これならなんでも載せられる!国内最大級のSUV、ランクルの荷室の広さをチェック!
2019.03.02
トヨタ ランドクルーザー
トヨタ ランドクルーザーは、フルサイズでラダーフレームを採用した本格的なSUVです。未開の地でも走行できる走破性と、十分な積載性は、アドベンチャーツアラーには不可欠な要素ですが、ランクルはどのくらいの荷物を積むことが出来るのか、また積み込みやすさについても紹介していきます。
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※価格は支払総額
クラウン ハイブリッドの2倍の荷室容量
荷室容量は、8人乗りフル乗車の場合、コンパクトハッチ程度の259L(VDA方式)ですが、サードシートを収納した5人乗車では701Lと、クラウン ハイブリッド(352L)のほぼ倍の容量を確保できます。
・8人乗りモデル 8人乗車時(通常時) 259L 5人乗車時(サードシート収納時) 701L 2人乗車時(サード&セカンドシート収納時) 1,267L
・5人乗りモデル/GX 5人乗車時(通常時) 909L 2人乗車時(セカンドシート収納時) 1,431L
サードシートは、跳ね上げ式で簡単に収納・固定が出来ますが、ZX系がスイッチを押すとワンタッチでスペースアップ状態となるセミパワー式、AX系は手動で収納を行なうマニュアル式という違いがあります。どちらの方式でも、ヘッドレストは中央席のみ外し、別に格納する必要があります。
ZXはオプションにパワーバックドアを用意
ZXにメーカーオプションで設定されるパワーバックドアは、スイッチひとつでバックドアを開閉できる機構です。オートクローズ作動中にドアハンドルのセンサーに触れるか、スマートキースイッチの操作だけでクローズ後の自動施錠もできる予約ロック機能も採用されています。
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6:4分割でスライド・タンブルが可能
8人乗りのセカンドシートは、6:4分割でスライド・タンブルが可能な分割可倒式ですが、シートバックに関しては4:2:4分割のリクライニング機能付き。ZXグレードのみパワースライド機構付きです。
一方、5人乗りのGXは、シートバック、スライド・タンブルともに6:4分割です。
シートバックの違いによるシートアレンジについて紹介します。
8人乗りでは、シートバックが4:2:4分割になるので、センター部分をアームレストとして使うことが可能です。同じ側のセカンド&サードシートを前倒しすれば、それぞれのシートバックを利用して、長尺物を水平に積載することもできるほか、サードシートをスペースアップ、セカンドシートを片側のみタンブルさせれば、3名乗車で多くの荷物を積むことが可能となります。
5人乗りのGXでは、6:4の分割のシートバックのためアームレスト機能がありません。しかし、サードシートが無いぶん、荷室容量が大きくなります。ちなみにセカンドシートは、8人乗り、5人乗りともに、90mmのスライドが可能です。
ZX、AXグレードはオプションでクールボックスを用意
悪路に強いランドクルーザーでも、いまや小物や飲み物の収納は欠かせません。センターに2段式コンソールボックス、フロントシートに2個セカンドシートに2個、サードシートに4個のカップホルダー、サングラスなど収納可能なオーバーヘッドコンソール、その他サードシートの両サイドに、クォータートリムラゲージ&ポケットが装備されます。
グレードによる違いはそれほどなく、ZX、AXグレードのみオプションでクールボックスが選択できます。メーカーオプションは購入後に装着はできないので注意が必要です。
サードシートを使用した状態の積載性は、それほど大きなものではありません。しかし、サードシートを跳ね上げた状態、また5人乗りモデルでは広大な荷室スペースが確保されています。特に5人乗りのGXグレードは、サードシートのぶん荷室容量も大きくなります。
荷物の積載量で、グレード選択を考えるのもいい方法かもしれないです。