ランドローバー ディスカバリー5ってどんなクルマ?

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ランドローバー ディスカバリー5ってどんなクルマ?

2019.06.30

ランドローバー ディスカバリー5ってどんなクルマ?


ランドローバー ディスカバリーは、イギリスのランドローバー社が発売するSUVで、同社のレンジローバーの下にラインナップされる主力車種です。世界で最も過酷なオフロードイベント“キャメルトロフィー”のオフィシャルカーとして使用されるなど世界的に有名なオフロードカーでもあります。現行モデルで5代目となるディスカバリーはどんなクルマなのでしょうか。




先代との違い


ランドローバー ディスカバリー5ってどんなクルマ?


2016年9月に5代目となるディスカバリー5が発表されました。先代モデルとの違いは、初代から続く角ばったスタイルはなくなり、フロントエンドなどはスラントさせたデザインとなり、ボディサイズも全長、全幅、全高のスリーサイズすべてが拡大されています。そして最大の違いは、ランドローバーのオフロード性能に耐え得るラダーフレームとモノコックを複合した強靭な車体の「インテグレーテッドボディフレーム」という独自のシャシーから初のアルミモノコックを採用し、大幅な軽量化を実現したことです。


そして、インテリアはレンジローバーかと思うような高級仕立てになり、3列7席シートはフル電動折りたたみ機能がオプション設定されています。


ランドローバー ディスカバリー5ってどんなクルマ?


エンジンは、375PSのジャガー製5.0L V8NAエンジンと後期モデルの3.0L V6スーパーチャージャーエンジンから、V型6気筒3.0L ガソリンスーパーチャージャーエンジンと、V型6気筒3.0L ディーゼルターボエンジンに変更されました。



日本での仕様


ランドローバー ディスカバリー5ってどんなクルマ?


日本では2017年5月8日に受注が開始され、スーパーチャージャー付きの3.0L V6ガソリンモデルと、3.0L V6ディーゼルターボモデルが導入され、その後2018年モデルでは12.3インチディスプレイが採用され、ヘッドアップディスプレイがオプション設定されました。また、2018年11月に発表された2019年モデルでは、アダプティブクルーズコントロールが標準装備されたほか、ステアリングアシスト機能付きアダプティブクルーズコントロールがオプションで用意されています。


3.0L V型6気筒ガソリンエンジン搭載モデル

ディスカバリーHSE 8509,000

ディスカバリーHSE LUXURY 9733,000


3.0L V型6気筒ディーゼルエンジン搭載モデル

ディスカバリーHSE 8709,000

ディスカバリーHSE LUXURY 9933,000


また、ランドローバー誕生70周年を記念した特別仕様車「ディスカバリーGO-OUT EDITION」を40台限定で発売しており、 ベース車両に「ディスカバリーHSE 3.0L ディーゼル」を採用し、パノラミックルーフ&ルーフレール、ヒーテッドウインドスクリーン、5+2シート(3列7席)、フロント/2列目シート(ヒーター付)、ヒーテッドステアリングホイール、フロントセンターコンソールクーラーボックス、リモートインテリジェントシートフォールドパック(電動リクライニング・リアシート、パワーアジャスト3列目シート)が装備されています。



先進性


ランドローバー ディスカバリー5ってどんなクルマ?


先代モデルとの最も大きい差が安全装備と運転者支援システム、そしてコネクティビティといった先進装備です。これらは贅沢な高級装備とは異なり、その車の評価に直結するだけに最新の機能が求められます。


ディスカバリーでは、時速30km/h以上で動作する、車線のない道路でも前方車両追従するステアリングアシスト機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)を新機能として追加し、それ以外にはエマージェンシーブレーキ、レーンキープアシスト、トラフィックサインレコグニション&アダプティブスピードリミッター、ブラインドスポットアシスト、リアトラフィックモニター、サラウンドカメラシステム、リアカメラ、クリアエグジットモニター、パークアシスト、360度パーキングエイドなどを標準装備し、ドライバー支援システムも充実させています。


ランドローバー ディスカバリー5ってどんなクルマ?


また、コネクティビティでは、最大8つのデバイスを接続することができる4G通信可能なWi-Fiホットスポット、車両から離れた場所でドアのロックや解除、シートやエアコンの設定ができる「リモートプレミアム」、

スマートフォンのアプリを車両のタッチスクリーンから操作できる「InControlアプリ」、緊急時にスマートロードサイドアシスタンスやSOS緊急コールができる「プロテクト」など充実した装備となっています。




簡素で安い価格であっても、悪路走破性は妥協しないSUVだったディスカバリーも、モデルチェンジするごとに高級SUV化が進んだ。そして、現行モデルはエンジンサスペンション電子制御化され、ついにボディもアルミモノコックとなって高級クロスオーバーSUVとなりました。随分と立派になりましたが”DISCOVERY”のバッジがある限り、悪路走破性は失われないはずです。

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