エクストレイルのおすすめモデルは?
2021.03.30
2013年12月に登場した現行型エクストレイルは、すでにデビューから7年が経過したロングセラーモデルです。
その間、内外装デザインの変更をともなうマイナーチェンジや仕様変更、安全運転支援機能などの強化や特別仕様車の追加など、毎年のようにリファインが加えられてきました。
そこで今回は、エクストレイルのモデルの変遷をたどり、それぞれの年式にどんな特徴があるのかを解説。
中古車での狙い目モデルを解説しましょう。
■2013年12月デビュー
3代目エクストレイルは、2013年12月に発売されました。
初代、2代目で評判の良かった防水シートや防水ラゲッジ、フロアといったアウトドアシーンで役立つ機能をしっかりと継承しつつ、スタイリングはそれまでのギア感をともなうやや無骨な印象から、都市部でも映えるスタイリッシュなデザインに生まれ変わったことがトピックです。
ボディサイズは、全長4,640mm×全幅1,820mm×全高1,715mm。
日本の道路事情でも扱いやすいサイズながら、2列シート5人乗り、3列シート7人乗りというラインアップ。
パワートレインにクリーンディーゼルは用意されず、3代目ではC26型セレナと同じ2.0L直噴エンジンMR20DD型のみ、トランスミッションはCVTのみ。
駆動方式は2WD(FF)と4WDで、4WDシステムには先代から好評の電子制御4WDシステム「ALL MODE 4×4-i」を採用。
オン/オフ問わず安定した走りを楽しむことができます。
また世界初の機能として、車輪の速度を検知して車体の上下の動きを予測し、エンジン出力やブレーキの制御を行うことで姿勢変化や振動を抑制する「アクティブライドコントロール」や、コーナリングやブレーキング時にエンジンブレーキを付加することでブレーキペダルの操作負担を軽減する「アクティブエンジンブレーキ」を採用。
快適装備としては、インテリジェントキー、パワーバックドアといったSUVにいまや必須とも言える装備が用意されました。
衝突被害軽減ブレーキ、踏み間違い防止アシスト、車線逸脱警報、侵入禁止標識検知がセットになった「エマージェンシーブレーキパッケージ」はオプション設定でした。
オーテックのエクストリーマー Xも、同時に発売されていました。
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■最初の節目は2015年
2015年になると商品力アップのために、さまざまなブラッシュアップが施されました。
まず1月にエクストリーマーXの特別装備に、フロントグリル、アンダーカバーやフォグランプフィニッシャー、17インチアルミホイールなど外装装備の数々をダークメタリック/ダーククロム化したモデル「20X ブラック エクストリーマーX」が発売されました。
5月には、MR20DD型エンジンを改良し、コンパクトなリチウムイオンバッテリーとモーターを搭載したパラレル方式のハイブリッドモデルが登場。
こちらは2列シート5名乗車のみのラインアップですが、駆動方式は4WDを基本に、20Xのみ2WDも用意されました。
つづく7月にはオーテック扱いのカスタムカー「モード・プレミア」を追加。
専用デザインのフロントバンパーやフォグランプ、デュアルエキゾーストマフラー、18インチアルミホイール、本革シートを含めた上質なインテリア、LEDヘッドランプを装備し、高級感を高めたモデルでした。
さらに12月には一部仕様向上が行われ、ラインアップの基本をエマージェンシーブレーキパッケージに変更。
これにより、2WD車も含めて全車エマージェンシーブレーキが標準装備化されています。
加えてガソリン車全車に暖房の効きを早めるPTC素子ヒーターを標準装備。
20X エマージェンシーブレーキパッケージをベースに、LEDヘッドランプやMOD機能付アラウンドビューモニター、インテリジェントパーキングアシスト、NissanConnectナビ、リモコンオートバックドアなど装備を充実させた特別仕様車「20Xt エマージェンシーブレーキパッケージ」も設定されました。
2016年8月にはオーテックジャパンの創立30周年を記念し、特別仕様車「モード・プレミア AUTECH 30th Anniversary」を発売。
11月には新しいデザインの18インチアルミホイールを装備した「20Xtt エマージェンシーブレーキパッケージ」を設定しました。
■初のマイナーチェンジは2017年6月
エクステリアのVモーションシェイプを拡大し、ヘッドランプとリアコンビネーションランプはブラックのハウジングに変更、アンテナもシャークフィンタイプになり、先進的で引き締まった印象になりました。
インテリアも、インパネにしなやかな翼のような広がりを表現した「グライディングウィング」を採用し、ステアリングのデザインも変更となりました。
また高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」を採用。
さらに安全装備に関しては、駐車支援システム「インテリジェント パーキングアシスト」の性能向上、アラウンドビューモニターの性能向上、インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)やRCTA(後退時車両検知警報)、ハイビームアシストなどを新たに設定しています。
その他細かいところでは、オートバックドアがリアバンパーの下へのキック動作でロック解除と開閉が可能となりました(それまではバックドアハンドル付近に手やモノをかざす動作)。
同年12月には20Xと20X HYBRIDをベースに、プロパイロットやインテリジェントアラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラー、ハイビームアシスト、電動パーキングブレーキ、インテリジェントLI、BSW、RCTAなど充実した装備の特別仕様車「20Xi」、「20Xi HYBRID」を発売しました。
■2019年1月に安全性能を向上
ハイビームアシストと「日産オリジナルナビ取付パッケージ」を全車標準装備としたほか、「踏み間違い防止アシスト」に前進時歩行者検知機能を追加。
20Sと20S HYBRIDを除くグレードのヘッドランプがLED化となりました。
オーテックジャパン扱いのモデルは、「モード・プレミア」が廃止され、「AUTECH」をリリース。
こちらは19インチアルミホイールをはじめ、フロントバンパーの下部やリアバンパーフィニッシャーにメタル調フィニッシュ、デュアルエキゾーストマフラーの採用や、専用色の「カスピアンブルーメタリック」(オプションカラー)を設定。
内装にもブルーステッチ入り本革巻き3本スポークステアリングを採用するなど、エクストレイルの機能性を強調しながらもプレミアム感のある仕様でした。
■2020年モデルでは、ミリ波レーダーを追加
安全性能に関して、新たにミリ波レーダーを採用することで機能を向上させています。
これにともない、インテリジェントエマージェンシーブレーキは夜間時の性能が向上するとともに、プロパイロットの性能も向上しています。
また「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」を全車標準装備とし、大幅に安全性能が進化しました。
10月には、20Xi系のフロントグリル、前後バンパー下部、ドアロアモール、バックドアフィニッシャーをダーククローム化。
アルミホイールもダークカラーとし、インテリアは運転席、助手席にパワーシートを標準装備するとともに「エクストロニック マニュアルモード付CVT」を全車標準装備とし、快適性とワインディングロードでの走行時における操作性を向上させました。
基本的なメカニズムはデビュー当時から変わっていないものの、やはり細かいデザインやボディカラー、装備や安全機能は年式によって違いがあります。
安く買いたいという方には2017年のマイナーチェンジ前モデルがおすすめですが、欲しいオプション装備が装着されているかどうかをよく確認しましょう。
いっぽう安全機能を優先させたいなら2020年1月以降のミリ波レーダー採用モデルがベスト。
予算的に厳しいなら2017年6月のマイナーチェンジ以降を狙うと良いでしょう。
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