軽自動車はちょっと…な人におすすめしたいコンパクトSUV

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軽自動車はちょっと…な人におすすめしたいコンパクトSUV

2021.03.29

コンパクトSUV市場は、いまや軽自動車まで幅を広げ、メーカー各社が肝いりの魅力的なモデルを続々と投入しています。


もちろん軽自動車には、そのコンパクトなサイズにくわえて経済性というメリットもあるわけですが、ロングドライブが苦手だったり、乗員が最大でも4人までだったりと、苦手な部分があり「コンパクトなSUVは欲しいけれど、軽自動車はちょっと…」という方もいます。


そこで、ここでは普通車だけど軽自動車に迫るサイズ感だったり、経済性だったりを備える秀逸おすすめSUVを厳選してみました。



■話題性バツグン、無駄をそぎ落とした都会派。トヨタ ヤリスクロス



軽自動車はちょっと…な人におすすめしたいコンパクトSUV



2020年8月に誕生したトヨタ ヤリスクロスは、コンパクトカーのヤリスをベースとしたコンパクトなクロスオーバーSUVです。


日本と同様に激戦市場である欧州にも重点を置いたグローバル戦略車で、発売と同時にその完成度の高さから高評価を獲得しています。


コンセプトに無駄なものを排したいわゆる“ミニマル”を掲げ、外観は大径グリルに大径タイヤでSUVらしい力強さをアピールしながら、くどさを感じさせないスマートな印象としています。


ボディサイズは、全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mm。


ホイールベースは2,560mmとなり、ベースとなったヤリスよりひと回り大きくすることでゆとりある室内・荷室空間を確保しました。


気になる荷室容量は390Lで、載せる荷物により床面高さが調節できる6:4分割アジャスタブルデッキボードを採用。


リアシートは4:2:4分割できるため、真ん中のみを倒せば大人4人が乗車したまま長尺物も積載でき、タウンユースからアウトドアレジャーまで、さまざまの活用できるでしょう。


エンジンは、1.5L 直列3気筒のガソリンとハイブリッドの2種類で、トランスミッションは全車CVT、駆動方式も全車で2WD/4WDが選択可能です。


燃費はガソリン車がWLTCモードで18.8~20.2km/L、ハイブリッド車では27.8~30.8km/Lと高い効率を達成。


安全装備は、一部グレードを除きToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)を標準装備。


ヤリスゆずりの軽快で小気味良い走りと、クラストップレベルの燃費、安全装備が魅力です。



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■実力はワンランク上の実力車。ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズ



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2019年11月にデビューしたダイハツ ROCKY(ロッキー)/トヨタ RAIZE(ライズ)は、取り回ししやすい5ナンバーサイズのSUVです。


両車はダイハツがこれまで培ったスモール技術を駆使し、開発・製造を行った兄弟車で、その完成度は上級クラスと比較しても遜色はありません。


両車はフロントフェイスとボディカラーにより、それぞれの個性を打ち出していて、ロッキーはフロントをブラックアウトの六角形グリルに、独自色「コンパーノレッド」がイメージカラー。


いっぽうライズは、フロントがトヨタのデザインコンセプトにならいキーンルックで、独自色「ターコイズブルーマイカメタリック」がイメージカラーです。


大径タイヤと張り出したフェンダーによる力強いフォルムが特徴のボディサイズは、全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmと非常にコンパクト。


それでいてホイールベースは2,525mmと長くとり、ルーフも傾斜をつけずほぼフラットとすることで車内空間確保とSUVらしいデザインの両立を図りました。


エンジンは1.0L 直列3気筒ターボで、トランスミッションは全車でD-CVT(ベルト駆動にギアを組み合わせた無段変速機)を採用。


駆動方式には2WD/4WDが選択可能です。


容量369Lの荷室は、積載する荷物によりボード切替え可能な2段デッキボード構造も採用、さらに、6:4分割可倒式の後席を倒せばスノーボードなども収納できます。


ガソリンのみのラインアップながら燃費性能は高く、WLTCモードは17.4~18.6km/Lを実現。


4WDもラインアップに揃え、デザイン・広さ・走りと全てが揃ったSUVとなっているおすすめの1台です。



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■街乗り性能は抜群。個性あふれるファニーなSUV。スズキ クロスビー



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スズキ クロスビーは、2017年12月にデビューした新ジャンルのコンパクトSUVです。


軽ハイトワゴンの取り回しの良さと車内の広さに、悪路走破などSUVの実用性をあわせ持つのが特徴です。


エクステリアデザインは、大ヒットしたハスラーと似た印象ですが、実車を見比べるとまったく異なるものであることに気づくでしょう。


ボディサイズは、全長3,760mm×全幅1,670mm×全高1,705mmと丁度良いサイズ感。


最低地上高180mmに大径タイヤを併せることで、障害物の乗り越えも難なくクリアする実力を持っています。


しかも新プラットフォーム採用により、室内長2,175mmと広く快適な居住空間が確保されています。


また後席シートは最大165mmスライドするため、乗員や荷物のサイズによって調整可能。


その荷室は防汚タイプで、また荷室下には取り外し水洗いが可能なアンダーボックスが装備されるため、汚れた物の収納にも便利です。


搭載されるエンジンは、1.0L 直列3気筒ターボにISG(モーター機能付発電機)を追加したマイルドハイブリッドで、トランスミッションは6速AT、駆動方式は全車で2WD/4WDが選択可能。


燃費(WLTCモード)は、17.0km/L〜18.2km/Lです。


ちなみに4WDモデルは、路面状況に応じ「スポーツ」「スノー」が切り替えられ、急な下り坂に威力を発揮するヒルディセントコントロールを装備するなど、悪路に対する備えも万全です。



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■その魅力は心地良さだけじゃない!ホンダ フィット クロスター



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現行のホンダ フィットは、2020年2月にフルモデルチェンジが実施された4代目にあたります。


4代目に進化するにあたり、デザイン・パワートレイン・グレード体系と、すべてを刷新。


ユーザーのライフスタイルに合わせ、5つのバリエーションを用意するなど、おおきな転換を図りました。


そのなかで流行のSUVテイストを取り入れたモデルが、フィット クロスター(FIT CROSSTAR)です。


バンパーやホイールアーチを樹脂パーツとし、大径タイヤとすることで、ベースのフィットより精悍かつ力強い印象としたエクステイリアに、シートやダッシュボードに撥水性に優れた素材が採用されたインテリアなどが特徴です。


ボディサイズは、全長4,090mm×全幅1,725mm×全高1,545~1,570mm。


最低地上高は、フィットよりも25mm高めた160mm(2WD)です。


エンジンは、ガソリンが1.3L直列4気筒、ハイブリッドが1.5L直列4気筒と走行用・発電用にそれぞれモーターをそなえるe:HEVで、駆動方式は2WD/4WDが選択可能。


このハイブリッド4WDには、コンパクト車としては珍しいビスカスカップリング式の4WDシステムを搭載。


雪道など、悪路での優れた走行安定性を実現しています。


WLTCモード燃費は、ガソリンが17.4〜19.4km/L、ハイブリッドが24.0km/L〜27.2km/Lとなっています。



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■上質な内外装でノーマルと差別化。トヨタ アクアクロスオーバー



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2011年にデビューしたトヨタ アクアは、優れた燃費性能とコンパクトなボディ、デザイン性の高さなどから発売と同時に人気に火が付き、その人気は現在にいたるまで衰えてはいません。


アクアそのもののデビューは2014年ですが、アクアクロスオーバーが登場したのは2017年。


モデルのマイナーチェンジにあわせ、エックスアーバン(X-URBAN)と入れ替わるように追加されました。


フロントグリルの形状が通常のアクアと異なり、さらに大径タイヤにフェンダーアーチモールでタフさを強調。


インテリアは、ブラックとダークブラウンを組み合わせることで上質な印象とされています。


ボディサイズは、全長4,060mm、全幅1,715mm、全高1,500mmと、通常のアクアより最低地上高を30mmアップさせた170mmとすることで、クロスオーバー感を高めています。


エンジンは1.5L 直列4気筒+モーターの1種類、トランスミッションはCVTを組み合わせ、駆動方式は2WDのみとなるものの、マイナーチェンジ時のエンジン、モーターの改良により、燃費性能もWLTCモードで27.2km/Lと、優れた数値となりました。


通常アクアでは味わえないSUVテイストが感じられ、内装もゴージャス。


おしゃれデートにも十分対応できる洗練されたモデルとなっています。



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比較的低予算で狙うことのできるコンパクトSUVは、通勤や通学のアシはもちろん、休日の買い物やロングドライブ、アウトドアレジャーまで幅広く活躍してくれるはず。


あとは自分のライフスタイルにあった1台を選ぶだけです。




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