個性をカラーで表現できるSUV5台

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個性をカラーで表現できるSUV5台

2020.11.22

SUVが人気、というよりもむしろ“SUVが乗用車のスタンダードになりつつある”というくらい巷にはSUVがあふれています。


特に人気の車種であれば、同じクルマを一日に何度も見かける、ということさえあるでしょう。


もちろん、さまざまな事情からクルマで目立ってしまうことを避けたい方にとって没個性はひとつの訴求ポイントでもあるわけですが、そのいっぽうで似たようなカタチが増えると個性を望むユーザーも生まれます。


そのことはメーカーもよくわかっていて、このところツートーンを採用するSUVが増えているのもそのひとつの例です。


ここでは、そんなボディカラーで個性を発揮できるSUVを紹介しましょう。



■ボディカラーにもトレンドはある?



個性をカラーで表現できるSUV5台


ファッションに敏感な方が、その年の流行色を意識してコーディネートするように、クルマのボディカラーにも流行があります。


ドイツに本社を置く総合化学メーカーBASF社は、社会情勢や技術革新、環境を考慮した『自動車のカラートレンド予測』を毎年発表しています。


2019-2020年は、欧州・中東・アフリカでは、「バイオレットメタリックのような珍しいカラー」、アジアでは「白みがかったメタリックシルバー」、北米では「角度によって色が変化して見えるカラー」といった予測を立てています。


このように自動車のボディカラーは、環境や社会情勢によっても変わることがひとつの特徴で、世界各国で開催されるモーターショーのコンセプトカーなどに反映されることになります。


とはいえ、日本では乗り換え際の値段(リセールバリュー)を考えたチョイス(白、黒、シルバーなど)が一般的で、目立つカラー、個性的なカラーは敬遠される傾向にあります。


それでもカタログにそういったカラーがラインアップされているということは、メーカーはある程度の販売を予測しているということでもあり、事実、ときおり珍しいボディカラーに遭遇してハッとさせられるなんてこともありますね。


塗装の技術も年々進歩していますので、感情に働きかける深みのあるカラーや、ツートーン、アクセントカラーを選んでみたり、とまるでファッションを楽しむようにボディカラーをチョイスできるようになっているのも、クルマを選ぶ楽しさのひとつ。


愛着を持ってクルマに乗るためにも、自分の好きな色や個性を発揮できる色を選びたいものです。



■日本では馴染みの薄い色をラインアップ/日産 エクストレイル



個性をカラーで表現できるSUV5台


日産 エクストレイルは、運転しやすくてガンガン使える道具感の強いミドルクラスのSUVです。


現行型は2013年登場の3代目で、都市部でも映えるモダンなスタイリングと、エントリーモデルが250万円を切るという手ごろ感のある価格設定がロングセラーの理由です。


また、これまでの約7年間におよぶ期間のなかで、日本では馴染みの薄いボディカラーがラインアップされてきたことも特徴で、たとえば2017年のマイナーチェンジは「ギャラクシーゴールド」が設定されました。


これは文字通り金色で、エクストレイルの力強さに高い質感を与える絶妙な色味となっています。


他にも「キャニオンブロンズ」「チタニウムカーキ」「オリーブグリーン」「プレミアムコロナオレンジ(現在はプレミアムホライズンオレンジに名称変更)」といったカラーも個性的。


オーテックバージョンには「カスピアンブルーメタリック」という専用色も用意されています。



■あのGT-Rと同色!?/日産 ジューク



個性をカラーで表現できるSUV5台


丸目のヘッドライトにボリュームたっぷりのフェンダー、クーペのようになだらかなルーフラインという個性あふれるスタイリングが特徴のジュークは、ボディカラーで個性をアピールしていました。


なかでも個性的だったのは、2013年に限定300台で販売されたプレミアムパーソナライズパッケージ(特別仕様車)に設定された「ミッドナイトパープルⅣ」。


これは見る角度や光によって赤紫や青紫に色が変化するという面白い色で、スカイラインGT-R(R34)で話題になった「ミッドナイトパープルⅢ」を再現したもの。


ジュークの躍動感あふれるボディデザインだと、より一層映えますね。


他にも「メローゴールド」「サンライトイエロー」に、ツートーンの「アズライトブルー×ブリリアントシルバー」「プレミアムサンフレアオレンジ×ダークメタルグレー」など、ジュークの個性をさらに際立たせるボディカラーが設定されていました。



■存在感を高める2トーン/トヨタ ライズ



個性をカラーで表現できるSUV5台


5ナンバーサイズのコンパクトボディで、使い勝手がよく、運転しやすいSUVとして大人気のトヨタ ライズは、その利点であるコンパクトさゆえに希薄になりがちなSUVとしての存在感を高めるカラーが、いくつか用意されています。


そのひとつが「ターコイズブルーマイカメタリック×ブラックマイカメタリック」のツートーンカラーです。


ボディは鮮やかで明るいブルー、ルーフ部分とA、Bピラーがブラックという非常にスタイリッシュなカラーリングで、存在感を高めています。


ほかにも「ブライトシルバーメタリック」と「シャイニングホワイトパール」にツートーンを設定したり、「マスタードイエローマイカメタリック」「ナチュラルベージュマイカメタリック」と個性的なカラーがラインアップされています。


ちなみに兄弟車のダイハツ ロッキーには「コンパーノレッド」という鮮やかな赤が専用色として設定され、ロッキーのイメージカラーにもなっています。



■ポップなツートーンで大人気/スズキ ハスラー



個性をカラーで表現できるSUV5台


スクエアなエクステリア(外装)に可愛らしい丸目のヘッドライト、台形ホイールアーチなどアイコニックなデザインで大人気のハスラーにも、ルーフが別色となるツートーンカラーが用意されています。


このツートーンカラーは、1950-60年代にジープを祖とするクロカンSUVが耐候性を高める目的のFRPルーフをかぶせていたスタイルがモチーフで、日本ではランクル40や日産 サファリ、近年ではFJクルーザーが採用。


ハスラーでは、軽規格の小さなボディに組み合わされたポップなカラーが車両の魅力を高めています。


代表的な「パッションオレンジ×ホワイト」にくわえ、「サマーブルーメタリック×ホワイト」「チアフルピンクメタリック×ホワイト」「ムーンライトバイオレットパールメタリック×ホワイト」、ブラックルーフの「ポジティブグリーンメタリック×ブラック」のほか、特別仕様車のワンダラーには、「シフォンアイボリーメタリック×ウッディブラウン」や「パッションオレンジ×ウッディブラウン」といった、ちょっとレトロなカラーリングも設定されました。



■デザインを活かすためのボディカラー/マツダ CX-5



個性をカラーで表現できるSUV5台


マツダのSUV人気は、スカイアクティブテクノロジーによる基本性能の高さもさることながら、魂動デザインによるスタイリングによるところも大です。


そのこだわりぬいたデザインの魅力を引き出しているのが、ボディカラーです。


イメージカラーの「ソウルレッドクリスタルメタリック」は、光が反射して見えるハイライト部分と、光が反射せず影になっているシェード部分の深みを際立たせることにより、魂動デザインによる造形美を高めています。


さらに、樹脂特有のしっとりとした滑らかな艶感と金属の硬質感を融合させた、独特の色合いを持つ「ポリメタルグレーメタリック」や、リアルな金属感を表現した「マシーングレープレミアムメタリック」、明るいシルバーカラーの「ソニックシルバーメタリック」と、人気のシルバー/グレー系だけで3色用意されている点にもマツダのこだわりが感じられますね。


各自動車メーカーのデザイナーは、モデルの個性をさらに際立たせるためにカラーを設定しています。


都会で映えるボディカラー、アウトドアレジャーに持っていきたいカラー、ファッションやライフスタイルに合わせたいカラーなど、愛車を使うシュチエーションや自分の好みに合わせて選べば、アナタのSUVライフより充実したものになるでしょう。



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