【3列シートSUV対決】マツダ CX-8 VS スバル エクシーガクロスオーバー
2022.01.07
最近はファミリーカーとして3列シートのSUVを選ぶ方も増えているようです。
特にアウトドアレジャーによく出かけるという方にとっては、ラフロードでも心配なく走れるモデルは気になりますよね。
そこで今回は、3列シートSUVのマツダ「CX-8」と、2018年まで販売されていたスバルの3列シートクロスオーバーSUV、「エクシーガ クロスオーバー7」を比較しながら、両車の魅力をご紹介します。
■上質感のあるCX-8、アウトドアシーンに映えるクロスオーバー7のエクステリアデザイン
CX-8は、CX-5より一回り大きい3列シートのSUVモデルです。
ボディサイズは全長4,900mm×全幅1,840mm×全高1,730mm、ホイールベースは2,930mmとなります。
エクステリア(外装)は、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)」に基づく躍動的で動きのあるデザインが採用されており、ゆとりのあるボディサイズから感じられる上品で堂々とした風格が魅力的です。
一方エクシーガ クロスオーバー7(以下クロスオーバー7)は、背の高いステーションワゴンのようなスポーティなスタイリング、都会でもアウトドアシーンでも映えるデザインが特徴です。
ボディサイズは全長4,780mm×全幅1,800×全高1,670mm、ホイールベースは2,750mmとなっています。
都市部でも扱いやすいサイズとしながらも、最低地上高は170mmを確保し、ある程度のラフロードなら安心して走行できるよう設計されています。
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※価格は支払総額
■高級感のあるカラーリングを楽しめるCX-8、遊び心が感じられるクロスオーバー7のインテリア
CX-8のインテリア(内装)は、直線基調のダッシュボードに機能的なスイッチ類という他のマツダモデルに共通する特徴が採用されていますが、やはり上級モデルらしい質感の高さが感じられるディテールとなっています。
シートは上級グレードに用意された高級素材のナッパレザー(オーバーン・ピュアホワイト)を用意したり、他のグレードでもブラックやレッドのレザー、合成皮革など上質な素材を設定し、高級な雰囲気に仕上がっています。
3列目シートは大人が十分座れるよう設計に工夫があり、ハイトタイプミニバン程ではないものの快適に乗車することができます。
クロスオーバー7のインテリアは、シートやステアリングホイールにタンカラーのレザーを織り込むとともに、タンカラーと相性の良いブルーグリーンステッチが採用され、上質で落ち着いた空間の中に遊び心が表現されています。
アウトドアの雰囲気を高めたグレード「X-BREAK(エックス・ブレーク)」には、撥水ファブリックと合成皮革を組み合わせたシートや、リバーシブルカーゴフロアボードなど機能的な装備が採用され、ファッション性と実用性を両立させています。
■ディーゼルも選べるCX-8、全車4WD搭載のクロスオーバー7
CX-8に搭載されるエンジンは、CX-5と同じ2.2L 直4ディーゼルターボの「SKYACTIV-D2.2」が搭載されています。
こちらの最高出力は147kW(200PS)/4,000rpm、最大トルクは450Nm(49.5kgm)/2,000rpmというスペックです。
また2018年の商品改良時に2種類のガソリンエンジンが追加されました。
一つは2.5L 直4直噴ガソリンターボで、こちらの最高出力は169kW(230PS)/4,250rpm、最大トルクは420Nm(42.8kgm)/2,000rpmというスペックです。
もう一つは2.5L 直4自然吸気ガソリンエンジンで、こちらの最高出力は140kW(190PS)/6,000rpm、最大トルクは252Nm(25.7kgm)/4,000rpmとなります。
トランスミッションは全車電子制御6速AT、それぞれのグレードで2WD(FF)か4WDを選択することができます。
一方クロスオーバー7には2.5L 水平対向4気筒自然吸気ガソリンエンジンが搭載され、こちらの最高出力は127kW(173PS)/5,600rpm、最大トルクは235Nm(24.0kgm)/4,100rpmとなります。
トランスミッションはCVTで、全車フルタイム式4WDとなります。
■どちらも先進安全運転支援機能が充実
CX-8には、マツダの先進安全運転支援技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」が全車に搭載されています。
こちらには、先行車や前方の歩行者をカメラで検知し、ブレーキを制御して衝突回避をサポートする「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」や、後退時にクルマや障害物を検知する機能、ペダルの誤操作による急発進を抑制する「AT誤発進抑制制御」が含まれます。
また25S/XDグレードを除く全車には、カメラに加えて遠くまで検知できるミリ波レーダーの組み合わせによる衝突被害軽減ブレーキ(スマート・ブレーキ・サポート)、レーダー・クルーズ・コントロール、アダプティブ・LED・ヘッドライト、レーンキープ・アシスト・システム、ドライバー・アテンション・アラート、交通標識認識システムなども標準装備となります。
クロスオーバー7には、スバルの先進安全運転支援技術「アイサイト(ver.2)」が搭載されています。
こちらはステレオカメラを使用した検知方法で、衝突被害軽減ブレーキ、全車速追従機能付きクルーズコントロール、AT誤発進抑制制御、車線逸脱警報、ふらつき警報、先行車発進お知らせ機能などが含まれています。
3列シートの多人数乗車モデルでありながら、アウトドアレジャーでも便利な2台をご紹介しました。
CX-8は上質で高級感のあるインテリアやクリーンディーゼルが欲しいという方におすすめです。
クロスオーバー7は水平対向エンジン+AWDというスバル独特のパワートレインから生み出されるハンドリング性能や、レジャーシーンで映える遊び心のあるスタイリングが特徴です。
オフロードでの安定した走りや機能性を重視される方におすすめです。
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