モータージャーナリストが選ぶ！おすすめのかっこいいSUV5選
2022.01.09
世界的に人気のSUVは、今や乗用車のスタンダードと言っても過言ではありません。
アウトドア好きではなくても、かっこいいという理由でSUVを選ぶ方も少なくないでしょう。
もちろん、一言でかっこいいと言っても好みによってその基準は様々です。
今回ピックアップするSUVのどこが「かっこいい」ポイントなのかを解説していきますので、お気に入りの一台を見つける参考にしてみてください。
■都会派に絶対おすすめしたいかっこよさ｜トヨタ ハリアー
ハリアーは「元祖高級クロスオーバーSUV」として人気です。
2020年6月に現行型となる4代目にモデルチェンジしましたが、クーペスタイルのスポーティで流麗なフォルムや鋭いデザインのLEDヘッドランプ、高級車にふさわしいエレガントなディテールが都会の走りによく似合います。
インテリア(内装)も高級モデルにふさわしい上質な雰囲気にあふれています。
馬の鞍をイメージしたという幅広のセンターコンソールや上質なマテリアルを使ったインパネ、障子越しのような柔らかい光が差し込む調光パノラマルーフなど、日本人の美意識に寄り添った大人のセンスがちりばめられています。
ビシッとスーツで決めて乗り込んで欲しい、そんなかっこよさがハリアーにはありますね。
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※価格は支払総額
■街乗りでもアウトドアシーンでも映えるかっこよさ｜マツダ CX-5
CX-5は2012年に初代が発売され、以来マツダの基幹車種として安定した人気を保ってきました。
2017年に現行型となる2代目にモデルチェンジとなりましたが、人気の理由は「魂動(こどう)」デザインという躍動感のある美しいエクステリア(外装)にあります。
強い前進感とスタンスを強調する骨格を基本に、くっきりとしたプレスラインを設けず滑らかな曲線で構成されたフォルム、そしてヘッドライトやグリル周りを彫りの深いディテールとすることで精悍な表情を作り出すといった手法で、生命感を感じさせるデザインに仕上がっています。
都会はもちろん、大自然の中にもしっとりと溶け込んでいく、完成度の高いデザインだと感じます。
またCX-5と言えばクリーンディーゼルエンジンの搭載や、車両運動制御技術の一つ、G-ベクタリング コントロールなどこだわりのメカニズムもおすすめの理由です。
日常生活からアウトドアレジャーなどあらゆる走行シーンで安定した走りや快適な乗り心地を味わえますので、そんなこだわりを感じさせるところもポイントです。
■本格オフローダーの力強さと存在感こそ最高のかっこよさ｜トヨタ ランドクルーザープラド
プラドはランドクルーザーファミリーのライトデューティ版という位置付けで、ランドクルーザー譲りの本格的なオフロード性能を持ちながら、都市部でも使いやすいサイズと実用性を兼ね備えたモデルです。
現行型は2009年登場と決して新しくはありませんが、2017年のマイナーチェンジでフロント周りのデザインが変更され、モダンで現代的なスタイリングに生まれ変わりました。
ラダーフレーム構造の本格的なオフローダーであるにもかかわらず、街の中で乗っていても不思議と決まってしまう、そんな洗練されたデザインが魅力です。
オフロード走行時に走行モードを選べるマルチテレインセレクトや傾斜角モニター、4輪とトラクション作動+デフロック作動表示機能など、アウトドアシーンで頼もしい機能も充実しています。
この機能性もかっこよさの一つ、と言えますね。
■かっこいい輸入SUV代表｜ランドローバー レンジローバーイヴォーク
イヴォークは、イギリスを代表する高級SUVブランドで最もコンパクトなモデルです。
日本の道路事情でも扱いやすいサイズながら、まるでコンセプトカーがそのまま飛び出してきたかのような、美しくスタイリッシュなデザインと先進的な装備が自慢のモデルです。
レンジローバーの特徴でもあるクラムシェルボンネットなど、ローバー社が長年培ってきたデザイン哲学と風格を備えながら、すっきりとしたフォルム、スリムなヘッドランプ、ボリューム感のあるフェンダーアーチ、流れるようなルーフラインなど、どの角度からみてもかっこいいと感じられるデザインに仕上がっています。
インテリアは「無駄を削ぎ落とす」というレンジローバーの哲学に従って、シンプルなスイッチ類やすっきりとした造形ながら、ダッシュボードのきめ細かなステッチやこだわりのシート素材（ウィンザーレザー、プレミアムウールブレンド、ユーカリファイバーテキスタイルなど、好みに応じて選べます）が独特の高級感を演出しています。
■コンパクトでもかっこいいSUVが欲しい｜ホンダ ヴェゼル
狭い道路や駐車場の多い都市部では、何かとコンパクトクラスが便利で扱いやすいでしょう。
同じコンパクトクラスでもSUVなら室内空間が広く、ロングドライブもこなせるのでマルチに活躍できます。
そんなコンパクトSUVでおすすめなのはヴェゼルです。
ヴェゼルは2013年に発売されましたが、ボディ上部はクーペのようにスタイリッシュ、下部はSUVとしての力強さや安定感が感じられる、絶妙なバランスのデザインが特徴です。
スポーティなデザインなのでその分室内空間が狭いのかなと思ってしまいますが、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトのおかげで、居住空間も荷室スペースも見た目以上に広々としています。
若いファミリー世代ならロングドライブでも十分快適に使える、非常に魅力的なパッケージングです。
2021年4月には2代目に生まれ変わりましたが、2代目は初代のコンセプトを継承しつつさらにモダンに進化させた、といったところですので、初代でも古臭さは全く感じません。
スポーティで軽快な雰囲気が好きな方は初代、落ち着いた上質な雰囲気が好きな方は2代目がおすすめです。
SUVを選ぶ上で機能性やパッケージングも重要ですが、やはりデザインがかっこいいというのは欠かせない要素です。
都会派の方もオフロードレジャーが大好きな方も、かっこいいSUVを選んでカーライフをエンジョイしましょう！
