日産 2代目ムラーノのグレードごとの違いは?

お気に入りの中古車一覧

SUVバイヤーズコラム

日産 2代目ムラーノのグレードごとの違いは?

2021.11.23

ムラーノは日産の高級クロスオーバーSUVで、初代モデルは2004年〜2008年まで、2代目は2008年〜2015年まで販売されていました。


北米市場をターゲットに開発されただけあって、大きくゆったりとしたボディサイズや、印象的な造形のデザインが特徴のモデルです。


2代目ムラーノのグレードは大きく分けてXLとXVがあり、それぞれ2.5Lと3.5Lのエンジン、そして2WDと4WDモデルが存在します。


2.5Lエンジンは250、3.5Lエンジンは350とグレード名に付き、4WDの場合はさらにFOURと付きます。


そこで今回は、2代目ムラーノのグレード別の装備や特徴を解説します。



■ボディサイズが大きくなり、モダンに進化した2代目ムラーノ



日産 2代目ムラーノのグレードごとの違いは?


2代目ムラーノは2008年9月に発売が開始されました。


2代目は新型プラットフォーム、Dプラットフォームを採用し、世界約170ヶ国での発売を計画したグローバルモデルです。


ボディサイズは全長4,825mm×全幅1,895mm×全高1,700mm、ホイールベースは2,825mmで、初代より一回り大きくなり、1,900mmに迫る全幅はやはり存在感があります。


フロントグリルと4連プロジェクターヘッドランプを融合したスタイリッシュでワイドな造形が特徴的で、サイドウインドウは後端が跳ね上がったデザインでスポーティさを強調しています。


発売当初は全車ALL MODE 4×4-i(フルタイム式4WD)のみの設定で、パワートレインは2.5L 直4DOHCガソリンNAエンジンと3.5L V6DOHCガソリンNAの2種類を用意しています。


トランスミッションはどちらもCVTですが、3.5L V6モデルは6速マニュアルモード付が搭載されます。


2010年1月にはFF(前輪駆動)モデルが追加され、2011年1月にはマイナーチェンジが実施されました。


後期型はよりシャープさを強調したフロントグリルやワイド感を強めたフロントバンパー、リアコンビネーションランプの意匠変更、新デザインのアルミホイールを採用し、より一層上質な雰囲気となっています。


その後2012年には、ゴールドのステッチ付きのホワイト本革シートを装備したモード・ビアンコ、シートとドアトリムにレッドレザーを採用したモード・ロッソ、2013年にはゴールドのステッチ付きのホワイトとブラックの本皮コンビシートを装備したモード・ビアネロなど、インテリアを中心に上質感を演出した特別仕様車が追加されています。


では、マイナーチェンジ以降のモデルで、グレード別の装備についてそれぞれ解説していきましょう。



■ベースグレードのXL、しかし高級車ならではの充実した装備が楽しめる



日産 2代目ムラーノのグレードごとの違いは?


XLはムラーノのベーシックなグレードです。


このグレードは2.5Lエンジンのみの設定で、2WDの250XLと4WDの250XL FOURが選択できます。


ベーシックグレードとはいえ、ムラーノ自体が高級モデルですので基本的な装備は充実しています。


たとえば以下のような装備はすべて標準装備です。


・バイキセノンヘッドランプ

・オートライトシステム

・プライバシーガラス

・サイドブラインドモニター

・バックビューモニター

・本革巻ステアリング&シフトノブ

・リモコン可倒式リアシート

・7インチワイド液晶モニター

・プッシュエンジンスターター

・インテリジェントキー

・ファインビジョンメーター

・エアコン左右独立温度調整機能


日産 2代目ムラーノのグレードごとの違いは?


XLだけの装備、仕様は以下のものです。


・シート地クロス(ファブリック)

・運転席・助手席マニュアルシート

・オゾンセーフフルオートエアコン

・インダッシュ6CD/ラジオ/6スピーカー


また、以下のものはディーラーオプションとして選択可能です。


・フォグランプ

・ハイパーLEDデイライト

・フロントサイドビューモニター

・フロアカーペット

・トノカバー

・ETCユニット


さらにメーカーオプションで、カーウイングスナビゲーションシステム(地デジ内蔵・HDD方式)、Boseサウンドシステム(11スピーカー)を選択できますが、その場合はステアリングスイッチとオートスピードコントロール装置がセットとなります。


XLグレードの新車販売当時の価格は次の通りです。


250XL:297万1500円

250XL FOUR:315万円



■本革シート、ナビシステムが標準装備となる上級グレード



日産 2代目ムラーノのグレードごとの違いは?


XVはムラーノの上級グレードです。


パワートレインは2.5Lと3.5Lを選ぶことができますが、3.5Lは4WDのみとなります。


したがってグレード構成は2WDの250XV、4WDの250XV FOUR、350XV FOURとなります。


XVの標準装備は以下のとおりです。


・本革シート(前席ヒーター付)

・運転席

・助手席パワーシート

・プラズマクラスター搭載フルオートエアコン

・カーウイングスナビゲーションシステム

・スタイリッシュガラスルーフ

・ルーフレール(スタイリッシュガラスルーフとセットでレスオプションも可能)

・20インチアルミホイール&タイヤ


日産 2代目ムラーノのグレードごとの違いは?


ディーラーオプションは、XLと同じものをすべて選択できます(ETCユニットは標準装備)。


XVのみ選択できるオプションとしてパーソナルドライビングポジションメモリーシステムがあります。


こちらを選ぶと、ステアリング、運転席シート、ドアミラー、インテリジェントキーが連動となり、リモコン可倒式リアシートが電動復帰タイプとなります。


また、リモコンオートバックドア(挟み込み防止機構付)も選択可能です。


BoseサウンドシステムはXLと同様にオプションとなります。


XVグレードの新車販売当時の価格は次の通りです。


250XV:372万150円

250XV FOUR:389万8650円

350XV FOUR:446万9850円


日産の高級クロスオーバーSUV、2代目ムラーノの魅力を紹介しました。


個性的なデザインは普遍的で、流行に左右されておらず、今見ても斬新でスタイリッシュです。


気になる方はぜひ一度中古車で探してみるのはいかがでしょうか。



ムラーノの中古車情報を見てみる

SUVバイヤーズコラムの一覧に戻る

買取&下取強化中!
査定もお気軽にご依頼ください!

トップへ戻る