レクサス LXの歴史

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レクサス LXの歴史

2020.07.12

レクサスの最上級SUVがLXです。


1996年に北米デビューをはたし、しばらくは海外市場だけで展開されており、日本市場に導入されたのは2015年のことでした。


トヨタ ランドクルーザーをベースとし、高い悪路走破性能とレクサスのおもてなしが融合したLXの歴史について解説していきます。

※画像は2015年式LX570 モデリスタエアロ付きです。



■「本格派」のラグジュアリーSUV



レクサス LXの歴史


レクサスSUVのフラッグシップモデルは、レクサス初のSUVとして1995年にアメリカでデビュー。


翌年からプレミアムSUVとしてアメリカでの販売を開始し、現在は北米をはじめ、中南米(ブラジルを除く)、アジア、オセアニア、中東、アフリカの国々で販売されています。


ランドクルーザーがベースとなっており、悪路走破性能は折り紙つき。


このオフロードでの信頼性と、ラグジュアリー性が融合したLXは、ファッションで乗るプレミアムSUVではなく、”本格派”も満足できるモデルです。



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■「ランクル感」が色濃く残る初代LX450



レクサス LXの歴史


1996年に発売された初代LXは、1989年から1997年まで販売されていたランドクルーザー80系をベースにしていました。


ランクル80系とのメカニズム的な違いは、トランスミッションが北米向けランクルと同じ仕様になるほかはありません。


エクステリアもランクル80系が基本で、それに専用のフロントグリルやヘッドライト、アルミホイールを装備し、背面スペアタイヤを撤去した程度。


インテリアも、本革シートや木目パネルを使用し、上質な仕上がりとなっていましたが、基本はランクル80系のままなど、ランクルにレクサスのエンブレムを着けただけという印象はいなめません。


搭載されるエンジンはモデル名が表す通り、4.5Lの直列6気筒エンジン。


歴代唯一の直列6気筒搭載モデルとなっています。



■レクサスらしくなり成功を収めた2代目LX470



レクサス LXの歴史


1998年にベースとなるランドクルーザーが100系へとフルモデルチェンジをうけて、LXも2代目へと進化します。


このモデルからエクステリアデザインにも手が入り、ランクルとの違いが明確になりました。


特にフロントマスクまわりは大きく異なっており、ひと目でレクサスと分かるものになっています。


搭載されるエンジンは、フラッグシップセダンLSの4.0L V8をベースに、排気量をアップした4.6L V型8気筒。


トランスミッションは5ATでした。 レクサスらしさを前面に打ち出した2代目は、マーケティング的に大成功を収め、アメリカ市場で高い評価と人気を獲得。


プレミアムSUVというジャンルでの地位を確実なものとしました。


ちなみにこのLX470は、若干の仕様変更をうけてランドクルーザーシグナスとして日本でも販売されました。



■日本市場にも投入されたLX570



レクサス LXの歴史


現行モデルとなる3代目のアメリカ市場デビューは、2007年でした。


その後、2015年のマイナーチェンジで現在のスピンドングリルと3連LEDヘッドライトが採用されたタイミングで、日本市場へも投入されました。


インテリア、エクステリアともに豪華なデザインと仕上がりになっているのはもちろん、先進運転支援技術や最新の快適装備などが充実。


エンジンは、北米仕様のランクル、タンドラなどにも搭載される5.7LのV型8気筒。


トランスミッションは、初期は6AT、現行モデルは8ATを組み合わせます。


ランクルゆずりのフルタイム4WDシステムに、走行状況に応じて車高を自動で制御する4-Wheel AHC&AVSを搭載。


ドライブモードセレクトスイッチにも対応し、あらゆる環境下で最高の乗り心地と安定性をもたらします。


また安全面は、プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、アダプティブハイビーム、レーダークルーズコントロールをパッケージした予防安全パッケージのLexus Safety System +(レクサス セーフティ システム+)を採用。


さらにブラインドスポットモニターやリアクロストラフィックアラート、VSC、マルチテレインABSなどを装備し、安全性を高めています。


ハード面もソフト面もゴージャスで本格派な現行LXは、プレミアムSUVの最先端を行くモデルなのです。



■個性を発揮するなら逆輸入車もアリ?



日本市場での正式販売は2015年からですが、それ以前の日本で正式販売されなかったLXは、いくつかの専門業者によって並行輸入されました。


いわゆる逆輸入車のLXは、多くが右側通行の国から輸入されている関係で、左ハンドル仕様となっています。


なかなか見つけることが困難なモデルではありますが、「ほかの人とは違ったLX」という個性を求める方は、探してみる価値はあるでしょう。



■日本のSUVのフラッグシップ



レクサス LXの歴史


レクサスのフラッグシップSUV、LXは、高級感だけでなくメカニズムも本物。


アメリカ市場ならリンカーン ナビゲーターやキャデラック エスカレード。


ヨーロッパ市場なら、メルセデス・ベンツ GLSクラスやBMW X7などがライバルで、現在、日本で購入することができる唯一の国産高級SUVなのです。


欧米の高級SUVにそれらに比肩する国産車は、LX以外にはありえません。



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