三菱 デリカD:5をワイルドにキメるならこんなカスタムがおすすめ

お気に入りの中古車一覧

SUVバイヤーズコラム

三菱 デリカD:5をワイルドにキメるならこんなカスタムがおすすめ

2021.10.23

■いつの世も変わらないデリカのカスタム事情!



三菱 デリカD:5をワイルドにキメるならこんなカスタムがおすすめ


三菱 デリカといえば、2代目のスターワゴンからRVイメージが強い車種となり、3代目スターワゴン、4代目スペースギアと、常にプロショップやオーナー達によってカスタムを施されてきたクルマ。


最近ですと5代目にあたるデリカD:5も例に盛れず、前期型・後期型問わずカスタムされた個体を多く街でも見かけますよね。


メッキパーツやポリッシュ仕上げのギラギラカスタムはもちろん、いぶし銀の実用性特化カスタムや、見た目にも大迫力のワイド化&リフトアップなどその方向性は多岐に渡る事からも、デリカD:5という車種の懐の深さが分かります。


私もデリカD:5オーナーですので、今回はデリカをワイルドにキメるならこんなカスタム!という内容でいくつか紹介します。



■まずはここから!ホイール+タイヤ+マッドフラップの三種の神器



三菱 デリカD:5をワイルドにキメるならこんなカスタムがおすすめ


デリカD:5(以下デリカと表記)といえばSUVに引けを取らない悪路走破性を持つミニバンとして、唯一無二の個性を持つ一台。


オンロードやクルージングを重視したグレードも存在しますが、やはりデリカのカスタムといえばワイルドな足元。


もっともポピュラーなのは、16インチ7Jのオフロードホイールに、225/70R16からのオールテレーンタイヤやマッドテレーンタイヤなどのオフロード系タイヤの組み合わせです。


デリカの純正サイズは18インチ7J+38のホイールに225/55R18のオールシーズンタイヤですが、ほぼ外径そのままにオフロードイメージを強める事ができてしまうのがこの16インチ化です。


もちろん17インチを履かせる方もいらっしゃいますが、多くのホイールメーカーがデリカ専用サイズとしてリリースしてくれているのが16インチです(インセット数値はホイールメーカーによって異なります)。


まずホイール!と手を出すのであれば、それらの中から好みのものをチョイスするのがおすすめです。


タイヤも様々なメーカーから同サイズが発売されていますので、用途や予算、普段の走行シーンによってチョイスしましょう。


ただし、同じ表記サイズであっても実際の外径や形状も様々ですから、インナーやサスへの干渉などは取り付けるお店やメーカーに確認する事が大前提となります。


SNSなどで情報収集するのもひとつの手段です。


ちなみに筆者は16インチ7J+38のホイールにワンサイズ上の235/70R16を装着しています。


そして、見た目にもワイルドさがぐっと高まるのがマッドフラップです。


これも色々なメーカーから発売されているので、好みのものを選択しましょう。


ちなみに、ブロック間の隙間が大きいオフロードタイヤは当然石を噛みこんだりしやすいため、走行中に後続車や歩行者にそれらを飛ばしてしまう危険があります。


その可能性を大きく軽減する事ができるので、マッドフラップは個人的にオフロードタイヤを履く上で装着を強く推奨したい一品だったりします。


●予算の目安

ホイール:約2万円~/1本

タイヤ:約1万円~/1本

マッドフラップ:約2万円~/前後4枚 +工賃(ご依頼先にご確認下さい)



■タフな見た目を更に強化!フロントガードの装着



三菱 デリカD:5をワイルドにキメるならこんなカスタムがおすすめ


ワイルドな四駆の見た目といえば、やはりひとめで頑強さやタフさが伝わるガード類です。


かつて日本を席捲したRVブームの頃、自動車メーカー各社はこぞっていろいろな既存車種にフロントガードを装着して「RV仕様車」として発売していましたね。


安全基準の見直しによって純正採用する車種こそ絶滅してしまいましたが、現在でもアフターパーツメーカーから安全基準や車検適合性を加味した商品群がリリースされています。


中には別売りの追加ランプ類を取り付けるためのブラケットが装備されているものもあります。


カスタムの幅が広がりますね。


●予算の目安

フロントガード:約5万円~ +工賃(ご依頼先にご確認下さい)



■デリカの積載力を更に強化!ルーフラックを載せよう



三菱 デリカD:5をワイルドにキメるならこんなカスタムがおすすめ


三菱のCMでお馴染み「SUVじゃ積み切れない!ミニバンじゃ辿り着けない!」のキャッチフレーズを持つデリカですが、やはり積載能力はいくらあっても困らないもの。


筆者の家庭を例にとると、夫婦+子供3人の5名乗車ともなると、そこから更にアウトドアギアやテント類、着替えや遊び道具などを積むと、かなりの荷室を持つデリカといえど室内はあっという間にパンパン状態に……。


お子さんがいる皆様は意外と狭さを感じるシーンが多いのではないでしょうか。


そんな時はルーフに載せるラックはいかがでしょうか。


最大積載能力を底上げできるのはもちろん、そのヘビーデューティーなルックスはデリカの四駆ムードをぐっと盛り立ててくれます。


各社から発売されているベースキャリアなどにカゴ型のラックを組み合わせる方法なら、季節や積むものに応じてスノーボードやスキー、自転車用キャリアなどに換装する事もできます。


また、ベースキャリアを使わずルーフに直接固定する車種専用設計品もあります。


こちらは全高を抑えられるので、元のクルマのスタイリングを維持できるというメリットがあります。


スタイリングを重視するならこちらがおすすめです。


ルーフ上に荷物を満載するデリカはそれだけでとてもカッコイイですよ。


満載状態だと少年たちが「おお~!すっげ~!」と目をキラキラさせて見てくれたりします。


自分の小さい頃を見ているようです(筆者はこういうデリカに強い憧れがありました)。


それから、荷物を積み下ろしするためのリアラダーもあるともっと無骨に、もっと便利になります。


こちらも合わせて装着をぜひご検討下さい。


●予算の目安

ルーフラック(車種専用設計/ルーフに直接取り付けるタイプ):約7万円~

カゴ型ラック(汎用品/別途取り付け用の下記ベースキャリア等が必要):約1.5万円~

カゴ型ラックに必要なベースキャリア:約1万円~

リアラダー:約4万5000円~ +工賃(ご依頼先にご確認下さい)



■ワイドボディの迫力を!オーバーフェンダー装着



三菱 デリカD:5をワイルドにキメるならこんなカスタムがおすすめ


タフな四駆のイメージといえばやはりワイドな立ち姿。


往年のクロカン車は大迫力のオーバーフェンダーを装備している事も多いですよね。


デリカはノーマル状態でもタイヤ周りのプレスラインと造形によってオーバーフェンダー風の処理がしてあるのですが、これをもっと張り出させて迫力を出すカスタムが人気です。


多くのパーツメーカーからの商品は黒ゲル仕様となっているため別途塗装費用なども必要となってきますし、全幅が拡大されるので取り付けるものによっては車検取得のための構造変更申請が必要な点など、他パーツと比較してやや難易度が高いです。


また、フィッティングにも経験と練度が求められる部分が多々ありますし、取り付けは可能であればプロに依頼する事をおすすめします。


●予算の目安

オーバーフェンダーキット:約5万円~

塗装費用:約4万円~ +工賃(ご依頼先にご確認下さい)



■デリカカスタムの終着点!リフトアップキットで大迫力を手に入れる



三菱 デリカD:5をワイルドにキメるならこんなカスタムがおすすめ


古今東西、クロカン系カスタムの終着点であるリフトアップ。


ノーマルと比べて高く持ち上げられた車体と、それに合わせて装備された巨大な足回り。


見るものを圧倒する迫力。


まさに四駆の華ともいえる姿と言えます。


近年は「チョイ上げ」と呼ばれる数cm単位の少しだけリフトアップするスタイルも流行しており、ひと昔前ほど極端なリフトアップ車両は多く見かけなくなりました。


しかし、現在でも依然としてリフトアップは人気の高い手法であり、様々な選択肢が用意されています。


最もポピュラーなのは1インチアップ(+2.54cm)~のリフトアップコイルを装着するお手軽カスタムで、こちらであれば大がかりな作業工賃も発生せず、パーツ費用も抑える事ができます。


ただし、コイルだけの変更ではサスペンションの構造上ポジティブキャンバー(正面から見てタイヤが逆八の字の状態)になってしまうので、別途キャンバー角度調整のためのパーツが必要となる事もあるのが注意点です。


他にもドライブシャフトブーツへの負担を考えないといけなかったりと気を付けるポイントがいくつかあるので、こちらも気をつけましょう。


そして本気のリフトアップとなってくるとリフトアップキットを使用する事になります。


こちらは前後サスペンションまわりだけではなく、エンジンマウントの位置や排気系の配置調整、各ハーネスやパイプ関係の取り回し加工など、取り付けに際しても熟練の技術が必要となる工程です。


そのため、リフトアップに造詣が深くしっかりとしたノウハウを持ったプロショップに依頼する事になりますが、作業量も作業時間も作業難度もこれまで挙げてきたカスタムと一線を画すものとなるため、費用も当然跳ね上がります。


しかし、なにものにも代えがたいのがこの大規模カスタムの魅力であり魔力。


一度装着すればあなたのデリカは圧倒的な迫力をもつ姿へ変貌し、そのド迫力の車高はきっと費用に見合う満足感と充実感を与えてくれる筈です。


●予算の目安

リフトアップコイル:約3万5000円~

リフトアップコイルに必要な各パーツ類:約2万円~

リフトアップキット:約15万円~ +工賃(ご依頼先にご確認下さい)



■番外編:ランプ類



三菱 デリカD:5をワイルドにキメるならこんなカスタムがおすすめ


上記したパーツの中には、追加のランプ類を装着するためのブラケットが付いているものも多く、より一層四駆イメージを高めるためにフォグランプやLEDライトバー、スポットライトなどを取り付けるオーナーも多いです。


筆者もルーフラック前端に四連フォグやLEDバー(42インチ)を取り付けて楽しんでいます。


ただし、こちらは取り付け方法や配線次第で車検に通らなくなってしまうので、各保安基準を確認の上でカスタムしましょう。


●予算の目安

フォグランプ:約5000円~/1個

LEDライトバー:約5000円~(サイズによって変動 ルーフ装着の42インチの場合2万円程度~)

配線・スイッチ類:約3000円~/1本 +工賃(ご依頼先にご確認下さい)



■めくるめくデリカカスタム。個性を手に入れよう!



三菱 デリカD:5をワイルドにキメるならこんなカスタムがおすすめ


少し長くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか。


デリカは人気車種であり、街中でも見かける事が多いモデルですが、少しカスタムをするだけで一気に個性を手に入れる事ができるクルマでもあります。


今回こちらの記事を見て「ちょっとやってみようかな」と思っていただけたなら、いちデリカ乗りとしてこれに勝る喜びはありません。


あなたのデリカライフにもぜひ、カスタムという選択肢を入れてみて下さいね。



デリカD:5の中古車情報を見てみる

SUVバイヤーズコラムの一覧に戻る

買取&下取強化中!
査定もお気軽にご依頼ください!

トップへ戻る