5代目RAV4のX、G/G”Z パッケージ”、アドベンチャーってどう違うの?
2019.10.13
2019年に復活したRAV4には、ガソリンモデルにX、G、G”Z パッケージ”、アドベンチャー。ハイブリッドモデルにX、Gというグレードがそれぞれ用意されています。今回は、それぞれのグレードの違いによるおり、性能や装備品の違いに関して見ていきましょう。
ガソリンモデルとハイブリッドモデルの違い
ほぼ同じ意匠をまとうガソリンモデルとハイブリッドモデルですが、ヘッドライトユニットは、ガソリンモデルが3灯式LEDヘッドランプ。ハイブリッドモデルは、1つの光源でロービームとハイビームを切り替えることができるBi-Beam LEDヘッドランプという違いがあります。
どちらもオートレベリング機能付きで、ハイブリッド車ではLEDクリアランスランプ(車幅灯)にデイライト機能が付随するデザインとなっています。、
またこれは当然といえば当然なのですが、4WDシステムも異なります。
ガソリン車の4WDモデルは一般的な機械式4輪駆動、ハイブリッド車の4WDモデルはE-Fourと呼ばれる電気式4輪駆動方式が採用されています。
その他、ハイブリッドモデルではトレイルモードが、ガソリンモデルではマルチテレインセレクトモードを走行シーンに分けて選択することが可能です。
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※価格は支払総額
エントリーグレードのX/ハイブリッドX
XグレードはRAV4の中でもエントリーモデルに当たるグレードです。ガソリン、ハイブリッドともに2WDモデルがラインナップされます。
装備は、シルバーメタリック塗装17インチホイール、4.2インチTFTカラーマルチインフォメーション ディスプレイ+アナログメーター、ファブリックシート、ウレタン3本スポークステアリングホイールなど。
4WDモデルには、ダイナミックトルクコントロール4WD(前輪駆動状態と4輪駆動状態を場面に合わせて使い分ける機能)やマルチテレインセレクト、ハイブリッドには、ドライブモードセレクトが装備されます。
車両価格は、Xグレードが2,608,200円〜、ハイブリッドXグレードが3,202,200円〜です。
上級グレードのG/ハイブリッドG
ガソリンモデルは4WD、ハイブリッドE-Fourのみの用意です。
エクステリアは、フロントグリル(ガンメタリック塗装)+フロントバンパー 、フロントフォグランプ(ハロゲン)、フロント・リヤスキッドプレート(シルバー塗装)、カラード+高輝度シルバー塗装バックドアガーニッシュ、メッキモール付アウトサイドドアハンドル、パワーバックドア、スーパークロームメタリック塗装18インチホイールを装備。
インテリアには7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(スピードメーター表示) +オプティトロンメーター、ステッチ付合成皮革シート、本革巻き+サテンメッキ加飾付3本スポークステアリングホイール+ステアリングヒーター 、本革巻き+サテンメッキ加飾付シフトノブ、合成皮革シート、運転席8ウェイパワーシート(シートポジションメモリー付き)、電動ランバーサポート、助手席4ウェイマニュアルシート、快適温熱シート、バックカメラ、パワーバックドアが装備されています。
ガソリンモデルのダイナミックトルクコントロール4WD、ハイブリッドのドライブモードセレクトは、Xグレードと同じです。
先進安全装備は、トヨタ・セーフティ・センスに加え、インテリジェントクリアランスソナー(静止物向けパーキングサポートブレーキ)、リアクロストラフィックオートブレーキ(広報接近車両向けパーキングサポートブレーキ)+ブラインドスポットモニターが標準装備されています
車両価格はGグレードが3,202,200円、ハイブリッドGグレードが3,817,800円です。
走りを充実させたG〝Zパッケージ〟
G" Zパッケージ”は、ガソリンのGグレードの走りの性能を高めた仕様です。
ホイールは、スーパークロームメタリック塗装の19インチとなり、、ダイナミックトルクベクタリングAWD(駆動輪のトルク配分を前後に加えて後輪トルクを左右独立して制御する)やダウンヒルアシストコントロール(降板時に車速を低車速域に制御)が標準装備されています。
ユーティリティでは、デジタルインナーミラー、ハンズフリーパワーバックドアを除き、Gグレードと同じです。
車両価格は3,348,000円です。
オフロード色を強めたアドベンチャー
アドベンチャーは、内外装ともに手が入ったグレードです。
とくにエクステリアは、オフロードを意識した専用フロントグリル/バンパーや専用大型フロント・リヤスキッドプレート、同じく専用の大型ホイールアーチモール、ならびにバックドアガーニッシュ(カラード)、車名プレート&グレードマーク(マットブラック)、アウトドアサイドハンドル(カラード)など、タフなイメージを強めたパーツが特徴。ホイールも、切削光輝+ブラック+マットクリア塗装の19インチで、足元を引き締めています。
インテリアでは、専用デザインの合成皮革シートはGグレードと同じ運転席8ウェイパワーシートですが、メモリー機能と快適温熱シートは無し。かわりに快適温熱+ベンチレーションがオプションで用意されるほか、デジタルインナーミラー、ハンズフリーパワーバックドア、バックカメラなどが、オプション設定となっています。
また先進安全装備も、インテリジェントクリアランスソナー、リアクロストラフィックオートブレーキがオプションとなっています。
駆動方式は4WDのみ、車両価格は3,137,400円です。
装備がもっとも充実しているのは、G”Zパッケージ”で、価格も高額です。いっぽう
アドベンチャーグレードは、エクステリアの専用装備が魅力。支払い総額に糸目を付けなければ、アドベンチャーはG”Zパッケージ”に近づけることは可能ですが、反対はできません。そのへんをふまえたうえで、グレード選びを行いましょう。