隠れた人気車種三菱 アウトランダー(ガソリンモデル)グレード解説
2020.10.25
アウトランダーは、三菱の人気ミドルクラスSUVです。
PHEV(プラグイン・ハイブリッド)がなにかと話題ですが、3列7人乗りの可能なガソリンモデルは隠れた人気車種となっています。
そのガソリンモデルのグレード展開は3つ。
それほど構成は複雑ではないのですが、自分の欲しい装備とグレード名を抑えておけば、中古車選びで迷うことはないでしょう。
※画像はすべてGグレードです。
■アウトランダーの歴史をおさらい
三菱 アウトランダーは2005年に登場。
2012年に現在の2代目に進化し、その後、2013年=PHEVモデル追加、2014年=フロントまわり改良、2015年=「ダイナミックシールド」を採用したフロントフェイスの採用、2017年=先進安全技術搭載、2018年=マイナーチェンジと、毎年のように変更・改良が実施されてきました。
現行モデルのボディサイズは、全長4,695mm×全幅1,810mm×全高1,710mm。
室内長2,580mm、室内幅1,495mm、室内高1,265mm、ラゲッジ容量は標準状態で128L、3列目シートを倒すと502Lとなります。
ガソリン車とPHEVの大きな違いはシート配列で、ガソリンの3列シート7人乗りに対し、PHEVモデルは2列シート5人乗りで、荷室の使い勝手も若干異なります。
エンジンは2WDが2.0L、4WDが2.4L、どちらも直4ガソリンSOHCで、それぞれ2WDと4WDを選択できます。
グレード構成は、エントリーグレードの”M”、中間グレードの”G”、最上級グレードの”Gプラスパッケージ”と、それほど複雑ではありません。
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※価格は支払総額
■必要最低限を備えたグレード”M”
”M”グレードには、エクステリアのLEDヘッドライト、LEDリアコンビランプ、LEDフォグランプ、フロント/リアスキッドプレート(シルバー)、16インチホイールを標準装備。
内装(インテリア)は、UVカットガラス(フロント&フロントドア)&UVカット機能付きガラス、マルチインフォメーションディスプレイ、本革巻きステアリングホイール&シフトノブ、ステアリングヒーター、パドルシフト、左右独立温度コントロール式フルオートエアコン、オートワイパー、自動防眩ルームミラー、ソフトパッド(インパネ上部およびフロントドアトリム)、インパネ&ドアトリムオーナメント(ピアノブラック)。
安全&走行性能を高めるAYC、ASC、S-AWC(4WD)、パーキングセンサー、電動パーキングブレーキ、ヒルスタートアシスト、クルーズコントロール、AS&G、e-Assist(FCV、LDW、AHB、誤発進抑制機能のみ)などを標準で装備するなど、エントリーグレードであっても、ミドルクラスSUVにふさわしい充実した内容だと言えます。
ただしAV環境は6つのスピーカーのみ装備されるオーディオ非装着なので、中古車ではオーナーの好みによってナビやAV機器がセットされています。
中古車購入の際は、チェックポイントです。
また、サテンメッキのフロントグリル、ブラックのサイドウインドウモールのほか、ドアアウターハンドルはカラードタイプ、サイドアンダーミラーなどは、Mグレード専用装備です。
■安全装備の充実した“G”
上級グレードにあたる”G”は、Mグレードをベースに18インチホイール、マルチアラウンドモニター(バックミラー表示)、エレクトリックテールゲートに、e-AssistにはACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)も追加されます。
また、サイドウインドウモール&ドアアウターハンドルがメッキとなるほか、オプションながら本革シート、シルバーカーボンのインパネ&ドアトリムオーナメント、電動ガラスサンルーフ(4WDのみ)も選べるようになっています。
エレクトリックテールゲートやACC、サンルーフや本皮シートなど、あったら便利な装備はGグレード以上で装着または追加できます。
■充実装備の”Gプラスパッケージ”
トップグレードの”Gプラスパッケージ”の装備を見てみましょう。
Gグレードに加えてGプラスパッケージでは、ルーフスポイラー、コンビネーションのシート表皮、運転席・助手席パワーシート、助手席シートバックポケット、ピアノブラック/ピンストライプ付きのインパネ&ドアトリムオーナメント、ステアリングカメラスイッチ、スマートフォン連携ナビが、標準装備となります。
さらにGプラスパッケージのみ、運転席・助手席シートヒーターをオプションで選択可能です。
オプション価格が5,500円と安価なので、中古車市場では多くのGプラスパッケージに装着されています。
2015年には外装が、2017年には先進予防安全装備が改良されたので、外装や安全装備にこだわるなら2017年以降がおすすめ。
オーディオ非装着のMおよびGグレードの低年式車は、古いナビが付いている場合などもあるので、購入の際はこのあたりにも注意しながら探すと良いでしょう。
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