エスティマとオデッセイのスペックの違いは!?
2018.12.29
エスティマとオデッセイのスペックの違いは
どちらも1990年代から現在に至るまで、20年以上に渡って、国内のミニバンクラスを牽引してきたトヨタ エスティマとホンダ オデッセイ。
来年にはモデルチェンジの噂もある2台ですが、中古市場ではいまだ人気ランキングの上位。ここでは、そんなエスティマのエスティマ アエラス プレミアムと、オデッセイ アブソルートを比較します。
※2018年12月時点で販売されているモデルについて解説しています。
PRこの記事に関連するクルマ
※価格は支払総額
ボディスペックを比較
■エスティマ アエラス プレミアム (7人乗り:2WD)
全長×全幅×全高:4,820mm×1,810mm×1,745mm
ホイールベース:2,950mm
車両重量:1,770kg
乗車定員:7名
タイヤ:225/50R18
サスペンション:(前)ストラット式/(後)トーションビーム式
■オデッセイ アブソルート ホンダ センシング(7人乗り:2WD)
全長×全幅×全高:4,840mm×1,820mm×1,685mm
ホイールベース:2,900mm
車両重量:1,810kg
乗車定員:7名
タイヤ:215/55R17
サスペンション:(前)ストラット式/(後)トーションビーム式
エスティマとオデッセイのボディスペックを比較すると、ボディサイズは全高に差があるものの、他はほぼ同じ。重量は40kgほど違いますが、子供1人分の差なので、走りや燃費について、それほど影響はないでしょう。
エンジンのスペック比較
■エスティマ アエラス プレミアム 7人乗り(2WD)
エンジン:直列4気筒 DOHC
総排気量: 2,362cc
最高出力:125kW(170ps)/6,000rpm
最大トルク:224Nm(22.8kgf・m)/4,000rpm
JC08モード燃費:11.4km/L
トランスミッション:Super CVT-i
駆動方式:2WD 前輪駆動
■オデッセイ アブソルート ホンダ センシング 7人乗り(2WD)
エンジン:直列4気筒 DOHC
総排気量: 2,356cc
最高出力:140kW(190ps)/6,400rpm
最大トルク:237Nm(24.2kgf・m)/4,000rpm
JC08モード燃費:13.6km/L
トランスミッション:CVT
駆動方式:2WD 前輪駆動
エスティマのVVT-i(連続可変バルブタイミング機構)付き2.4L自然吸気エンジンは、トヨタが長年熟成させてきたもので、実用域での扱いやすさとスムーズな加速がポイントです。
組み合わされる7速スポーツシーケンシャルシフトマチックは、シフトポジションをMに入れることで、マニュアル感覚でシフトチェンジが楽しめます。
オデッセイのエンジンは、同じ2.4Lながら燃料をシリンダー内に直接噴射する直噴式で、連続可変バルブタイミング機構であるi-VTECも備えます。
最高出力、最大トルクでエスティマの2.4Lを上回るスペックで、車両重量の重さを相殺しています。くわえて、燃費性能も2km/Lほど優れます。ことエンジンスペックに関しては、オデッセイのほうに分があると言っても差し支えないでしょう。
主な先進安全装備&運転支援装備
現在トヨタの安全装備として注目されているのが「トヨタ・セーフティ・センス」です。エスティマにも当然以下の内容で装備され、また付帯機能として、先行車発進告知機能が装備されています。
・プリクラッシュセーフティ
・レーンディパーチャーアラート
・オートマチックハイビーム
トヨタの先進安全装備は、レーザーレーダーと単眼カメラで構成されるもので、先行車両を検知します。
一方、ホンダのシステムは、オデッセイ アブソルートには、ホンダ センシングが標準で装備され、ミリ波レーダーと単眼カメラという組み合わせで、先行車両はもちろん歩行者も検知。この違いが、それぞれの装備の差に現れています。
・衝突軽減ブレーキ (CMBS)
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・LKAS
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
それぞれ独自の路線で進化を遂げてきた2台ですが、エスティマはデビュー年度が古いため、 先進安全装備に違いがあります。先進安全性能で選ぶなら、オデッセイがおすすめです。
PRみんながチェックしているクルマ
※価格は支払総額