どう変わった?アルファードのエクステリアの変化の歴史

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どう変わった?アルファードのエクステリアの変化の歴史

2019.07.30

どう変わった?アルファードのエクステリアの変化の歴史


アルファードは、トヨタが販売しているフラッグシップミニバンです。2002年の発売以来、高級感のある内外装や快適な室内空間などが特徴で、ラグジュアリー路線のミニバンとして人気があります。現行モデルは、その3代目にあたり、2015年にモデルチェンジを受けました。その間、アルファードエクステリアは、どんな変遷をたどってきたのでしょうか。



初代アルファードの外装


初代アルファードは2002年に登場しました。グランビアやレジアスなどを統合した最上級のミニバンにふさわしい豪華な印象のエクステリアは、それまでのミニバンイメージを大きく変えるものでした。


サイズは、全長4,800(4,845)mm×全幅1,805(1,830)mm×全高1,935mmで、同じプラットフォームを使うエスティマよりもひと回り大きなもの。乗車定員は、2/2/3の7人乗りと、2/3/3の8人乗りが設定されていました。


その造形は、ソリッドかつシャープな塊感で構成され、存在感のあるフロントグリルとボリュームのあるバンパーが、車両のたくましさを表現。フロントグリルは、Gグレードに全周にメッキを施し、横3段の開口部に立体的な格子を配した力強く豪華なもの、Vグレードにはボディ同色にメッキの格子を施した高級感のあるものとされました。


またフロントからサイド、リアへと抜けるルーフラインと、ホイールアーチの張り出しを強調したキャラクターライン、力強いアンダーボディによって、量感と質感を表現しています。


サイドビューで、Bピラーの台形形状が特徴で、この意匠は現行モデルまで受け継がれるアルファードのアイコン的デザインのひとつとなっています。


リヤビューは、ナンバースペースを中心に左右に広がる印象の、大きなリアコンビネーションランプを採用。後続車からの視認性は良好です。




2代目アルファードの外装


どう変わった?アルファードのエクステリアの変化の歴史


2代目アルファードは2008年に登場。サイズは、全長4,850(4,865)mm×全幅1,830(1,840)mm×全高1,890(1,915)mmと、若干のサイズアップ。全体的デザインは、シルエットこそキープコンセプトに見えますが、高級感を強めるべく、大きくブラッシュアップされていました。


高級感に上品と洗練を求めたエクステリアは、フロントグリルの押し出し感を強めると同時に、フロントピラーからバンパーへ抜けるV字型ラインが躍動的なフロントマスクを表現。切れ長の大型ヘッドランプと、フロントグリルで高級感を演出しています。


どう変わった?アルファードのエクステリアの変化の歴史


このV字型ラインはリアにも採用され、リアコンビネーションランプとあいまって立体感を表現。さらに厚みのあるバンパーが落ち着きと堂々としたたたずまいを表現しています。


テールゲートは大きめですがスペースが余ることなく上手くパーツが配置されており間延びしている感じはありません。



3代目アルファードの外装


どう変わった?アルファードのエクステリアの変化の歴史


現行型のアルファードは、2015年にデビュー。強さと豪華さに、エモーショナルをプラスしたエクステリアは、堂々かつ重厚な威勢の良さで、見るものに強いインパクトを与えます。


ボディサイズは、全長4,915(4,935)mm×全幅1,850mm×全高1,880(1,950)mmで、わずかながらサイズアップしています。


現行型の特徴は、なんと言ってもロアグリルと一体化し、縦方向に厚みを持たせた大型のフロントグリルです。このグリルにはメッキ加飾が施されるとともに、センター部の突き出しや階段形状の作り込みによって、アクのある高級感を獲得しました。


それとともにLED化によって可能となった切れ長デザインのヘッドランプが、フロントまわりに精悍な印象をプラスしています。


サイドは、ヘッドライトを起点として後方へ広がるショルダー部や、タイヤ周りを強調した抑揚のある分厚いアンダーボディに、ガラスエリアが勢いよく抜けたダイナミックなデザインが、上質な印象を高めています。


先代の形状を受け継いだテールランプは、サイドまで回り込んでいるのが特徴。デザイン的には面白みがありますね。視認性も良好です。


どう変わった?アルファードのエクステリアの変化の歴史


初代よりも2代目、2代目よりも3代目と、基本的なシルエットを大きく変えることなく、押し出し感や高級感をを強めているアルファードは、日本の最上級ミニバンとして、ふさわしいデザインをまとっています。もちろんそれにふさわしい動力性能やインテリアも装備。人気があるのも納得の出来栄えです。

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