【日産 ジュークグレード比較】グレートごとに装備はどう違う?
2021.07.09
2010年〜2020年まで販売されていた日産のコンパクトSUV、ジューク。
ヨーロッパでは2代目にモデルチェンジとなりましたが、日本や北米では現在販売を終了し、キックスがその役割を担っています。
しかし個性的なエクステリア(外装)やパッケージングは他のSUVにはない魅力があり、中古車市場では今でも人気のモデルです。
そこで今回は、生産終了間際の比較的新しいジューク(2018年8月モデル)のグレードをそれぞれ解説していきましょう。
■用意されているパワートレイン
ジュークには、グレードによって異なる2種類のエンジンが用意されています。
一つは1.5L 直4ガソリンNAで、最高出力は83kW(114PS)/6,000rpm、最大トルクは150Nm(15.3kgm)/4,000rpm、組み合わせられるトランスミッションはエクストロニックCVTです。
もう一つは1.6L 直4ガソリンターボで、最高出力は140kW(190PS)/5,600rpm、最大トルクは240Nm(24.5kgm)/1,600〜5,200rpm、トランスミッションはエクストロニックCVT-M7(7速マニュアルモード付)となります。
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※価格は支払総額
■最もベーシックなグレード:15RX
15RXはもっともベーシックなグレードで、シンプルな装備ながらジュークの魅力をお得に味わえるのが特徴です。
主な標準装備は、ハロゲンヘッドランプ、オートライトシステム、本革巻ステアリング、リモートコントロールエントリーシステム、オートエアコン、インテリジェントコントロールディスプレイ、アイドリングストップ、ABS、EBD(電子制御制動力配分システム)、VDC、インテリジェント エマージェンシーブレーキ、車線逸脱警報となります。
タイヤは16インチでホイールはスチール(フルホイールカバー付)、シート地はスエード調トリコットという仕様です。
またこのグレードにはさらにシンプルな装備となる「シンプルパッケージ」も設定されており、こちらはウレタンステアリング、マニュアルエアコン、トリコットシートという仕様で、インテリジェントエマージェンシーブレーキや車線逸脱機能は付属しないという装備内容となります。
■豊富なバリエーションと充実した装備でジュークの魅力が味わえる中間グレード:15RX Vセレクション
こちらは15RXの装備をさらに充実させた中間グレードです。
15RXの装備に加え、ハイビームアシスト、フォグランプ、プッシュエンジンスターター、インテリジェントキー、シルバーの17インチアルミホイール、エンジンイモビライザーなどが標準装備となります。
さらに、キセノンヘッドランプ、Sパック(サイドエアバッグ、カーテンエアバッグなどがセット)、ブラックの17インチアルミホイールがオプションで装着できるようになります。
※この画像は2014年式 RX パーソナライゼーションです。
このグレードには、好みのボディカラーやエクステリアパーツを組み合わせてオリジナリティの高いカスタマイズができる「パーソナライゼーション(211万2480円)」が設定されています。
8色のボディカラーと4色のエクステリアパーツカラー、3色のインテリアパーツカラー、そして本革シートやブラック塗装のアルミホイールといったオプションなど81パターンから好みの1台を選択することが可能です。
さらに、ルーフやエンジンフード、ピラーにも2トーンカラーを採用したこだわりのカラーデザインが特徴の「ドレスアップ(215万2440円)」もあります。
こちらにはボディカラーの選択によって17インチのアルミホイールがシルバー、もしくはブラックという組み合わせになります。
■専用装備でジュークをスタイリッシュに仕上げたグレード:15RX Vセレクション スタイルニスモ
こちらは15RX Vセレクションの装備をベースにニスモ専用のフロントグリルやフロント&リアバンパー、サイドシルプテクターなどを装着した、スポーティでスタイリッシュなエクステリアが特徴のグレードです。
専用装備品以外は基本的に15RX Vセレクションと同じですが、バンパーデザインの関係上フォグランプは装着されません。
17インチホイールはブラック塗装仕上げとなっています。
このグレードには安全性能を高めた「アラウンドビューモニターパッケージ(231万2280円)」が設定されています。
こちらにはキセノンヘッドランプ、インテリジェントアラウンドビューモニター、ディスプレイ付自動防眩式ルームミラーが標準装備となっています。
■欲しい装備がさらに充実した上級グレード:15RX V アーバンセレクション
このグレードは1.5Lエンジンモデルの上級グレードとなります。
主な装備・仕様は15RX Vセレクションのものに加えて、キセノンヘッドランプ、アルミ製スポーツペダルが標準となります。
また、本革巻ステアリング(シルバーステッチ付)、クールブラックフロントグリル、ブラックバックドアモール、エキゾーストフィニッシャー、専用クールブラック17インチアルミホイールがこのグレード専用装備となっています。
また、このグレードでも「パーソナライゼーション(229万6080円)」を選択することが可能です。
■1.6Lターボエンジン搭載の2WDモデル:16GT
※画像は16GT パーソナライゼーションです。
こちらは1.6Lガソリンターボの2WDモデルです。
パワートレインが異なる他は「15RX Vセレクション」の装備とほとんど同じですが、アルミ製スポーツペダルと専用エンブレムが装着されます。
またタイヤは17インチアルミホイール(シルバー)で、4スピーカーが標準仕様となります(1.5Lモデルは2スピーカーが標準、リアスピーカーはオプション設定)。
ただし、エンジンの仕様上アイドリングストップは搭載されません。
こちらも15RX Vセレクションと同様、「パーソナライゼーション(251万8560円)」、「ドレスアップ(254万9880円)」の選択が可能です。
■トルクベクトル付4WDを搭載した最上級グレード:16GT FOUR
こちらは1.6Lガソリンターボの4WDモデルです。
インテリジェント4×4(トルクベクトル付)と寒冷地仕様が標準装備となる他は、16GTと同じ装備内容となります。
ただし、リアに駆動システムが搭載される関係で、「ラゲッジアンダーボックス」は小物入れに変更されます。
また、実質的な最上級グレードということになりますが、キセノンヘッドランプはオプション設定です。
このグレードでも「パーソナライゼーション(279万1800円)」、「ドレスアップ(282万3120円)」の選択が可能です。
今では中古でしか乗ることのできないジューク。
豊富なボディカラーやエクステリアパーツの組み合わせが選べるパーソナライゼーションも楽しくて個性的です。
お気に入りの一台をぜひ見つけてみませんか?