『おしゃれコンパクトなSUV。C-HRとXV、使いやすいのはどっち?』

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『おしゃれコンパクトなSUV。C-HRとXV、使いやすいのはどっち?』

2020.12.18

巷では、スタイリッシュでおしゃれなコンパクトSUVが人気です。


その代表格が、トヨタ C-HRとホンダ ヴェゼル、それを追うのがスバルやマツダのコンパクトSUVです。


そのなかでもトヨタ C-HRとスバル XVは、大胆で個性的なデザインに上質感のある内装と、スバル伝統のパワートレインが生み出す高い運動性能という突出した魅力を持っているSUVとして、多くのファンを獲得しています。


『おしゃれコンパクトなSUV。C-HRとXV、使いやすいのはどっち?』


では、どちらが使いやすいのでしょうか?


かつては、使いやすさがデザインやメカニズムの犠牲になったクルマも多く存在していましたが、はたして両車の使い心地は?


ここでは室内空間やラゲッジスペースを中心に徹底チェックしました!


『おしゃれコンパクトなSUV。C-HRとXV、使いやすいのはどっち?』


■室内の広さは、スバル XV



『おしゃれコンパクトなSUV。C-HRとXV、使いやすいのはどっち?』


『おしゃれコンパクトなSUV。C-HRとXV、使いやすいのはどっち?』


トヨタ C-HRのボディサイズは、全長4,360mmx全幅1,795mmx全高1,550-1,565mmで、室内寸法は室内長1,800mm、室内幅1,455mm、室内高1,210mmです。


いっぽうスバル XVは、ボディサイズ全長4,485mm×全幅1,800mm×全高1,550mmで、室内長2,085mm、室内幅1,520mm、室内高1,200mmとなっています。


室内長で285mm、室内幅も65mmほどXVのほうが広く、ゆったりとしていることが分かります。


幅が広ければ左右座席間にもゆとりが生まれますので、前席に大人2人が座った状態での窮屈さにも違いが出るでしょう。


またホイールベースもXVの方が30mm長いため、後席の足元もXVのほうが広そうです。


C-HRの室内は、良い意味でタイト感があり、スポーティなイメージに仕上げられています。


またインパネのデザインやシート生地のキルティング加工などの質感が高く、寸法だけでは測れない居心地の良さを演出しています。


落ち着く雰囲気やシートの固さなどは、個人の好みも関係してきますので、これはそれぞれ実車をご自身で確認したほうが良いですね。



■荷室がデザインの犠牲になったC-HR



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フル乗車状態での荷室寸法は、C-HRが荷室長770mm、荷室最大幅1,400mm、荷室高650mmで、容量は318Lです。


いっぽうXVは、荷室長820mm、荷室最大幅1,356mm、荷室高777mm(1.6Lモデル)で、容量は340Lとなっています。


XVのほうが容量もあって奥行きがあるので、大きい荷物を積む際に便利でしょう。


ゴルフバッグなら3個積載できます(ゴルフバッグの種類による)。


流麗なクーペシルエットを採用するC-HRなので、ここは致し方ないポイントです。


後席を倒した状態では、フロントシートバックから荷室ボード後端までの長さがC-HRは1,825mm、XVは1,631mmと、長尺物を積載する場合はC-HRのほうが便利ですね。


コンパクトクラスなので車中泊はどちらも“できないことはない”程度と考えたほうが良く、とくにXVの長さでは大人が足を伸ばして寝るほどのサイズはありません。



■シートアレンジの使い勝手は同様



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C-HRとXVは、両車ともリアシートが6:4の分割可倒式となっていますので、リアシートを両方倒して広大なラゲッジスペースを確保できるほか、リアシートを倒して3名乗車モード+長尺物、もしくは4名乗車+長尺物という使い方ができますが、コンパクトクラスなので4名乗車+長尺物という使い方は短距離の移動に限ったほうが良さそうです。


ちなみに、フロントシートのヘッドレストをはずして倒し、リアシートの座面とフラットにするような、いわゆる「フルフラット」モードのアレンジはありません。


車内でくつろぎたいという場合に欲しいモードではありますが、アウトドアレジャーを中心に荷室を使いたいユーザーであれば問題ないでしょう。



■上質感ではC-HRが上だけど



『おしゃれコンパクトなSUV。C-HRとXV、使いやすいのはどっち?』


C-HRの室内には、LEDイルミネーション付カップホルダー(G、G-Tに標準装備)、助手席グローブボックス、センターロアトレイ、フロントドアポケット、コンソールボックス、リアドアボトルホルダー、シートバックポケット、デッキフック、買い物フック、デッキアンダートレイなどが、標準装備となっています。


また、車名ロゴが足元に浮かび上がる、ドアミラー足元イルミネーションランプや快適温熱シート、左右独立温度コントロールフルオートエアコンなど、快適装備も充実しています。


『おしゃれコンパクトなSUV。C-HRとXV、使いやすいのはどっち?』


対するXVは、前席カップホルダー、照明付センタートレイ&USB電源、グローブボックス、フロアコンソールボックス、リア左右コートフック、カーゴフック(4ケ)、カーゴサイドフック(左右)、リアシートセンターアームレスト(カップホルダー付・1.6 EyeSightを除く)など。


また快適装備として、運転席シートポジションメモリー機能/ドアミラーメモリー&オート格納機能、リバース連動ドアミラー、ウェルカムライティング、そして走行後イグニションがOFFになると、後席の乗員や荷物の存在をブザーとマルチインフォメーションディスプレイに表示させる「リアシートリマインダー」も用意されています。


いずれもコンパクトモデルであることを踏まえると、快適性、居住性に不満はありません。


ただ細かなところを比較すると、ややC-HRはデザイン性や上質感を優先させた印象があり、後席の広さや快適性という機能面であれば、XVのほうが使いやすく感じられるでしょう。


街乗りメインで大きな荷物をそれほど載せないという方であればC-HR、アウトドアレジャー好きな方や、大きな荷物を載せる機会が多い方にはXVがオススメです。




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