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ランドクルーザー70系(2014年モデル)の悪路走破性を紹介

2019.05.07

 

30周年記念として2014年から約1年間限定で復活生産されたトヨタ ランドクルーザー70系は、高い走破性能と耐久性を備えており、日本のみならず海外でも絶大な人気を得ているモデルです。この記事では、70系(2014年モデル)の悪路走破性について解説します。

 

 

 

4.0L V型6気筒ガソリンエンジンを搭載

 

オリジナルではガソリンとディーゼルの両方が用意されていましたが、復刻モデルでは1GR-FE型と呼ばれる4.0L V型6気筒ガソリンエンジンのみで販売されました。

 

 

こちらは、国内では、FJクルーザーや当時の現行モデル150系ランドクルーザー プラド、海外でもピックアップモデルのタコマ、タンドラにも搭載実績のある高性能エンジンです。

 

状況に合わせて吸気バルブの開閉タイミングを変化させ、オフロード走行で使用頻度が高い中低速域での力強いトルクを確保しています。組み合わされるミッションは、5速マニュアルミッションのみ。低速から強力なトルクと耐久性を考慮した設計となっています。

 

 

ランドクルーザー伝統のラダーフレーム構造

 

ボディはオリジナルを踏襲していますが、フロントグリルやフードの形状を変更しています。グリルに装着されるエンブレムはトヨタマークを用いており、おなじみの「TOYOTA」はオプションで変更できるようになっています。また、ヘッドランプはターンシグナルランプ一体型の異形タイプに変更されています。

 

基本骨格は、ランドクルーザー伝統のラダーフレームが採用されています。オフロードなどを走破する際に求められる剛性や強度を確保するべく、頑強な構成となっています。

 

このフレームに装着される足回りは、前後ともにリジット(車軸懸架式)を採用し、オフロード走行に求められるサスペンションストロークと耐久性を両立しています。

 

オフロード走行で重要な要素となる対地障害角は、バンタイプでは、アプローチアングル(フロントバンパー下部とタイヤをつないだ線が地面となす角度)は33度、デパーチャーアングル(リアバンパー下部とタイヤをつないだ線が地面となす角度)が23度。前後輪の接地点から車体中央底部をつないだ角度を示すランブレークオーバーアングルが26度となっています。ピックアップモデルは、それぞれ35度、25度、27度です。

 

装着されるタイヤは、16インチラジアルタイヤです。この設計によって足回り周辺のカスタマイズの自由度が高く、悪路走破性を追求したリフトアップやオフロードタイヤに容易に対応可能というのが、ランドクルーザー70の特徴の1つです。

 

 

 

パートタイム4WDを採用

 

駆動方式は、ドライバーが状況に合わせて任意に切り替えができるパートタイム式4WDを採用しています。

 

市街地や高速道路など、舗装路での走行には後輪のみを駆動する2WDで、悪路や雪道など路面状況が良くない場面では、ミッションノブ横に設置されているトランスファーノブで4WDを選択可能です。

 

 

トランスファーノブは「H2」「H4」「L4」のモードがあり、市街地や高速道路では「H2」、悪路では路面によって「H4」「L4」を選択できます。H、Lはギアのレンジを示しており、「H4」は林道や比較的走行しやすいオフロードでで、「L4」は急坂やぬかるみといった低速走行かつ強力なトルクが必要な場面で選択する走行モードとなっています。

 

 

また前輪には、自動的にデフロックしその状態を維持できる「デュアルモードオートマチックロッキングハブ」を搭載。これによって走行モードのスムーズな切り替えが実現しています。

 

更にメーカーオプションとして、悪路でスタックした場合など片輪が空転し、走行が困難になった場合のために「電動デフロック」が用意されています。

 

 

スイッチ操作でリアデフのみ、またはリアデフおよびフロントデフをロックし、反対側の車輪に駆動力を伝達し走破性を引き上げる仕組みとなっています。

 

 

 

オリジナルから高められた安全性能

 

オリジナルと決定的に異なるのが安全装備。復刻モデルでは運転席・助手席SRSエアバッグシステムを搭載し、オリジナルには装備されていなかったABSも標準装備されています。またボディもただ堅牢なだけではなく、側面衝突時キャビンにドアが食い込むことを防ぐサイドインパクトビームなども採用しています。このように、アクティブ/パッシブ両面での安全性を確保し乗員により高い安心感を与えています。

 

 

 

オリジナルの高い悪路走破性をより引き上げた復刻モデルの70系は、元々オリジナルを所有していたオーナーや70系に憧れを持っていた方、両方におすすめできるクロスカントリーモデルに仕上がっています。

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