中古なら100万円以下で狙えるSUV5選 その3
2021.10.21
荷物がたっぷり積めて使いやすくて、そしてちょっと視点が高いから運転もしやすいSUV。
今や各メーカーから様々なモデルが登場し、ファミリーカーの選択肢としても選ばれるようになってきています。
当然、人気がこれだけ長く続けば中古車市場も大いに盛りあがっています。
100万円以下の予算でも魅力的なモデルを探すことができます。
今回はそんなSUVをピックアップして紹介していきます。
■ボディサイズが大きくなり、ファミリーカーとしても使える｜トヨタ 3代目RAV4
初代RAV4は1994年に発売され、シティユースを前提としたカジュアルなコンパクトクロスオーバーSUVとして大ヒットしました。
特に北米での人気上昇に合わせてモデルチェンジの度にボディサイズが大きくなり、4代目は日本への導入が見送られましたが、現行型の5代目はタフな外観と最新メカニズムで再び日本市場に導入し、またもや大人気となります。
そんなRAV4を100万円以下の予算で探すなら3代目。
こちらは2005年11月にデビューし、都会で映えるスタイリッシュなデザインとオフロードでも頼もしい高剛性のボディやアクティブトルクコントロール4WD、ゆとりの2.4Lガソリンエンジンといったメカニズムが魅力です。
多彩な収納スペースやスーパーチルトダウン機構を採用した6:4分割可倒式リアシート、フラットなラゲッジスペースなど使い勝手も良いのでファミリーカーとしてもおすすめです。
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※価格は支払総額
■高級感のあるデザインと広々室内空間は今でも魅力的｜ホンダ 3代目CR-V
ホンダを代表するミドルクラスSUVであるCR-Vは1995年に発売。
バランスの良いスポーティなデザインやラフロードでもゆとりのある最低地上高、実用的なパッケージングで大人気となりました。
現行型は5代目ですが100万円以下で狙うなら3代目。
こちらは2006年10月に発表され、プレミアム感のある堂々としたデザインや充実した装備、ゆとりのある室内空間などSUVとしての魅力を高い次元でバランスさせたモデルです。
堂々と張り出したボリューム感のあるフェンダーやなだらかに傾斜していくリアウィンドウのデザインは個性的で今見ても古臭さは感じません。
■コンパクトなボディに3列シートのパッケージングが魅力｜ホンダ 2代目クロスロード
2代目クロスロードは、コンパクトで扱いやすいボディサイズでありながら、3列7名乗車も可能なパッケージングで2007年に登場したSUVです。
スクエアで塊感のあるフォルムやくっきりと張り出したフェンダー、深く面取りしたようなデザインのウインドウ周りなどSUVとしての力強さを表現しつつ、すっきりとしたヘッドライトやグリルデザインで洗練されたアーバンスタイルも両立させています。
都市部でも扱いやすい1.8Lと2.0Lのi-VTECエンジンを搭載し、5速ATとの組み合わせで軽快な走りを実現しています。
また4WD車にはヒルスタートアシストも搭載されています。
3列目シートは、大人がゆったり座れるほど広くはありませんが、エマージェンシー用と割り切って使うなら便利かもしれません。
多彩なシートアレンジでファミリーカーとしても使えそうです。
■本格的なオフロード性能と都市部での使いやすさが融合した｜スズキ 3代目エスクード
3代目エスクードは、本格的なオフロード性能を持ちながらオンロードでも快適な乗り心地を持つモデルとして1988年に登場したモデルです。
初代と2代目はラダーフレーム構造でしたが、3代目からは軽量なモノコック構造とラダーフレーム構造の長所を取り入れたビルトインラダーフレーム構造を導入し、エスクードの魅力をさらに高めました。
FR(後輪駆動)ベースのレイアウトで、50:50の理想的な前後重量配分を実現しているのもポイントです。
進化したエスクードも、この3代目であれば100万円以下で狙うことが可能。
ただしオフロードを多く走行した個体は下回りのサビが多い場合がありますので、検討の際には十分確認するようにしましょう。
本格的なアウトドアレジャーを楽しみたい方に特におすすめです。
■高級車としてぜひ選びたいロングセラーモデル｜トヨタ 2代目ハリアー
元祖「プレミアムSUV」であるハリアー。
登場する度に話題となり、高い人気が続いています。
高級車として選ばれることも多く、憧れている方もいるのではないでしょうか。
そんなハリアーも2代目であれば100万円以下で狙うことができます。
こちらは2003年にデビューし、2013年までと比較的長い期間販売されたロングセラーモデルです。
2005年にはハリアーハイブリッドも追加されました。
2006年には一部改良が実施され、装備やメカニズムが大幅に見直されましたので、狙うなら2006年以降が良いでしょう。
クーペのようにスタイリッシュなスタイリングは高級サルーンのようなラグジュアリーな雰囲気もあり、今でも色褪せない魅力を放っています。
安全性能もミリ波レーダーのプリクラッシュセーフティシステムや、ステアリング角度と車速に応じてヘッドライトの光軸を動かしてカーブでの視認性を向上させるインテリジェントAFSなど当時最新のメカニズムが用意されました。
100万円以下でも、ここでご紹介したように十分魅力的なモデルを探すことができます。
ただし、走行距離やメンテナンスの履歴、下回りのサビなどをきちんとチェックし、良い状態であるかを確認してから検討するようにしましょう。
