アクティブ派が気になるミドルクラスSUV。エクストレイル×RAV4比較

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アクティブ派が気になるミドルクラスSUV。エクストレイル×RAV4比較

2021.03.22

アウトドアレジャーがお好きな方なら、暖かい季節になると身体がうずうずしてきますよね!


家族や仲間とワイワイ、アウトドアに出かけるなら、ミドルクラスSUVが最適。


なかでもアクティブ派のあなたにオススメしたいのが、日産 エクストレイルとトヨタ RAV4。


中古市場でも人気の2台を比較してみましょう。



■現在の国内ミドルクラスSUV中古マーケットの状況



アクティブ派が気になるミドルクラスSUV。エクストレイル×RAV4比較


2020年6月に、“元祖プレミアムSUV”として人気のハリアーがフルモデルチェンジとなり、もともと活況のミドルクラスSUVカテゴリーがさらに注目を集めるようになりました。


また海外ブランドの人気モデルが続々と投入されており、まさに戦国状態となっています。


中古車市場に目を向けてもミドルクラスSUVは人気で、トヨタ ヴァンガードや2代目エクストレイルといった10年選手から、最新のハリアーまで多種多様なモデルで溢れています。


とりわけ先代ハリアーとエクストレイルは人気を二分。


そこにあともうすぐ1回目の車検を迎える新型RAV4が加わり、まだしばらくはミドルクラスSUVカテゴリーから目が離せない状況が続きそうです。



■ロングセラー、エクストレイルの魅力



現行型エクストレイルは2013年末に発売されました。


“手ごろな価格で買える本格4WD””運転しやすくてガンガン使える機能”というコンセプトで日産の大人気SUVとなったエクストレイルですが、現行型も7年を経過し、熟成の域に達しています。


アクティブ派が気になるミドルクラスSUV。エクストレイル×RAV4比較


ボディサイズは、全長4,640mm×全幅1,820mm×全高1,715mm。


エクステリア(外観)は初代や2代目と比べて、都会の景色にもなじむコンサバなデザインに変更されましたが、それでも防水仕様のシートやラゲッジ、フロアなど、エクストレイルならではの機能性もきちんと備わっています。


さらに先代から定評のある4WDシステム「ALL MODE 4×4-i」もしっかり受け継ぎながら、世界初のシャシー制御技術「アクティブライドコントロール」や「アクティブエンジンブレーキ」、「コーナリングスタビリティアシスト」を新たに採用することにより、乗り心地や運転のしやすさを進化させています。


パワートレインは、当初2.0L 直4ガソリンNAのみでしたが、2015年には同エンジンベースのハイブリッドモデルを追加。


トランスミッションはマニュアルモード付CVTで、駆動方式は2WDと4WDが選べます。


2列シート5人乗りの他に3列シート7人乗りも選ぶことができます。


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安全装備に関しては、発売時から衝突被害軽減ブレーキをはじめ先進安全運転支援技術はオプション設定でしたが、2015年に衝突被害軽減ブレーキが全車標準装備となったことを皮切りに、2017年のマイナーチェンジで「インテリジェントパーキングアシスト」の性能向上や「プロパイロット」の採用、2019年には「踏み間違い衝突防止アシスト」に前進時歩行者検知機能を追加、2020年には新たにミリ波レーダーを採用し、衝突被害軽減ブレーキとプロパイロットの性能を向上と、ユーザーニーズに合わせ進化をとげています。


中古車相場は約90〜320万円、平均価格は約187万円です。



■TNGAプラットフォームで大進化、RAV4の魅力



現行型RAV4は2018年11月に発表、2019年4月に発売されました。


TNGAによるGA-Kプラットフォームを採用しています。


そもそもRAV4は乗用車タイプのクロスオーバーSUVの先がけとも言える存在ですが、5代目は力強さを感じさせるデザインで、同じプラットフォームを使うハリアーとはっきり棲み分けがなされています。


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面白いのは、走り応じて異なる2種類のデザインが用意されていることで、専用のバンパーやグリルの装着によりオフロード感の強いアドベンチャーと、都会的でやや落ち着いたGまたはXグレードという構成です。


ボディサイズは、全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,685mm(アドベンチャーは全長4,610mm×全幅1,865mm×全高1,690mm)。


エンジンは2.0L 直4ガソリンNAと、2.5Lのハイブリッドで、どちらも2WDと4WDがあり、ハイブリッドは電気式4WDの「E-Four」、さらに2020年にはPHV(プラグインハイブリッド)も追加されました。


ガソリンの4WDモデルは、G、Xグレードにダイナミックコントロール4WD、アドベンチャーにはダイナミックトルクベクタリング4WDと、それぞれ異なる4WDシステムが搭載さています。


アクティブ派が気になるミドルクラスSUV。エクストレイル×RAV4比較


安全装備に関しては、最新型のミリ波レーダー+単眼カメラ方式による衝突被害軽減ブレーキ、インテリジェントクリアランスソナー、レーントレーシングアシスト、全車速追従機能付レーダークルーズコントロールなどが全車標準装備となっています。



■中古車なら高年式のエクストレイルがおすすめ



まだ登場したばかりのRAV4の中古車相場は、約260〜400万円、平均価格は約330万円といったところです。


ブランニューのモデルですから中身は最新ですし程度の良い個体は多いものの、やはり中古価格は高値で推移しています。


中古車相場は圧倒的に安価なエクストレイルですが、RAV4の発表時期(2018年11月)に揃えると、約190〜320万円となり、その差は少なくなります。


アクティブ派が気になるミドルクラスSUV。エクストレイル×RAV4比較


そういったもろもろを考えると、新しいRAV4のほうが性能面やリセール面で有利な点はあるものの、熟成された感のある2017年マイナーチェンジ以降のエクストレイルであれば、装備面では決して見劣りしませんし、むしろ価格差を考えると、道具としてガンガン使い倒すアクティブなユーザーにとっては、非常にお得な買い物となるに違いありません。


またエクストレイルに設定される7人乗りモデルも、3列目を子供やエマージェンシー用と割り切って使うなら選択肢としてはアリですね。



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