方式は、FFとVフレックスフルタイム4WDで、トランスミッションはFFが無段階変速CVT、4WDが4ATでした。




■多様性がありカッコ良いトヨタ最小のミニバンに変身



楽しさ便利さをギュギュと詰め込んだシエンタ。進化の歴史


2015年7月に、フルモデルチェンジを敢行しました。角が丸い四角い箱型デザインだった初代から一新し、乗車空間は有効スペースを一杯に生かし、いっぽうでスポーティでアクティブなスタイリングになりました。


基本コンセプトは前作からしっかりキープし、トレッキングシューズのようにアウトドアでも街でも感じる使いやすさは、狙い通りです。 ボディサイズは全長が+135mmの4,235 mmに、全高はFFが+5mm、4WDが+15mmで1,675/1,695 mmになりましたが、全幅は1,695 mmで依然として5ナンバーサイズです。



楽しさ便利さをギュギュと詰め込んだシエンタ。進化の歴史


後席にいくほど高くなる乗員配置(シアターレイアウト)で、室内の見渡しが良く圧迫感も小さいのが特徴です。


2列目シートはニークリアランスが増え、3列目はシート幅を拡大。スライドドアの乗り込み高さを低くしつつ、実開口部を拡大するなど、コンパクトサイズを感じさせない広さや快適性です。7人乗りの他に6人乗りも追加されました。


また、新型の1.5L直4DOHCに加えて、1.5L直4DOHC+モーターのハイブリッド(FF)が加わりました。もちろん燃費など環境性能が向上。安全性も衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」をオプションで設定しています。


他にも、カジュアルでキャッチーなエアーイエローなど全8色のボディカラーに加え、フロントグリル、バンパーなどにアクセントを効かせる「FEX TONE」5色を選べば2トーンカラーになるという楽しみも増えています。かわいいデザインがさらに個性的に引き立ちますね。




■車中泊も可能な2列シートモデルが登場



楽しさ便利さをギュギュと詰め込んだシエンタ。進化の歴史


2018年9月のマイナーチェンジでは、車中泊も可能な2列シートの5人乗りが追加されました。2列目シートを倒すと最大荷室長2,065mmのフラットが空間になり、寝ることもできるし、26インチマウンテンバイク2台が積載できたりと、アクティブなアウトドアライフを楽しめます。


自転車などを積み込む際には、室内デッキサイドにあらかじめ9個のユーティリティホールが設けてあって、ここにオプションのフックやバーを取り付けられます。これは非常に便利。(バンなどに自転車やバイクを積んだことがある人はわかるでしょう。室内にタイダウンベルトなどを引っかける場所がある/ないでは大違いですからね) 安全機能も強化されました。


主な装備として、

■アクセル/ブレーキ踏み間違え時の静止物に対しての衝突回避機構インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)

■歩行者(昼間)検知機能を追加した「Toyota Safety Sense」

■上から見たような映像を表示するパノラミックビューモニター

などがります。


エクステリアはフロントバンパー/グリル、ヘッドランプ、リヤランプ、ホイールキャップのデザインを変更。フロントバンパー変更で全長は+35mmで4,260mmになりました。


パワースライドドア予約ロック機能、後席への荷物の置き忘れを通知する「リヤシートリマインダー(日本初採用)など、さらに便利で親切なクルマへロ進化しました。 人間、制限があると知恵が働くものです。


シエンタは5ナンバーサイズで、快適で、ユーティリティ性があって、少し高めのアイポイントで視界が良く、運転もしやすいクルマに仕上げています。どれを選ぶかは、乗車定員か、デザインというシンプルな理由で良いでしょう。


どの年代でも基本的に便利に良くできているので、中古車でも問題なしです。



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