【購入時の参考に】フォレスターのグレードごとの違いは?
2020.05.18
スバルのフラッグシップSUVとして人気の高いフォレスターは、オフロードからオンロードまであらゆる道を、自由に走行できるクルマです。
アーバンスタイルから、アクティブな顔まで、多方面に使用できるフォレスターのグレード別装備を、細かく解説していきます。
■全グレードの標準装備は?
エンジンに水平対向4気筒の2.5L DOHC直噴または2.0Lガソリン+モーターのe-BOXERが用意される以外は、リニアトロニックのトランスミッション、AWD、フロントにマクファーソンストラット、リアにダブルウィッシュボーンの前後サスなどが共通。
また室内長2,110mm(アドバンスのみ2,100mm)、室内幅1,545mm、室内高1,270mmと、520L(VDA法)のラゲッジルームも同様です。
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※価格は支払総額
■スタンダードモデル、ツーリング
すべてのベースとなるのが、ツーリングです。
おもな装備は、エクステリア(外装)にLEDハイ&ロービームヘッドライト(ステアリング連動)、フロントフォグランプ、リアフォグランプ(LED)、17インチアルミホイール、ヒーテッドドアミラー、ルーフスポイラー。
インテリア(内装)では、シート表皮にファブリック/トリコット+合成皮革、シートヒーター、運転席シートリフター(レバー式)、ワンタッチフォールディング機能付き6:4分割シート。
シルバーステッチのスタリングヒーター付き本革巻きステアリング&本革巻きセレクトレバーとシフトブーツ。
インパネまわりでは、マルチファンクションディスプレイ、マルチインフォメーションディスプレイ付きメーター(ツーリング用)、フルオートエアコンなどが標準装備です。
安全装備は、スバルの最新運転支援装置であるアイサイトVer.3。大型サンルーフとルーフレールはオプション設定です。
■上級装備を搭載した、プレミアム
ツーリングの上のグレードとなるプレミアムは、いくつかの装備が快適かつ高級感あるものになります。
エクステリアでは、アルミホイールが18インチとなり、フロントフォグランプはLEDに変更。
ドアミラーにはリバース連動、メモリー&オート格納機能が追加され、ウィンドウモールが光輝タイプに変わります。
インテリアは、運転席は8wayパワーシートとなり細かいポジション調整が可能になるほか、シート表皮はプレミアム用ファブリック/トリコット+合成皮革に変更。
シートヒーターは運転席&助手席が3段階温度調整タイプとなり、フルオートエアコンの意匠も2連ダイヤルタイプとなります。
またマルチインフォメーションディスプレイ付きメーターがプレミアム用となり、くわえてキーレスアクセス&プッシュスタート、パンチングメタル調インパネ加飾パネル、アルミパッド付きスポーツペダルなどが標準装備です。
アイサイトVer3にはアイサイトセイフティプラスが加わり、安全性も高められています。
■アクティブさを高めたモデル、Xブレイク
ツーリングをベースにして、アクセントカラーにレッドオレンジを採用して、アクティブなイメージを高めているのがXブレイクです。
ボディカラーは4色展開です。
エクステリアには、アクティブなイメージを強くするため、ピアノブラック加飾フロントグリル、フロント&リヤバンパーガード、レッドオレンジ加飾付きサイドクラッディング、ピアノブラック調リヤガーニッシュ、17インチアルミホイール&オールシーズンタイヤ、LEDフロントフォグランプ、ルーフレール、X-BREAKオーナメント(リヤ)を採用しています。
インテリアは、センタートレイ加飾、本革巻ステアリングホイール、ソフトパッドタイプフロアコンソール、本革巻きステアリングホイール、シフトブーツ、ベンチレーショングリル、シフトパネルなどにレッドオレンジステッチまたはレッドオレンジ加飾が施されます。
またマルチインフォメーションディスプレイ付メーターはXブレイク用、シートは撥水ファブリック+合成皮革のシートヒーター付き、撥水フロアカーゴフロアボード、LEDカーゴルームランプ、LEDリヤゲートランプと、アウトドア使用が楽しみになる装備が目白押しです。
安全装備は、アイサイトVer.3です。
■e-BOXER搭載、アドバンス
後発の追加グレードとして発表され、現在ではフォレスターの販売台数の半分以上を占めるのがアドバンスです。
ハイブリッドシステムである、e-BOXERを搭載します。
エクステリアは、ピアノブラック+メッキ加飾フロントグリル、メッキドアハンドル、シルバー加飾付きのフロント&リヤバンパーガードおよびサイドクラッディング、フロントLEDフォグランプ、e-BOXERオーナメント、光輝ウィンドウモールなどを採用。
ホイールは18インチアルミで、フロントブレーキには17インチ2ポッドベンチレーテッドディスクに変わります。
インテリアでは、アドバンス用マルチインフォメーションディスプレイ付メーター、シート表皮、シートヒーター、フルオートエアコン、運転席8wayパワーシート、パンチングメタル調インパネ加飾パネルなどがプレミアムと共通。
専用装備として、運転席シート自動後退機能が追加されています。
安全装備では、アイサイトVer3、アイサイトセイフティプラスに加えてドライバーモニタリングを採用し、予防安全技術に磨きがかかっています。
さまざまな用途や走行ステージを想定し、グレード体系を作り上げているフォレスターは、きっとあなたの使い方にピッタリの1台があるはずです。
使用シーンを想定しながら、最適の1台を選びだしていきましょう。