トヨタ カローラクロスの走行性能・安全性能を紹介

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トヨタ カローラクロスの走行性能・安全性能を紹介

2021.12.12

人気のコンパクトSUV市場に、トヨタが2021年9月に投入したのがカローラクロスです。


手頃なサイズ感と、先進的なデザインで人気を高めるクルマですが、走りや安全性能はどうなのでしょうか。


今回は、新型カローラクロスの走行性能や安全性能を詳しく解説していきます。



■熟成を重ねたTNGAプラットフォームが生み出す、上質な乗り味



トヨタ カローラクロスの走行性能・安全性能を紹介


プラットフォームには熟成を重ねたGA-Cプラットフォームを採用し、軽量でありながら高剛性なボディ骨格が、車高の高さを感じさせない軽快で安定した操縦性を実現しています。


サスペンションは2WDとE-fourで仕様を変えてきました。


フロントにマクファーソンストラット式を採用、リアサスペンションには2WD車に新開発のトーションビーム式を採用しています。


大型ゴムブッシュと組み合わせることで、凹凸のある路面でも、しっかりと路面をとらえるしなやかな足となっています。


また、E-fourには、他のカローラシリーズで熟成を重ねたダブルウィッシュボーン式を採用しました。


アーム類の取り付け位置を最適化し、安定性と応答性を両立しています。


最小回転半径は5.2mと狭い道や駐車場での取り回しも楽に行えるクルマです。



■走行性能と燃費を両立するE-four



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カローラクロスの4WDシステムはハイブリッドモデルに搭載されたE-fourです。


後輪はモーターで駆動します。


無駄なく、賢く、そしてスムーズに4WDシステムへの切り替えを行うことによって、発進性や走行安定性をアシストします。


発進時や雪道などの走行時には積極的に4WD状態を使い、定常走行時や減速時は2WDに切り替えることで燃費の向上や、効率のいいエネルギー回生を行うシステムです。



■ガソリンもハイブリッドもある充実のパワートレイン



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カローラクロスに用意されたパワートレインは2種類です。


ガソリン・ハイブリッドともに 1.8L 直列4気筒エンジンを採用します。


ガソリンエンジンモデルは、最高出力103kW(140PS)/6,200rpm、最大トルク170Nm(17.3kgm)/3,900rpm。


組み合わされるトランスミッションはスーパーCVT-iです。


使用燃料は無鉛レギュラーガソリン、燃料タンク容量は47Lです。


WLTCモード燃費は14.4km/Lとなります。


駆動方式はFFのみです。


ハイブリッドエンジンは最高出力72kW(98PS)/5,200rpm、最大トルク142Nm(14.5kgm)/3,600rpmを発生、フロントモーターは最高出力53kW(72PS)、最大トルク163Nm(16.6kgm)です。


E-fourに搭載されるリアモーターは最高出力5.3kW(7.2PS)、最大トルク55Nm(5.6kgm)となります。


組み合わされるトランスミッションは電気式無段変速機、ハイブリッドバッテリーにはリチウムイオン電池を採用しました。


ハイブリッドモデルの使用燃料は無鉛レギュラーガソリン、燃料タンク容量は36L(E-fourは43L)です。


WLTCモード燃費は26.2㎞/L(E-four24.2km/L)となります。



■ドライバーを助ける、予防安全パッケージ トヨタセーフティセンス



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カローラクロスでは全車に、先進の予防安全パッケージであるToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)を採用しています。


単眼カメラとミリ波レーダーを使い、多くの状況でドライバーをサポートする機能を揃えました。


ぶつからないをサポートするプリクラッシュセーフティ、高速道路で車線中央をキープしてくれるレーントレーシングアシスト、先行車との距離を一定に保つレーダークルーズコントロール、夜間の見やすさをサポートするオートマチックハイビーム、標識の見逃し防止をサポートするロードサインアシストの5つの機能を基本装備として、ドライバーを支援するパッケージです。


さらにオプションやグレード別装備として、パーキングサポートブレーキ、ブラインドスポットモニター、パノラミックビューモニターなどを揃え、より高い安全技術を提供しています。



■同門のトヨタ 5代目RAV4がライバル



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カローラクロスのライバルとなるのは同門の5代目RAV4でしょう。


ガソリンエンジンモデルには、2.0Lダイナミックフォースエンジンを搭載、ハイブリッドモデルでは2.5Lダイナミックフォースエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせます。


最大熱効率が40%に到達するこのエンジンで、全域でのトルクアップと燃費向上を両立させました。


4WDシステムには、ガソリン車のアドベンチャーとG”Zパッケージ”にダイナミックトルクベクタリングシステムを装備します。


また、ガソリン車のAWDモデルには路面状況にあった4WD性能を引き出すマルチテレインセレクトを装備し、走行性能を高めます。


舗装路面の走行が多い場合にはカローラクロス、砂地などの非舗装路面までしっかりとドライビングを楽しみたいという方には、5代目RAV4がおすすめです。



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カローラクロスの走行性能を解説してきました。


信頼性の高い1.8Lエンジンは日常域でも高速域でも過不足なくパワーを引き出し、重心の高さを感じにくい乗り味は、見事の一言です。


しっかりとロングドライブも快適にこなせるカローラクロスは、クルマを使った移動をさらに快適なものへと高めてくれるでしょう。



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