トヨタ ライズの魅力(メリット)5選
2020.06.12
2019年11月に発売されたトヨタの新しいコンパクトクロスオーバーSUV ライズ。
5ナンバーサイズに収まる小さなボディでありながらしっかり広い室内、使い勝手の良い収納スペース、無骨で力強いデザインなどが受け、爆発的な人気となりました。
今回はライズの特徴を解説しながら、人気の秘密と魅力に迫ります。
■【トヨタ ライズの魅力その1】取り回しがしやすい5ナンバー
国内のコンパクトSUVの人気は高く、トヨタではすでにC-HRが売れ筋モデルとなっています。
ライバルを見てもホンダ ヴェゼルやマツダ CX-3と選択肢は数多くあり、激戦区と言われるカテゴリーです。
ライズはそれらのモデルよりさらに小さい5ナンバー枠に収まるサイズで、全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmとなっています。
最低地上高は185mmを確保しており、ある程度のオフロードでも安心して走行できます。
最小回転半径は、16インチタイヤを装着するグレードG、X”S”、Xの場合は4.9メートル、17インチタイヤを装着するZの場合は5.0メートルという数値です。
同じくトヨタのコンパクトカー ヤリスの場合は5.1メートルですから、ライズがSUVであるにもかかわらず、いかに取り回しの良いクルマであるかが分かります。
これだけコンパクトだとデザイン上の制約も少なからず出て来て、居住性を優先させるとさらに自由度は低くなってしまいます。
しかし、ライズはスクエアで力強い、野性味あふれるデザインになっています。
サイドボトム付近のプレスラインやフェンダーの張り出し、凝ったバンパー形状で個性も表現されており、サイズ以上に存在感を感じます。
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※価格は支払総額
■【トヨタ ライズの魅力その2】室内空間が広い
全長が4メートルに満たないサイズでありながら、ホイールベースは2,525mmと長く取られています。
そのおかげで室内空間を広くすることができるということです。 さらに運転席のヒップポイントは665mmの高さに設定。
ドライバーのアイポイントが自然と上がり、見晴らしが良くなります。
前方視界を広く確保できるようドアトリムの位置も工夫されており、運転している時の安心感があります。
前席の広々とした空間に加え、前後座席間の距離は900mmあり、後席に大人が着座しても、膝まわりにゆとりがあります。
荷室容量は、コンパクトSUVクラストップレベルの369Lを確保しています。
ラゲッジ部分には2段に設置することができるデッキボードが備わっています。
上段にセットした場合は開口部とフラットな高さになるため荷物の出し入れがしやすく、下段にすると大きな荷物や荷物の量が多い時に便利です。
またデッキボードを外すと荷室内の高さは1,105mmになり、背の高い荷物を積載することもできます。
また、センターコンソールサイドポケット・助手席シートアンダートレイ・センターコンソールボックス・リアドアポケットなど、しまいやすくて取り出しやすい収納スペースも多数あります。
■【トヨタ ライズの魅力その3】パワフルな走りと低燃費を両立
ライズに搭載されるのは、1.0L 直列3気筒ガソリンターボエンジンです。
最高出力は72kW(98PS)/6,000rpm、最大トルクは140Nm(14.3kgm)/2,400〜4,000rpmで、1.5Lクラス相当のトルクを幅広い回転域で発揮し、走りの楽しさと低燃費を両立しています。
このエンジンに組み合わせられるトランスミッションは、トヨタ初採用となるスプリットギヤを組み込んだD-CVT。
低速域ではパワフルでスムーズな加速を、高速域ではベルト+ギア駆動によって高効率かつ静かな走りを実現しています。
WLTCモード燃費は2WDモデルで18.6km/Lを達成しています。
4WDモデルは車両の状態に合わせて最適なトルクを後輪に配分する「ダイナミックコントロール4WD」の制御により、17.4km/Lを達成しています。
■【トヨタ ライズの魅力その4】安全装備が充実
ライズには、エントリーグレードのX以外にトヨタの先進予防安全装備「スマートアシスト」が搭載されています。
これには対歩行者にも対応した衝突回避支援ブレーキ、ブレーキ制御付誤発進抑制機能などが含まれます。
最上級グレードのZには上記装備に加え、「全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール」、車線の中央内を安定して走行するようサポートする「レーンキープコントロール」が標準装備となり、さらにGとZでは、駐車時のステアリング操作をアシストする「スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)」や「パノラミックビュー」、「ブラインドスポットモニター+リヤクロストラフィックアラート」をオプションで選ぶことができます。
■【トヨタ ライズの魅力その5】167万9000円〜という低価格
エントリーモデルのX(2WD)の価格は167万9000円となります。
スマートアシストは装備されませんが、LEDライトやキーフリーシステムなど、基本装備は充実しています。
装備の充実したG(2WD)は189万5000円、最上級モデルのZ(2WD)でも206万円ですから、ライズのパッケージングと機能性、装備の内容からするとかなりお買い得な価格設定です。
ライズはあまりの人気で受注が多いことに加え、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により生産工場の稼働を一時停止していたこともあり、納車時期に影響が出そうです。
商品力の高い魅力的なモデルだけに、購入を検討している方も多いと思いますが、納車までの時期についてはよく確認する必要があります。