トヨタ 初代ヴェルファイア(ガソリン)のグレードごとの違いは?

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トヨタ 初代ヴェルファイア(ガソリン)のグレードごとの違いは?

2022.01.12

]トヨタ 初代ヴェルファイア(ガソリン)のグレードごとの違いは?


日本を代表する高級ミニバンであるヴェルファイア。


兄弟車であるアルファードが上品で洗練された雰囲気であるのに対し、ヴェルファイアは力強く先進的なイメージで人気となっています。


今回は2008年から2015年まで販売されていた初代モデルをピックアップし、ガソリン車のグレード毎の違いとおすすめグレードをご紹介しましょう。


中古車を検討する際の参考にしてみてください。



■最もベーシックなグレード:2.4X



トヨタ 初代ヴェルファイア(ガソリン)のグレードごとの違いは?


2.4Xは、2.4L 直列4気筒ガソリンエンジン搭載の最もベーシックなグレードです。


エクステリア(外装)はフロント&リアバンパーがシンプルな形状で、アルミホイールは16インチの装着となります(2WD、4WD共通)。


インテリア(内装)の主な仕様ですが、センタークラスターは茶木目調+シルバー加飾、ドアトリムはファブリックのみ、メッキインサイドドアハンドルはフロントのみとなります。


シート表皮はトリコット、運転席と助手席はマニュアル操作、ステアリングはウレタン4本スポークです。


トヨタ 初代ヴェルファイア(ガソリン)のグレードごとの違いは?


装備面ですが、助手席側のパワースライドが標準装備となり、運転席側はオプション設定です。


またスマートエントリー&スタートシステムも標準装備です。


パノラミックビューモニターは全車オプション設定となりますので、2.4Xでも選択可能です。


先進安全運転支援システムであるプリクラッシュセーフティやクルーズコントロールは3.5L車専用のオプションですので、このグレードでは選択することができません。


ヴェルファイアは高級ミニバンですので、最もベーシックなグレードでも一通りの快適装備・機能は備わっていると言えるでしょう。


しかしインテリアの加飾部分が少ないので、かなりシンプルに感じられると思います。


また安全装備や快適機能も必要最低限という感じですので、欲しい装備がある方は十分な確認が必要です。



■実質的なエントリーグレード:2.4V/3.5V



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Vはヴェルファイアの中間グレードという位置付けで、2.4Lエンジンか3.5L V6エンジンが選択できます。


2.4Xとの外観上の違いですが、2WD車だと17インチのアルミホイールが装着されるぐらいで、他に違いはありません。


インテリアは、センタークラスターが茶木目調+スパッタリング、ドアトリムがファブリック+茶木目調、センターフロアコンソールボックスが茶木目調、シート表皮がジャカードモケット、ステアリングは本革巻き&木目調のコンビネーションとなりますので、2.4Xに比べてぐっと高級感が加わります。


装備面でもデュアルパワースライドドア、運転席&助手席パワーシートが標準装備となり、プリクラッシュセーフティシステム+レーダークルーズコントロール+レーンキーピングアシストは3.5L車だとオプションで選択できるようになります。


またクルーズコントロールも標準装備です。


このグレードは高級ミニバンに求められる装備や機能が充実していますので、ヴェルファイアの魅力を十分に味わうことができます。


ヴェルファイアに乗るための実質的なエントリーグレードと考えても良いでしょう。



■専用エアロパーツでスポーティな雰囲気の2.4Z/3.5Z



トヨタ 初代ヴェルファイア(ガソリン)のグレードごとの違いは?


Zは専用のエアロパーツ装着でスタイリッシュな外観が特徴となるグレードです。


フロントは迫力のある造形のバンパー、スモークタイプのヘッドランプガーニッシュ、エアロタイプのリアバンパー、マフラーカッター、サイドにもクラッディングパネルが装着されます。


アルミホイールも18インチとなり、パーソナル性の強い高級ミニバン、という雰囲気になります。


インテリアはトリム類もシートもブラックカラーとなり、シックでスポーティなテイストです。


木目調もブラックマホガニーです。


装備面はVグレードに準じますが、注意しなければならないのはパワースライドが助手席のみ標準で、デュアルはオプションとなること、またパワーバックドア、プリクラッシュセーフティなどの安全装備がオプション選択できないことです。


またシートはパワーシートではなく、マニュアル操作となります。


こちらはスポーティなエクステリア、インテリアが特徴のグレードとなります。


ヴェルファイアの個性をさらに際立たせたグレードと言っても良いですね。


ただし、デュアルパワースライドなど、装備面で欲しいものがある場合はオプション選択がされているかどうか、十分な確認が必要です。



■ラグジュアリーな内装が自慢の3.5V Lエディション



トヨタ 初代ヴェルファイア(ガソリン)のグレードごとの違いは?


こちらは3.5L V6エンジン搭載の上級グレードです。


外観上は2.4V/3.5Vと変わりませんが、インテリアはかなり高級感のある雰囲気になります。


まずセンタークラスターは黒木目調+スパッタリング、ドアトリムは人工皮革+黒木目調、センターフロアコンソールボックスも黒木目調です。


シートは本革シート、ステアリングの木目部分も黒木目調です。


トヨタ 初代ヴェルファイア(ガソリン)のグレードごとの違いは?


装備面ではパワーバックドア、パワーリクライニング/パワーオットマン(7人乗りの場合)などが標準装備となります。


このグレードの木目調はブラックマホガニーの色調とデザインになりますし、本革シートの採用で高級感がぐっと高まります。


他にもナノイーがリアにも対応、排気ガス検知式内外気自動切り替えシステムの搭載など、主に後席に座る方のための装備が充実しています。


後席に人を乗せる機会が多いという方には最適ではないでしょうか。



■エグゼクティブな2列目シートが特徴の3.5V プレミアムシートエディション



トヨタ 初代ヴェルファイア(ガソリン)のグレードごとの違いは?


こちらは3.5V Lエディションの装備・機能で、本革シートがプレミアムタイプになったグレードです。


プレミアムシートはシートポジションメモリー・リターン機能、シートコントロールスイッチ、ベンチレーション&快適温熱シートの装備が追加され、大切なお客様を乗せる機会が多い方、快適に移動しながら後席で仕事をしたいという方に最適でしょう。



■スポーティな内外装と充実した装備が自慢の2.4Z Gエディション/3.5Z Gエディション



トヨタ 初代ヴェルファイア(ガソリン)のグレードごとの違いは?


こちらはZの上級版という位置付けのグレードです。


エクステリア・インテリアの仕様はZに準じますが、デュアルパワースライドドア、運転席&助手席パワーシートが標準装備となり、3.5L車であればプリクラッシュセーフティもオプション選択が可能となります。


スポーティな内外装が好きで充実した装備も欲しい、という方はこちらのグレードを選ぶと良いでしょう。


ヴェルファイアの個性を一番発揮した最上級グレードと言っても良いですね。



■ラグジュアリー系なら3.5V Lエディションがおすすめ



トヨタ 初代ヴェルファイア(ガソリン)のグレードごとの違いは?


ヴェルファイアのグレード構成をこうして見てみますと、主にベージュ系のインテリアでラグジュアリーな雰囲気となるV、エアロパーツ装着とブラック系のインテリアでスポーティな雰囲気となるZの2種類に大別できます。


後席に大切なお客様を乗せる機会が多かったり、大人の多人数乗車が多い方には3.5V Lエディション、高級パーソナルミニバンとして乗りたい方には2.4Z Gエディション/3.5Z Gエディションがおすすめです。


力強いデザインとスポーティな雰囲気が特徴のヴェルファイア。


グレードによってそれぞれ特徴がありますので、よく把握するなら自分にとって最適な一台を選ぶことができます。


デュアルパワースライドドアや安全装備など、欲しい装備が決まっている場合はよく確認するようにしましょう。



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