ジープのラインナップを上から下まで紹介
2020.04.04
ラングラーに代表されるジープは、本格クロスカントリーイメージの強いクライスラーのブランドです。
現在は、戦略としてフィアットとプラットフォームを共有するなど、クロスオーバーモデルも多くラインアップしています。
そんなジープブランドの日本で買えるラインアップを紹介します。
■都市向けのコンパクトSUV:レネゲード、コンパス
ジープブランドのなかで、もっともコンパクトな都市型クロスオーバーSUVがレネゲードです。
丸目のヘッドライトとボクシーなフォルムといった、ジープの伝統的なデザインを取り入れながら都市型クロスオーバーSUVとして、使いやすいサイズ感の1台です。
全長4,255mm×全幅1,805mm×全高1,695mm(トレイルホークのみ全高1,725㎜)にホイールベース2,570mmというコンパクトボディに、1.3L 直列4気筒マルチエアターボエンジンを搭載。
最大トルク270Nm(27.5kgm)/1,850rpmは共通ながら、最高出力は、FFモデルのロンジチュードとリミテッドが111kW(151PS)/5,500rpm、4WDモデルのトレイルホークが132kW(179PS)/5,750rpmとスペックが異なります。
組み合わされるトランスミッションは、FFが6速DCT、4WDが9速ATで、FF車のWLTCモード燃費は14.3㎞/L。4WDモデルには、5つのモード切り替えを持つセレクテレインシステムを備え、オンデマンド式の4WDシステムながら悪路走破性を高めています。
都市でもアウトドアでもシーンを選ばずに使えるレネゲードの車両本体価格は299万円〜。
300万円を切った価格設定も魅力です。
もうひとつのコンパクトSUV、コンパスは、全長4,400mm×全幅1,810mm×全高1,640mm、ホイールベース2,635mmというボディに、グランドチェロキーの血筋を受け継ぐモダンなデザインが施されています。
レネゲードよりもひとまわり大きなボディにより、リアシートでも快適な居住空間を確保しました。
パワートレインには、FF,4WDモデルともに、2.4L 直列4気筒マルチエア2を搭載し、トランスミッションはFF車のスポーツとロンジチュードが6速AT、4WDのリミテッドに9速ATが組み合わされています。
セレクテレインシステム(リミテッドに標準装備)による高い走行性能と、約70点のセーフティおよびセキュリティシステムを備えたコンパスの車両本体価格は329万円〜。
初めてのジープという方ににもおすすめのモデルです。
PRこの記事に関連するクルマ
ジープ・グランドチェロキー
リミテッド
175.8 万円
DATE
ジープ・グランドチェロキー
オーバーランド サミット
170.0 万円
DATE
ジープ・グランドチェロキー
サミット
349.4 万円
DATE
ジープ・グランドチェロキー
ラレード
249.2 万円
DATE
ジープ・グランドチェロキー
サミット
445.3 万円
DATE
ジープ・グランドチェロキー
アルティテュード
289.4 万円
ジープ・グランドチェロキー
ラレード
249.2 万円
ジープ・グランドチェロキー
アルティテュード
209.2 万円
ジープ・グランドチェロキー
リミテッド
327.3 万円
DATE
ジープ・チェロキー
トレイルホーク
187.4 万円
※価格は支払総額
■中核を担うミドルサイズSUV:チェロキー
ラインナップの中で高い実用性を持つミドルサイズSUVが、チェロキーです。
全長4,665mm×全幅1,860-1,905mm×全高1,700〜1,740mmのボディに、ホイールベースは2,700〜2,720mm。
パワートレインは、最廉価のロンジチュードが2.4Lのマルチエア2、リミテッドとトレイルホークには新しい2.0Lターボエンジンを搭載。
それぞれに組み合わされるトランスミッションは9速ATで、駆動方式は全車4WDとなっています。
スポーティな印象のエクステリアながら、7スロットグリルや台形ホイールアーチなど、ジープ伝統のモチーフを取り入れるとともに、LEDヘッドライト、ハンズフリーパワーゲートを採用。
さらに前面衝突警報やブラインドスポットモニター、車線逸脱警報など、安全装備も充実しています。
車両本体価格は、449万円〜。
■軍用車の面影を残す本格クロカン:ラングラー
軍用車の面影を色濃く残すモデルがラングラーです。
ロングノーズのボンネットに角張ったキャビンという、古きよきオフロードスタイルのエクステリアは、無骨で味のあるデザインです。
ボディサイズは、日本では標準タイプとなるアンリミテッド系が全長4,870mm×全幅1,895mm×全高1,840-1850㎜で、ホイールベース3,010mm。スポーツは、2,460mmというショートホイールベースモデルで、ボディサイズも全長4,320mm×全幅1,895mm×全高1,825㎜となっています。
パワートレインは、3.6L V6エンジンがメインで、アンリミテッド サハラにのみ新型の2.0Lターボを用意。
組み合わされるトランスミッションは、全車8速AT。
駆動方式は、4WDとなります。
オフロードでの優れた走破性能を実現するボディは、取り外しができるフリーダムトップを備えており、ルーフ全開のオープンエアも楽しめます。
車両本体価格は、490万円〜。
■フラッグシップモデル、グランドチェロキー
シープブランドのフラッグシップモデルとして君臨するのが、グランドチェロキーです。
力強い走破性と卓越した快適性を兼ね備え、市街地でも自然でも、あらゆるシーンにおいて極上のドライビングが楽しめます。
ボディサイズは、全長4,835-4,880mm×全幅1,935mm-1,985mm×全高1,800mm-1,825mm、ホイールベース2,915mmというもの。
パワートレインは、3.6LのV6エンジンが基本で、ハイパフォーマンスモデルのSRT8のみ6.4LのV8OHVエンジンが搭載されます。
組み合わされるトランスミッションは、全車8速AT。
駆動方式も全車フルタイム4WDですが、SRT8を除くグレードには副変速が備わっています。
フラッグシップモデルにふさわしく、力強さを湛えながらも、ラグジュアリーな印象に仕立て上げられたエクステリアと、上質な印象を高めるインテリアの装備の数々は、グランドチェロキーだけの特権です。
車両本体価格は524万円〜となっています。
ラングラーの存在が、無骨なイメージを強めているジープブランドですが、ラインアップのなかには、オフロードよりもオンロードが似合うモデルも存在します。
それでいて悪路走破性能は、すべてブランドイメージを損なわないレベルでまとめ挙げられています。
国産や欧州以外の選択肢として、ジープブランドのSUVを検討してみてはいかがでしょうか?