ミドルサイズSUV、人気中古車7選
2020.11.14
SUV人気が高まるにつれて、市場では家族のファーストカーとしてSUVを選ぶ方が増えています。
室内空間の広さではミニバンにおよばないものの、ミドルクラスSUVともなれば快適性は前後シートとも十分で、くわえて長距離ドライブでも疲れにくい乗り心地やハンドリング、ちょっとした悪路にはものともしない車高、広い荷室と荷室といった数々のポイントが魅力となっています。
ここでは、そんな家族にもおすすめの人気ミドルサイズSUVをピックアップしてみました。
■ランクル譲りの高性能。トヨタ ランドクルーザープラド
トヨタ ランドクルーザープラドは、兄貴分のランドクルーザー譲りの高い悪路走破性、日本の道路事情でも使いやすいサイズ、3列シート7人乗り、ランクルには設定のないディーゼルモデルも選べるのが魅力の本格クロカンSUVです。
伝統のラダーフレーム構造は堅牢さと耐久性がウリで、モノコックフレームが主流の現在では“贅沢”な仕様と言えるでしょう。
もちろん最新のテクノロジーの搭載により快適性と走破性のバランスを高い次元で両立されており、オンロードでのハンドリングも申しぶんありません。
都市部でも大自然でも映えるダイナミックなスタイリングや存在感、それでいて取り回しの良さも備えているなど、決して趣味性の高いコアなモデルではありません。
中古車市場価格は高値安定傾向ですが、それはウラを返せばリセールバリューが高いということ。
そんなことも人気の理由です。
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※価格は支払総額
■いまやSUVの定番モデル。トヨタ ハリアー(3代目)
2020年6月に新型が登場したことで、中古車価格がこなれてきた先代のトヨタ ハリアー(3代目)。
新型に受け継がれたクーペのように流麗なデザインは、スタイリッシュで誰が見ても素直に「カッコいいクルマ」と呼べるもの。
また高級クロスオーバーというジャンルを牽引してきたモデルなだけに、インテリアの精緻な作り込みは所有欲を存分に満たしてくれる仕上がりです。
もちろん、SUVとしての使い勝手の良さや最新の予防安全装備が充実しているのもポイント。
経済性とパワフルな走りを両立させたハイブリッドモデルも設定されており、滑らかな加速感と静粛性にこだわりたい方にはこちらがオススメです。
■選べる豊富なバリエーション。日産 エクストレイル
日産 エクストレイルは「ガンガン使い倒せるタフギア」がコンセプトの人気ミドルクラスSUVです。
ガソリンとハイブリッドから選べるパワートレイン、4WDと2WDが設定された駆動方式、室内も2列シート5人乗りと3列シート7人乗りなどにくわえ、オーテックやニスモといった特別仕様車や豊富なボディカラーなど、、
多様なユーザーニーズに答えるバリエーションが揃っていることも人気の要因です。
バランスが良くスタイリッシュな外観は、長く所有しても飽きがきにくく、加えて“防水ラゲッジボード”や防水仕様のシートなど、アウトドアレジャーで使える装備が充実しているのもポイントです。
おすすめは、話題の「プロパイロット」が採用された2017年のマイナーチェンジ以降モデルです。
■美しいデザインと新技術。マツダ CX-5
マツダ CX-5は、新世代技術のスカイアクティブテクノロジーを全面採用したモデルとして2012年にデビュー。
現行型は2017年にモデルチェンジを受けた2代目です。
魂動(こどう)デザインによる生命感あふれるエクステリアと、機能的で質感の高いインテリア、ベーシックグレードでも充実している先進安全装備、環境性能にすぐれたクリーンディーゼルエンジン。
くわえて、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで、横方向と前後方向のG(加速度)を統合的にコントロールする新世代車両運動制御技術のひとつである“G-ベクタリングコントロール”など、全方位的に優れたミドルクラスSUVです。
美しいエクステリアデザインだけでも食指が動かされるという方は多いと思いますが、最新メカニズムによる優れたドライバビリティもぜひ味わって欲しいポイントです。
■走りは折り紙付き。スバル フォレスター
古くはレオーネの時代までさかのぼることができる、スバルのクロスオーバーSUVのミドルクラスカテゴリーを担うのがフォレスターです。
初代は1997年のデビューで現行モデルは5代目と、もはや熟成の域にあるフォレスターは、スバル独自の水平対向エンジン+4WDによる “シンメトリカルAWD”のメリットを生かし、オンロードにおいても高いハンドリング性能を楽しめるのも魅力です。
4輪の駆動力やブレーキなどを統合的にコントロールすることで悪路からのスムーズな脱出をアシストするX-MODEなど、オフロードでも頼もしい走りを実現させてくれるメカニズムや、予防安全性能にこだわるスバルならではの先進安全機能も満載で、どんな走行シーンでも家族が安心してドライブできる、そんな存在になってくれるでしょう。
■最新技術で進化した。トヨタ RAV4
2019年4月、日本市場に帰ってきたミドルクラスSUVがトヨタ RAV4です。
新型となったRAV4は、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)に基づく新しいプラットフォームに加え、4WDモデルにはブレーキやステアリングなどを統合的に制御するAIM(AWD・インテグレーテッド・マネジメント)が採用されており、四輪駆動車の「曲がらない」や「燃費が悪い」といったネガ要素を払拭する新技術が搭載されています。
これらにより悪路での安定した走りだけでなく、オンロードでも“曲がる”気持ちの良い走りを実現させました。
かつての、背の高い4WD車のイメージで乗ると、走りの良さにきっと驚くことでしょう。
■高級ミドルクラスSUVといえばこれ。レクサス RX
RXは、高級ブランドであるレクサスのコアとなるモデルという位置付けで開発されたミドルクラスSUVです。
レクサスモデルの象徴でもあるスピンドルグリルに、流麗なクーペシルエット、絶妙な角度で配置されたグリルフレームやヘッドライト、各LEDランプなど、アグレッシブとエレガンスを融合させたラグジュアリーなデザインはRXの個性でもあり、人々の視線を奪うほどの存在感を放ちます。
デザイン、メカニズム、装備など総合的に完成度の高いRXは、いま購入しても十分満足のいくモデルであることは間違いないのですが、現行型は2015年発売で、そろそろ新型の登場が噂されています。
気になる方は発表を待ったほうが良いかもしれません。
ファミリーユースでも、大人のファーストカーとして使えるミドルサイズSUV。
紹介したほかにも、ホンダCR-Vや7人乗り専用のマツダ CX-8、PHEVも用意される三菱 アウトランダーなど、ライバルひしめき合う激戦区です。
ぜひお気に入りの1台を探してみてください!