『3つの特別仕様ミニバン。どう違う?ヴォクシー煌、ノアW×B、エスクァイアGI“BLACK-TAILORED』

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『3つの特別仕様ミニバン。どう違う?ヴォクシー煌、ノアW×B、エスクァイアGI“BLACK-TAILORED』

2021.01.09

子育てファミリー世代に圧倒的な人気を誇るトヨタのミドルクラスミニバン「ノア」「ヴォクシー」「エスクァイア」。


この3台はプラットフォームやメカニズムを共有する兄弟車ですが、それぞれユーザーの嗜好に合わせてコンセプトが異なっており、住み分けがなされています。


そのうえで、ノアには W×B(ダブルバイビー)、ヴォクシーには 煌(きらめき)、「エスクァイアには Gi“Black-Tailored(ブラックテーラード)”という特別仕様車が、それぞれ設定・販売されてきました。


充実した装備とお得な価格設定で人気の特別仕様車ついて解説していきます。



■シリーズの核となるノア



『3つの特別仕様ミニバン。どう違う?ヴォクシー煌、ノアW×B、エスクァイアGI“BLACK-TAILORED』


幅広い層から支持を得ているノアは、ミニバンの持つ親近感と誠実な印象を基本としながらも、堂々としたスタイリングに、機能性とプレステージ性を両立させています。


“広さ”と“見晴らし”を求めたインテリア(内装)は、低くワイドなインパネと大型化されたガラス、三角窓の緻密な設計により、明るく開放的な雰囲気。


クラストップレベルの低床フラットフロアが実現する広い室内空間や、7人乗り仕様の最大810mmもスライドするキャプテンシート、トヨタ自慢のハイブリッドシステムによる経済性と運動性能、ファミリードライブの安心感を高める先進の安全運転支援機能の搭載など、ミニバンに求められるパッケージングと機能は文句なしと言えるでしょう。



■白と黒のコントラストがポイント「W×B」



『3つの特別仕様ミニバン。どう違う?ヴォクシー煌、ノアW×B、エスクァイアGI“BLACK-TAILORED』


現在、ノアに設定されている「W×BⅢ」は、White(白)とBlack(黒)を基調としたモノトーンをキーワードに、内外装に専用の装備を施すことで商品価値を高めた特別仕様車です。


初代からエアロパーツを装備したグレード“Si”をベースにしており、現在販売されているW×BⅢでは、インテリア(内装)に、背面と座面に特別設定色ブラック&フロマージュをあしらった合成皮革+ファブリック/消臭機能付専用シート表皮に加え、黒木目調加工を施した本革巻き3本スポークステアリングホイール、本革巻きシフトノブ(ガソリン車)、ブラックの合成皮革巻きドアトリムオーナメントを特別装備。


さらにLEDのルームランプ、デュアルパワースライドドア、リヤオートエアコン、ナノイー、スーパーUVカット&IRカット機能付+撥水機能付フロントドアガラス、スーパーUVカットガラス(スライドドア&リアクォーター)などを装備して室内の居住性を高めています。


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またエクステリア(外装)には、スモークメッキのフロントグリル&バックドアガーニッシュ、オートレベリング機能付Bi-Beam LEDヘッドランプ、スモークメッキエクステンションを採用したLEDクリアランスランプ、アルミホイール、専用エンブレム、アクセントとしてドアハンドルとドアミラーにメッキ加飾を施すなど、スタイリッシュな印象。


ボディカラーは、特別色のホワイトパールクリスタルシャインの他、全4色が設定されています。


「W×B」が設定されたのは2016年、2019年、そして2020年で、2016年のモデルはマイナーチェンジ前のパッケージなので、中古車を探す際には注意が必要です。



■スポーティさと個性のヴォクシー



『3つの特別仕様ミニバン。どう違う?ヴォクシー煌、ノアW×B、エスクァイアGI“BLACK-TAILORED』


ノアの持つ魅力的なパッケージ性とメカニズムはそのままに、スポーティで迫力のあるスタイリングが特徴のヴォクシー。


若いファミリー世代を中心に支持され、販売ランキングではノアを上回る人気ぶりとなっています。


フロントフェイスは独自の美意識を徹底させた、毒気を漂わせる表情を演出。


広々としたグラスエリアから感じられる機能性や巧みに配置されたキャラクターラインによって、力強さのなかにもクールな印象を演出しています。


インテリアカラーには、クールでモダンな印象のダークブルー&ブラックと、若々しくスポーティなオレンジ&ブラックという組み合わせを用意し、個性を際立たせています。



■キラリと光るメッキ加飾が魅力「煌」



『3つの特別仕様ミニバン。どう違う?ヴォクシー煌、ノアW×B、エスクァイアGI“BLACK-TAILORED』


ヴォクシー「煌Ⅲ」は、エアロパーツの装備された“ZS”グレードをベースにした特別仕様車です。


前述のノアと同様、マイナーチェンジ前の2016年と、MC後の2019年、そして2020年に設定されています。


エクステリアには、黒艶塗装のフロントロアグリル/フードモールやメッキエクステンションのLEDクリアランスランプ、ダークスモーク塗装ロゴ付きのバックドアガーニッシュに加え、LEDフロントフォグランプ、アルミホイール、スーパーUVカット、ドアハンドルとドアミラーのメッキ加飾などにより、クールさを強めました。


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インテリアに関しては、フードモールやセンタークラスターパネルなど、内外装の随所にシルバーを配置するとともに、ブラックのパーフォレーション付ブランノーブ+合成皮革専用シート、合成皮革巻きのドアトリムオーナメント、本革巻き3本スポークステアリング、ピアノブラック塗装+シルバー塗装のセンタークラスターパネルなどにで、煌き感を演出。


加えて、デュアルパワースライドドア、リヤオートエアコンに加え、LEDルームランプ、ナノイー、スーパーUVカット&IRカット機能付+撥水機能付フロントドアガラス、スーパーUVカットガラス(スライドドア&リアクォーター)によって、使用性、快適性を向上しています。



■高級路線の異兄弟。エスクァイア



『3つの特別仕様ミニバン。どう違う?ヴォクシー煌、ノアW×B、エスクァイアGI“BLACK-TAILORED』


3兄弟のなかで、もっとも高級感を追求したモデルがエスクァイアです。


ひと際目立つ大型グリルが装備され、メッキで贅沢に加飾されたエスクァイアのエクステリアは、のびやかなキャラクターラインによって、その存在感を際立たせています。


シート表皮は合成皮革で、ブラック基調の内装カラーとともにリッチな雰囲気が漂っています。


基本となるメカニズムや仕様は同じですが、全体として豪華さを求めた仕様で、兄弟車のノア/ヴォクシーに比べて、価格帯も高めに設定されています。



■上質な仕立ての高級感「 Black-Tailored」



『3つの特別仕様ミニバン。どう違う?ヴォクシー煌、ノアW×B、エスクァイアGI“BLACK-TAILORED』


エスクァイアに設定される「 Black-Tailored」は、特別な洋服屋で仕上げたスーツのように、上質な内外装が特徴です。


初めて設定されたのは、ノアW×B、ヴォクシー煌と同様、マイナーチェンジ前の2016年。


現在は、2019年に設定されたモデルが継続販売されています。


エクステリアは、スモークメッキを効果的に使い高級感と存在感をアップ。


インテリアは、ブラックを基調にダークシルバーとカーボン調を配することで、上質な空間に仕上げています。


そのおもな装備は、エクステリアがスモークメッキ&ダークスモーク塗装のフロントグリル+ボンネットフードモールにはじまり、スモークメッキのヘッドランプガーニッシュ、LEDフロントフォグランプカバーモール、バックドアガーニッシュ、リアコンビネーションランプガーニッシュ、LEDコーナリングランプ。


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インテリアは、ブランノーブ合成皮革シート表皮、ブラックレーザーライン加飾のフロントドアスイッチベース、自動防眩インナーミラー、本革巻き3本スポークステアリング&ステアリングヒーター、デュアルパワースライドドア、リヤオートエアコン、LEDルームランプ、専用フロアマット(ディーラーオプション)などとなっています。


ノア/ヴォクシー/エスクァイアに設定された特別仕様車は、それぞれのキャラクターの魅力を高める装備が満載されたことが魅力の1台です。


なにかと没個性になりがちなファミリーカーにあって、オーナーの個性も主張できる数少ない特別仕様車は、中古市場でも人気。


ですから、予算にマッチした個体を見つけたら、なるべく早めの決断が吉となるでしょう。




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