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トヨタのミドルサイズSUV対決、ハリアー VS RAV4

2020.05.14

トヨタのミドルサイズSUVの代表格ハリアーと、ほぼ同じクラスに投入されたRAV4は、それぞれにキャラクターを立たせることで、共存を図っています。

 

とはいえ、ミドルサイズSUVが欲しいけれど、自分ではどちらを選べばよいのかわからないという方もおられるでしょう。

 

そこでここでは、価格も近いハリアー(プレミアム FF 330万9900円)とRAV4(ハイブリッドX 326万1500円)を比較して、それぞれどんな方にマッチしているのかを解説します。

 

※2017年6月モデルのハリアーと2019年4月モデルのRAV4を比較しています。

 

 

■アーバンなハリアー、アクティブなRAV4


 

ハリアー

 

 

ハリアーとRAV4、両者が初めて登場したのは、1990年代後半の第1次SUVブームでした。

 

当時ハリアーはミドルクラス、RAV4はコンパクトクラスという棲み分けがなされていました。

 

現在は両車ともにミドルクラスに属し、ハリアーはアーバンスタイルの都市型SUVとして、RAV4はアウトドアを視野に入れたアクティブなSUVとしてキャラクター付けされ、それぞれのユーザーもハリアーは30代以上に人気、RAV4はハリアーよりも若干年齢層が低く設定されています。

 

 

RAV4

 

 

取り扱いディーラーも異なり、ハリアーはおもにトヨペット店。

 

RAV4はカローラ店とネッツ店という違いがあります。

 

2019年の新型RAV4の投入によって、ハリアーの販売台数に若干の落ち込みが見られたものの、その後は回復しており、幅広いニーズを取り入れなければならないSUV市場で、お互いに補完し合っています。

 

今後、トヨタ販売店が取り扱い車種を統一することで、その関係がどう変わっていくのか、注目されるところです。

 

 

■エクステリア(外装):キャラクターがよくわかるデザイン


 

ハリアー

 

 

ボディサイズは、ハリアーが全長4,725mm×全幅1,835mm×全高1,690mm、RAV4は全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,685mm(アドバンスは全長4,610mm×全幅1,865mm×全高1,690mm)と、ハリアーの全長が若干長いだけでほかはよく似ています。

 

フロントマスクは、ハリアーがレンズタイプのグリルにシンボルマークのチョウヒダカのエンブレム。

 

グリルからエアインテーク、ヘッドライトデザインにいたるまで、シンプルかつキャラクターラインの少ないデザインになっています。

 

RAV4

 

 

対するRAV4は、オクタゴンの大きなグリルデザインを用い、エアインテーク、ヘッドライトなどを大型化することで、アウトドアにおけるアクティブなイメージを前面に押し出しています。

 

サイドビューでは、ハリアーが235/55R18のタイヤに、スーパークロムメタリック塗装のホイールを採用。

 

ドアモールなど、メッキパーツを多く配置しているのが特徴。

 

RAV4は、225/65R17のタイヤにシルバーメタリック塗装のアルミホイールという組み合わせ。

 

ホイールデザインはハリアーがメッシュタイプ、RAV4は5本スポーク。

 

またホイールアーチには、台形デザインのアーチモールを付けることで、悪路走破性能の高さを、足回りからも感じらえるデザインになっています。

 

リアビューでもキャラクターの違いは現れており、ハリアーではクリアレンズを巧みに使い、ランプユニットも複雑な構造とすることで、都市型SUVの洗練さをあらしているのに対し、RAV4はテールランプ、ウィンカー、バックランプをわかりやすく配置することで、機能性を高めています。

 

このようにエクステリアは、精悍さと高級感を併せ持ったハリアーと、アウトドアイメージを高めたRAV4と、それぞれのキャラクターが色濃く反映されたものになっているのです。

 

 

■インテリア(内装)比較:高級感あるハリアー、機能性が高いRAV4


 

ハリアー

 

 

インテリアは、合成皮革(ハリアー)とファブリック(RAV4)、ピアノブラックのインパネのボタン類は小さく高級リビングのようなデザイン(ハリアー)と、スイッチ類を大きくし、操作性を高め、シンプルかつ使いやすい構造にしたデザイン(RAV4)など、キャラクターの違いがここでは明確に出ています。

 

RAV4

 

 

全体的な装備品や質感は、ハリアーのほうがワングレード高い印象です。

 

室内サイズは、ハリアーが室内長1,965mm×室内幅1,480mm×室内高1,220mm。

 

RAV4は、室内長1,890mm×室内幅1,515mm×室内高1,230mmとなっており、全長が長いぶん室内長はハリアーに分があるものの、室内幅ではRAV4が若干ですが広くなっています。

 

ラゲッジスペースは、ハリアーが456L(リアシート使用時)、RAV4は542L(リアシート使用時、デッキボード上段)と、RAV4が勝っています。

 

 

■走行性能比較:環境性能ではRAV4が勝る


 

ハリアー

 

 

ハイブリッド 搭載されるパワートレインは、ハリアーが2.0L NA、2.0L ガソリンターボ、2.5L ハイブリッドの3種類。

 

RAV4は、2.0L NAと2.5L ハイブリッドの2種類です。

 

RAV4

 

 

ハイブリッド そのなかから、この記事で比較するのはハリアー プレミアムの2.0L NAと、RAV4のハイブリッドで、それぞれのスペックはハリアーの2.0Lが最大出力111kW(151PS)/6,100rpm、最大トルク193Nm(19.7kgm)/3,800rpm、JC08モード燃費16.0㎞/L。

 

RAV4のハイブリッドは、エンジンが最高出力131kW(178PS)/5.700rpm、最大トルク221Nm(22.5kgm)/3,600~5,200rpm、フロントモーターが最高出力88kW(120PS)、最大トルク202Nm(20.6kgm)、リアモーターが最高出力40kW(54PS)、最大トルク121Nm(12.3kgm)で、JC08モード燃費は25.2km/Lと、環境性能ではハイブリッドのRAV4が勝ります。

 

 

■両者ともトヨタセーフティセンスを標準装備


 

安全性能については、両者ともにToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)の衝突回避支援パッケージを標準装備しています。

 

ハリアーではレーンディパーチャーアラートが標準装備。

 

RAV4は、レーントレーシングアシストとロードサインアシストが標準装備されます。

 

後発モデルのRAV4のほうが、運転支援システムが充実している印象です。

 

モデル全体の価格帯でみるとハリアーのほうがやや高額側にシフトしており、そのあたりもユーザー層に違いが出ている要因です。

 

この2車種は、それぞれのキャラクターと、自分のライフスタイルを考えてクルマ選びをすると充実したSUVライフに近づけるのではないでしょうか。

 

 

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