エスティマは居住性で選ぶなら7人乗り、利便性で選ぶなら8人乗りがおすすめ
2019.02.24
7人乗りと8人乗りが、カタログに用意されているエスティマ。7人乗りは、セカンドシートがキャプテンシート、8人乗りは6:4分割シートといった違いがあります。
それぞれにどういった特長があるのでしょうか?シートを中心に、インテリアや居住性を紹介していきます。
※2019年2月時点に販売しているモデルについて紹介しています。画像はトヨタ エスティマ アエラス プレミアムです。
フロントシートの特長
エスティマの運転席は、すべて前後シートスライド・リクライニング・シート上下・チルトアジャスターの付いた8ウェイマルチアジャスタブルシートです。
ただし、ハイブリッドモデルおよびガソリン車のアエラス プレミアム系が電動、それ以外は手動という違いあります。
ステアリングには、チルトとテレスコピックが装備され、さまざまな体格のドライバーが最適なポジションを取れるよう配慮されています。
シート素材、フロントドアのアームレストは、グレードごとに異なり、アエラス プレミアム-Gがヌバック調のブランノーブ+合成皮革と木目調アームレスト、アエラス スマートが合成皮革と幾何学柄のピアノブラック、アエラス プレミアムがファブリック(トリコット)+合成皮革と高輝度シルバー、アエラスがファブリック(トリコット)とカーボンパターンとなっています。
シートヒーター(快適温熱シート)は、エアラス プレミアム−Gとアエラス スマートの運転席と助手席に標準装備。
ヒーターの温度分布の最適化により、肩や腰、脚部に心地よい温もりをもたらします。Hi-Loの切り替えもできるため、冬季だけでなく冷房中の肩や腰を部分的に暖めることも可能です。
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※価格は支払総額
セカンドシートの特長
7人乗りのキャプテンシートは、最大で800mmの超ロングスライドが可能です。
両サイドにアームレスト備えるシートのリクライニングと、一体型オットマンを使えば、自宅のリビングのようにくつろぐことができます。
この場合は4名乗車となりますが、左右セカンドシードを前後にずらしサードシート片側を格納することで、5人乗車が可能になります。
上記以外に、2列目と3列目のシートバックを倒したセカンドシートサードシートフラットモード、前席と2列目のシートバックを倒したフロントシートセカンドシートフラットモード、荷室を最大にするフラットラゲージモードがあります。
一方8人乗りは、セカンドシートの6:4分割チップアップシートをたたむことで、7人乗りよりも広いラゲッジスペースを作り出すことができます。
7人乗り同様、セカンドシートサードシートフラットモード、フロントシートセカンドシートフラットモード、フラットラゲージモードも使えます。
サードシートの特長
サードシートは、6:4分割式で、左右別々に床下に格納可能で、シートを格納するとフラットで使いやすいスペースが現れ、大型の荷物も楽に積むことが出来ます。
格納方法は通常手動式ですが、ガソリン車のアエラス プレミアム−Gとアエラス スマートはオプションながら電動格納タイプが用意されるほか、ハイブリッドのアエラス プレミアム−Gに標準装備となります。
UVカットガラスやサンルーフなど装備も充実
エスティマには以下の快適装備がグレード別に設定されます。
まず紫外線を約99%カットする紫外線(UV)カットガラスを、アエラス プレミアム−Gとアエラス スマートのすべての窓に採用しています。
これにより、乗員はどこに乗車しても日焼けの原因となる紫外線が遮断されます。
また、フロントの撥水機能付きグリーンガラスには高遮音性&IRカット機能付きガラスを採用。遮音と同時に赤外線(IR)を遮断して断熱性を高めています。
ちなみに、アエラス プレミアムとアエラスは、リアドアおよびリアクォーターが通常のUVカットプライバシーガラスになります。
室内の開放感と換気に役立つ大型ムーンルーフ&サンシェードは、アエラス プレミアムとアエラスにオプションで装着できます。
フロント側は手動でルームの開閉が可能で、リヤ側は電動でサンシェードの開閉が可能です。
エアコンは、左右独立温度コントロールフロントオートエアコンで、アエラス プレミアム−Gとアエラス スマートにはリヤオートエアコンも装備。
またアエラス プレミアム−Gとアエラス スマートには、弱酸性のイオンを放出し、室内の空気環境を最適に整えるナノイーが標準装備されます。
大人数乗車や多くの荷物を積む場合は8人乗りモデル、7人乗れれば十分でセカンドシートをより快適に使用するのであれば、7人乗りモデルをおススメします。最大800mmのスライド量を持つ7人乗りのキャプテンシートは、ちょっとしたリムジン顔負けの快適さです。