【クーペライクなデザインが魅力】ホンダ 初代ヴェゼルのエクステリアを解説

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【クーペライクなデザインが魅力】ホンダ 初代ヴェゼルのエクステリアを解説

2021.11.06

ヴェゼルはホンダのコンパクトクロスオーバーSUVで、世界戦略車として様々な国や地域で販売されているモデルです。


初代モデルは2013年に発売され、2021年4月には2代目にモデルチェンジとなりました。


2代目はメカニズムやデザインなど全面的に刷新されましたが、初代も最終型は熟成を極めたモデルでまだまだ魅力が十分にあります。


そこで今回は、初代ヴェゼルのエクステリア(外装)を中心に、その魅力を解説していきます。



■コンパクトSUVならではの扱いやすいボディサイズ



【クーペライクなデザインが魅力】ホンダ 初代ヴェゼルのエクステリアを解説


初代ヴェゼルのボディサイズは、全長4,295mm×全幅1,770mm×全高1,605mm(発売時)、ホイールベースは2,610mmとなります。


人気のコンパクトクロスオーバーSUVとして平均的な大きさで、都市部や狭い道路、駐車場でも扱いやすいサイズです。


最低地上高はFFモデルが185mm、4WDモデルが170mmとなります。


4WDの最低地上高はやや低めですが、都市部が中心であれば困ることはないでしょう。



■SUVの安定感とクーペのパーソナル性を見事に融合したデザイン



【クーペライクなデザインが魅力】ホンダ 初代ヴェゼルのエクステリアを解説


初代ヴェゼルのデザインコンセプトは「Dyanamic Cross Solid(ダイナミック・クロス・ソリッド)」というもので、安定感のあるロアボディとクーペライクなアッパーボディを、印象深いキャラクターラインで融合したスタイリッシュなデザインが特徴です。


フロントグリルはダークなメタル調の表現、そして透明感のあるヘッドライトとの連続性のある造形とし、個性と存在感を主張しています。


大きく張り出したバンパーと厚みのあるロングノーズでSUVならではの塊感や力強さも表現しています。


2018年2月のマイナーチェンジでは、フロントバンパーやグリルのデザインがモダンで優雅なデザインに変更され、ヘッドライトはLEDのインラインタイプを採用することで、さらに先進的で力強いフロントビューとなりました。


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サイドビューは、フロントドアからサイドウインドウ後端に向けて、ボディをえぐるように駆け上がるダイナミックなキャラクターラインを配置。


ロアボディとアッパーボディそれぞれの塊感を強調しつつもひとつの造形として融合し、スタイリッシュかつ安定感のあるスタイリングに仕上げています。


後席ドアのアウターハンドルをウインドウグラフィックスに溶け込ませることで、2ドアクーペのパーソナル感とスポーティなイメージを高めています。


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リアビューは、左右に張り出させたコーナーと肉厚の造形で下部にボリューム感を持たせることで安定感を強調。


タフで力強い印象を与えつつも、大きく前傾させたリアウインドウと彫りの深いテールゲートで軽快感を表現しています。


空力性能とスタイリングにこだわった形状のテールゲートスポイラーは全車標準装備としています。


ボディカラーは、プレミアムクリスタルレッド・メタリック、ミッドナイトブルービーム・メタリック、ルナシルバーメタリック、クリスタルブラック・パール、ルーセブラック・メタリック、そしてマイナーチェンジ以降の新開発色として、オーロラアメジスト・メタリック、シルバーミストグリーン・メタリック、プラチナホワイト・パールの計8色が用意されています。



■軽量高剛性のシャシーがリニアで安定した走りを生み出す



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初代ヴェゼルのシャシーは、骨格部材を組み立ててから外板パネルを溶接するインナーフレーム構造や、超ハイテン材(高張力鋼板)の採用によって、強固なボディ骨格を効率的に形成しています。


さらにフロントのサブフレーム&ブラケット、ダッシュロアクロスメンバー、パフォーマンスロッド、リアサスペンション取り付け点、テールゲート開口部など各部を効果的に補強することで、リニアな走りを生む軽量高剛性ボディを作り上げています。


サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット式、リアにはH型トーションビーム式を採用しています。


これはヴェゼル専用設計で、ワイドトレッドと低ロールセンター高を実現したうえで、振幅感応型ダンパーやリバウンドスプリング、液封コンプライアンスブッシュを採用し、乗り心地と操縦安定性を高い次元で両立させています。



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■スポーティで機能的なエアロパーツを身にまとったモデューロX



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モデューロとは、ホンダの四輪車の純正アクセサリーを生産、販売するホンダアクセスが開発した純正コンプリートカーで、主にスポーティなドレスアップを中心としたスタイルが特徴です。


初代ヴェゼルには2019年11月にヴェゼル ツーリング モデューロXが追加されました。


ブラックを基調とした専用のフロントグリルやエアロバンパー、専用LEDフォグライト、リアエアロロアーガーニッシュなど、スタイリッシュなヴェゼルをさらにスポーティで上質なデザインに進化させたフォルムとなっています。


エアロパーツは空力特性を考慮していますし、専用サスペンションと組み合わせることで上質でしなやかな走りを実現。


直進、旋回において安定感のあるフラットな乗り心地を追求しています。


モデューロXのFFモデルには専用18インチアルミホイール、4WDには専用17インチアルミホイールが装着されています。



■スポーティなスタイリングに定評のあるハイブリッドも選べるC-HRがライバル



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スポーティなスタイリングと実用的なパッケージング、ハイブリッドも選べる経済的なパワートレインということで、こちらも大ヒットのコンパクトSUV、トヨタC-HRが強力なライバルと言えるでしょう。


C-HRは2016年に発売が開始されました。


トヨタのクルマづくりにおける構造改革 TNGAの第二弾として登場し、スピード感のあるキャビン形状や彫刻的な面造形、ダイヤモンドをモチーフに強く絞り込んだボディといった個性的でスタイリッシュなエクステリアに、ヨーロッパの一般道路での走り込み、チューニングにより、運動性能にもこだわった走行性能が特徴です。


ボディサイズは全長4,385mm(GRスポーツは4,390mm)×全幅1,795mm×全高1,550mm(4WDは1,565mm)、ホイールベースは2,640mm、最低地上高は140mm(4WDのG-TとS-Tは155mm)となります。


立体駐車場には対応した全高ですが、最低地上高は一般的な乗用車と変わらない高さですので、都市部での使用がメインの方におすすめです。



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ホンダのベストセラーモデルであるヴェゼル。


コンパクトでありながら後席も十分な広さがあり、若いファミリー世代にもおすすめです。


2019年1月には1.5Lのガソリンターボモデルも追加されましたので、パワフルな走りを楽しみたい方はいかがでしょうか。



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