現行エクストレイル、中古なら何年式がおすすめ?

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現行エクストレイル、中古なら何年式がおすすめ?

2020.09.24

日産の人気ミドルクラスSUV、エクストレイルは、アウトドアを楽しむ若いユーザーを中心に人気モデルとなっています。


現行型は2013年末に発売され、年を追うごとに厳しくなる環境性能や安全装備の充実化に対応し、毎年のように改良モデルが登場。


2WDと4WDの駆動方式、ガソリンエンジンにハイブリッド、2列シート5人乗りや3列シート7人乗り、オーテックバージョンなどなど、豊富なバリエーションが存在するため、中古で購入するとなるとどの年式やグレードが良いのか迷うところです。


そこで今回は、中古車を検討する際の参考にしていただくため、現行モデルの進化の過程を振り返ってみましょう。



■現行モデルは、スタイリッシュになって2013年に登場



現行エクストレイル、中古なら何年式がおすすめ?


現行型となる3代目エクストレイルは、2013年12月に発売されました。


初代・2代目ではアウトドア指向のスクエアなスタイリングでしたが、3代目はスポーティなクロスオーバースタイルへと刷新されました。


エンジンは2.0L 直4直噴ガソリンエンジンに新型エクストロニックCVTの組み合わせ、クラストップレベルの低燃費16.4km/L(日産車内測定値)を実現。


先代モデルで好評だった4WDシステムの「ALL MODE 4×4-i」や、防水加工フロア、防水シートなど、アウトドアシーンで活躍する便利な機能・装備を継承しつつ、ラゲッジルームには荷物のサイズや種類に合わせて自由に空間を仕切ることができるフレキシブルラゲッジを採用し、普段使いの利便性を向上させています。


また先進機能として、エマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、LDW(車線逸脱警報、進入禁止標識検知をパッケージした「エマージェンシーブレーキ パッケージ」が用意されたこともトピックでした。



■ハイブリッドモデルが登場(2015年4月)



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2015年4月には、ハイブリッドモデルが追加されます。


2.0Lエンジン+1モーターというシステムは、デュアルクラッチシステムによって効率の良いモーター走行やエネルギー回生を可能にし、JC08モード燃費は20.6km/Lを実現しています。


このハイブリッドには、標準で「エマージェンシーブレーキ パッケージ」が装備されていました。



■カスタム版「モード・プレミア」(2015年7月)



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日産の関連会社であるオーテックから、カスタムグレードの「モード・プレミア」がデビュー。


エクストレイルの持つタフな性能はそのままに、さらに上質な個性を求めるユーザーのために、高級感のある専用装備を施したモデルです。


その内容は、専用デザインのフロントバンパー、ボディカラー同色のボディ下部やホイールアーチ、専用デザインの18インチアルミホイール、左右2本出しのマフラーが特徴となっています。


また、インテリアは本皮シートを採用するとともに、インパネやドアトリムに専用のアルミ調フィニッシャーを施し、モダンで上質な空間を作り上げています。



■全車自動ブレーキを標準装備(2015年12月)



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2015年12月の改良で、エクストレイルは全グレードにエマージェンシーブレーキを標準装備するとともに、2WDのガソリン車およびハイブリッド車に割安な価格設定のモデル「20S エマージェンシーブレーキ パッケージ」を設定しました。


またエクストレイルの人気装備を装着しながら割安な価格設定とした特別仕様車「20Xt エマージェンシーブレーキ パッケージ」も追加されています。



■特別仕様車「20Xtt」を発売(2016年11月)



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20Xttは、ガソリン車の”20X エマージェンシーブレーキ パッケージ”をベースに、LEDヘッドランプ、フォグランプ、リモコンオートバックドア、専用18インチアルミホイール、アラウンドビューモニター、インテリジェントパーキングアシスト、BSW(後側方車両検知警報)、Nissan Connectナビゲーションシステムなど充実した装備でお得な価格設定とした特別仕様車です。


新車時の価格は2列シートの2WDモデルが282万8,520円、4WDが303万4,800円となっています。



■初のマイナーチェンジを敢行(2017年6月)



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2017年6月に、内外装のデザインが大きく変わるマイナーチェンジが実施されました。


まずエクステリアは、日産の最新フロントデザインであるVモーショングリルが拡大され、より精悍な印象となりました。


ライトはハイ/ロービームともにプロジェクターを採用、先進的で洗練されたイメージになりました。


インテリアも、インパネやステアリングのデザインが新しくなり、質感が向上しています。


先進機能として、高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」が搭載され、ロングドライブ時のドライバーの負担を軽減しています。


また細かいところでは、インテリジェントパーキングアシスト(駐車支援システム)やリモコンオートバックドアの機能を向上させています(手をかざす動作からキック動作への変更)。



■オーテックバージョンと小変更(2019年1月)



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マイナーチェンジしたエクストレイルをベースに、オーテックが手がけたスポーティなバージョン「AUTECH」が登場したのは2019年1月のことでした。


メタル調フィニッシュの専用パーツが随所に配置され、19インチ大型専用デザインアルミホイールや、左右2本出しマフラー、インテリアでは本皮シートなどの装備で、プレミアム性を高めています。


標準モデルは、ハイビームアシストと日産オリジナルナビ取付パッケージを全車標準装備。


安全機能として、踏み間違い衝突防止アシストに前進時歩行者検知機能を追加、20XグレードはLEDヘッドライトが標準装備となりました。



■さらなる安全性を向上を目指した2020モデル(2020年1月)



現行エクストレイル、中古なら何年式がおすすめ?


2020年の改良では、新たにミリ波レーダーを採用することで、先進安全装備の機能を拡充させています。


これより、インテリジェントエマージェンシー ブレーキは夜間時での性能が向上するとともに、プロパイロットの性能も向上しています。


また、シートに上質なレザーを採用した「20Xi レザーエディション」、「20Xi HYBRID レザーエディション」を設定し、これまでオーテック仕様のモデルのみでしか味わえなかったレザーシートが楽しめるようになりました。



■おすすめは?



現行エクストレイルは、毎年のように小変更が行われているモデルです。


そのなかで、中古車で狙うならやはり全車エマージェンシー ブレーキが標準装備となった2015年12月以降(実質的には2016年以降)が、おすすめとなります。


特に2016年11月に設定された特別仕様車「20Xtt エマージェンシーブレーキパッケージ」は、エクストレイルの人気装備を網羅した充実の内容で、足りないものはナビのアップグレードぐらいです。


また2017年に実施されたビッグマイナーチェンジでデザインが変更されていますので、最新デザインにこだわりたい方はマイナー後を狙うと良いでしょう。



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