CX-3の広さ&収納スペースはどのくらいある?

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CX-3の広さ&収納スペースはどのくらいある?

2018.03.30

コンパクトSUV市場が加熱するなか、運転して楽しい車の一つにマツダCX-3が挙げられます。マツダは「人馬一体」をコンセプトにした走りが注目されがちですが、ここでは車内の広さ、収納スペースの広さに目を向けていきたいと思います。

荷室の広さ


CX-3の荷室は定員乗車状態で幅1,000mm、前後長780mm、最大容量350L(サブトランク含)です。実車の荷室スペースを見るとあまり広くないように見えますが、この程度のスペースがあれば、日常生活において不便を感じないでしょう。
ここで気になるのがライバル車の荷室スペースです。上記の数字がライバルのコンパクトSUVとどの程度違うのか比較をします。
コンパクトSUVの中で高い人気を誇るトヨタC-HRの荷室容量は318L。そして、安定の販売台数を誇るホンダヴェゼルの荷室容量は393L。まもなくフルモデルチェンジと噂されるニッサンジュークは251Lとなります。
これを見るとCX-3はホンダヴェゼルの次に広い荷室スペースを確保している事が分かります。エクステリアをパッと見るとボディーサイズは小さめに見えるものの荷室スペースは充分な広さがあります。
また、サブトランクも装備されているため、転がりやすい荷物を収納したり、サプライズプレゼント等も密かに忍ばす事ができます。ただ、オプションによりBOSEサウンドシステムが装備されていると、サブトランクに収納できるものは限られます。
CX-3の荷室スペースはボディーサイズの割にしっかり確保されており日常生活において十分だと感じました。

シートアレンジ


CX-3の様なコンパクトSUVを「街乗り」「レジャー」等でフル活用するにはおそらく後席を倒す機会が多くなります。それではCX-3のシートアレンジを確認していきたいと思います。
CX-3の後席は6:4の分割シートを採用しており、シートを倒せば少々長い物も積み込むことが可能です。また、片側のシートのみを倒せば、スキーボードなどの長尺物を車載しながら4人乗車をする事ができます。しかし、片側のシートを倒した状態で後席に大人二人が座ると、少々窮屈だと感じるでしょう。
国産車の多くは6:4の分割シートを採用していますが、輸入車には4:2:4の機構を採用しているメーカーも多数あります。後席が4:2:4になると長尺物を後部座席中央に乗せることで後席に大人2人が乗車してもゆとりが持てます。そのため「釣り」や「ウィンタースポーツ」等をするアクティブユーザーは6:4の分割シートより4:2:4の機構を持った分割シートの方が魅力的なこともあります。
購入をご検討の際には、4:2:4のシートを持った車種と使い勝手を比較してみてはいかがでしょうか。

座席回りの広さ&収納の数

CX-3に限らずマツダは人間工学に基づき、人間中心の設計がされているため、車格を問わず常に快適な空間が作り出されています。そのため、コンパクトSUVのフロントシートでありながら座席周りの窮屈感を感じる事なく、車格に対してベストな空間を作り出していることが印象的です。手を伸ばしても、無理な姿勢にならず自然体で各操作を行えます。
また後席の膝周りはあまり広くありません。しかし、着座位置をフロントシートよりも高くすることで、後席からの見晴らしや車内の会話のしやすさが考慮され、限られた空間の中でも快適なレイアウトが構成されています。しかし、この考え抜かれたレイアウトで一つ気になることは収納の数です。
CX-3の目立つ収納といえばフロントドアのサイドポケットとグローブボックス程度です。正直言って収納は少ないです。CX-3を乗ったことがある方は「ここに収納があればなぁ」と思った方もいるでしょう。ただ、収納が多いと余計な物を車に持ち込んでそのまま放置!ということも良くあることです。CX-3は収納が少ない!と割り切って乗ることで内装の美観が保たれると思います。

CX-3の室内はコンパクトSUVながら、必要十分な車内の広さ、荷室スペースが確保されています。しかし、収納の数はあまり多くないので、購入を検討されている方は実車を見て、収納の数が充分かどうか確認してみてはいかがでしょうか。

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