5代目フォレスターのガソリンモデル、プレミアム、ツーリング、X-BREAKってそれぞれどう違うの？
2019.05.29
2018年7月に販売が開始されたスバルフォレスター。5代目となるフォレスターはスバル車のラインナップの中でも最量販車種と位置づけられ、北米を始め様々な地域で販売されています。そんなフォレスターは多くのユーザーが満足できるように、ツーリング、プレミアム、X-BREAKの３つのグレードを用意。それぞれの違いを解説していきます。
ベース車ながら充実した装備のツーリング
まずご紹介するのはベーシックグレードであるツーリング。ベーシックグレードと言っても基本的な装備は充実しています。シンメトリカルAWDやX-MODEといったスバル独自の4輪コントロールシステムはもちろん、シートヒーターやステアリングヒーターなどと言った快適装備も備わっています。
エクステリアやインテリアもダークメタリック塗装と切削光輝が施された17インチアルミホイールや本革巻ステアリングホイールが標準装備となっているため、ベーシックグレードであってもそれを感じさせない印象を受けます。そのためベーシックグレードを購入すると生まれる基本装備の違いや、内外装のチープ感というような不満は出にくいでしょう。
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高級感漂うプレミアム
ツーリングから約20万円高くなるプレミアム。メカニズム面などにツーリングとの大きな差はありませんが、エクステリアやインテリアの装飾や快適装備などの面でプレミアム独自の装備が見受けられます。
まず一目で分かる違いとして挙げられるのがホイール。プレミアムは18インチアルミホイールを装着。さらにメッキのウィンドウモールを装着することで高級感を演出しています。インテリアへ目を向けると装飾類はペダルがアルミペダルへと変更されているぐらいですが、操作系に快適装備が増えていることに気が付くと思います。
まずエンジン始動はプッシュスタートが標準となっており、シート＆ミラーポジションにはメモリー機能が付いています。日常での使いやすさが向上しているのがプレミアムとなっています。
タフなイメージのX-BREAK
新車価格がプレミアムと比べて約10万円安く、ツーリングに比べて約10万円高くなっているX-BREAK。こちらもメカニカル面などといった基本的な面は他のグレードと変わっていませんが、アウトドアユーザーをターゲットにした装備が充実しており、よりアクティブな装飾が施されています。
エクステリアの印象からして他グレードとの違いを感じるでしょう。ガンメタリック塗装が施された17インチアルミホイールや、各所にオレンジのアクセントを散りばめたフロントやサイドのスカートやルーフレールなどが目を引き、インテリアにも所々にオレンジステッチが施されています。
しかし何と言ってもX-BREAK最大の特徴は機能面においてもアウトドアユーザー向けに作られていることでしょう。トランクルームに装備された撥水カーゴフロアボードはウィンタースポーツやサーフィンを楽しむユーザーにはありがたい装備ですし、リアゲートと連動するLEDのリヤゲートランプとカーゴランプはキャンプを楽しむユーザーには嬉しい装備でしょう。更にノーマル状態でオールシーズンタイヤが装備されているのも注目すべきポイントです。
同じガソリンモデルでもユーザーのニーズに合わせて個性豊かな3つのグレードが用意されているフォレスター。日常ユースからアウトドアシーンまで幅広く対応できるグレード構成となっています。購入を検討しているという方は、自身のライフスタイルでどのような点に重きを置くかを考えて購入するグレードを決めるといいでしょう。
今回はガソリンモデル中での違いを中心に解説しました。それぞれのグレードで選択可能なオプションも違ってきますので、オプションの組み合わせなどを駆使すれば、自分にピッタリのフォレスターがあるはずです。
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