『7人乗りミニバン、2020年のおすすめ中古車』
2020.12.26
ファミリーカーとして大人気のミニバンの乗車定員は、6人、7人、8人乗りがあり、そのなかで一番人気は7人乗りと言われます。
なぜ7人乗りミニバンが人気なのでしょうか?
オススメのモデルをピックアップしながら、7人乗りが人気のヒミツを解き明かしていきます。
■ミニバンの人気は7人乗り
なぜ7人乗りのミニバンが人気なのでしょうか?
シート配列は、8人乗りが2−3−3で、7人乗りはほとんどが2−2−3というレイアウトになっており、7人乗りでは2列目シートがキャプテンシート(独立したシート)となり、室内はゆったりとした印象になります。
またシート自体も余裕のある設計で、見た目が豪華になるだけでなく、両サイドにはアームレスト(肘掛け)が設置されているので身体をしっかり固定することもでき、疲れが少なくてロングドライブもラクです。
最近の車種ではロングシートスライドが装備されていることも多く、リムジンに乗っているかのように足を伸ばしてリラックスすることも可能です。
さらに2列目シートを特に操作しなくても、シート間を通って3列目に移動する(ウォークスルー機能)ことができるのも便利です。
2列目シートがベンチシートになる8人乗りに比べて、7人乗りのキャプテンシートのほうが使い勝手がよく、豪華でかつ広々と使えるため、人気が高いようです。
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※価格は支払総額
■1.5Lクラスでおすすめのミニバン
・トヨタ シエンタ
コンパクトな5ナンバーサイズのボディに両側スライドドア、室内高1,280mmの開放感と優れたパッケージングで人気のトヨタ シエンタ。
1.5Lガソリンエンジンの他に、1.5Lハイブリッドモデルも設定され、WLTCモード燃費で22.8km/L(2WD)というミニバントップレベルの燃費性能も自慢です。
コンパクトサイズゆえに、2列目は豪華なキャプテンシートではないものの、3列目シートがダイブイン格納(2列目シートの下にもぐりこむ構造)できるため、使い勝手の非常に高いモデルと言えます。
■1.6-2.0Lクラスでおすすめのミニバン
・トヨタ ノア/ヴォクシー/エスクァイア
トヨタの人気ミドルクラスミニバンは、基本的な装備やパワートレインを共通としながらも、ファミリー志向の強いバランスの取れたノア、若々しく迫力のあるスタイリングが自慢のヴォクシー、上質でラグジュアリーな雰囲気のエスクァイアとそれぞれ違う個性の3兄弟をラインアップさせています。
エンジンは、2.0Lのガソリンと1.8Lのハイブリッドで、ガソリン車はそれぞれ2WDと4WDが選べます。
売れ筋モデルなだけに、LEDヘッドランプや先進安全運転支援機能が充実しているのもポイントです。
・日産 セレナ
トヨタミニバン3兄弟のライバルですが、また違った個性で高い人気を誇っています。
ラインアップは、2.0Lガソリン+モーターのスマートシンプルハイブリッドが8人乗り、1.2L発電用エンジン+駆動用モーターのe-POWERが7人乗りとなります。
e-POWERは100%モータードライブなので、なめらかに続く力強い加速とレスポンスの良さが自慢です。
ミニバンらしからぬスムースで気持ちの良い走りが楽しめます。
■2.0L以上クラスでおすすめのミニバン
・ホンダ オデッセイ
ホンダ独自の超低床プラットフォームによって生み出される独特のプロポーションが、スタイリッシュで存在感のあるスタイリングを生み出しているホンダ オデッセイ。
存在感と上質感を高めた現行型は、高級感あふれるインテリアによる居心地の良い空間が魅力です。
2列目キャプテンシートには、背もたれを倒すと連動して座面前部が持ち上がり、姿勢を優しくホールドするプレミアムクレードルシートがグレード別で設定されています。
2020年11月にはビッグマイナーチェンジが実施されたので、マイナー前モデルが中古車市場で狙い目となるでしょう。
・トヨタ アルファード/ヴェルファイア
高級ミニバンとして高い人気を誇るのが、アルヴェルことトヨタ アルファード/ヴェルファイアです。
会社の社用車や官公庁の公用車としても使用されるなど、快適かつ優雅に移動するなら最適な選択となるでしょう。
現行型は2015年に登場しましたが、2017年にマイナーチェンジが実施され、ガーニッシュ類の意匠やコンビネーションランプのデザイン、加飾類の色が変更され、高級感がさらに増しました。
最上級グレード、エグゼクティブラウンジは、上質な肌触りのプレミアムナッパ本革とともに、パワーオットマン、格納式テーブル、超ロングスライドなど、まるで飛行機のファーストクラスに乗っているかのようなシートを2列目に採用。
贅を尽くした空間となっています。
・三菱 デリカD:5
本格的なオフロード性能も備えたミニバンという、唯一無二の存在で人気の三菱 デリカD:5。
現行型は2007年に登場したロングセラーモデルですが、2019年2月に実施されたビッグマイナーチェンジで、三菱の新フロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用。
縦型LEDヘッドライトという大胆なフロントデザインやインテリアの刷新と合わせて、エンジンをクリーンディーゼルのみとするなど、モデルチェンジと言っても過言ではない進化を遂げました。
三菱得意の4WDシステムに、ミニバンとしての使い勝手や快適性を併せ持ったモデルですから、特にアウトドアレジャーを楽しみたいファミリーにとってはうってつけのモデルとなるでしょう。
・トヨタ エスティマ(最終型)
トヨタ エスティマは乗用車のようにスタイリッシュで精悍なスタイルが特徴で、他のミニバンとは違った個性を放つモデルです。
最終型は2006年に登場し、マイナーチェンジを実施しながら2019年10月まで販売され、ロングセラーモデルとなりました。
生産終了後も高い人気があり、中古車市場を賑わせています。
3列目シートは跳ね上げて格納するスタイルではなく、床下に収納するタイプで、7人乗り仕様の場合、3列目を格納した状態で2列目を最後尾までシートスライドさせることができる、スーパーリラックスモードが用意されています。
ミニバンにもさまざまな大きさがあり、普段どのくらいの乗車人数なのか、子供を乗せる機会が多いか、大人の多人数乗車が多いか、荷物をどのくらい載せるかによっても選ぶクラスが変わってきます。
それぞれの目的に応じたミニバン選びをしましょう。