ジムニーが冒険の相棒に最適な5つの理由

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ジムニーが冒険の相棒に最適な5つの理由

2019.12.12

普通のクルマでは行けないようなところを、4WDでどんどん入って行くなんていうのは、何ともワクワクする経験ですよね!最近は本格的なクロカン4WDモデルも少なくなってしまいましたが、スズキ ジムニーは長年オフロードを愛する冒険者たちに支持されてきた特別な一台です。そこで今回は、ジムニーがなぜオフロードを楽しむのに最適なのかを現行モデルである4代目のスペックを紹介しながら解説していきます。


ジムニーが冒険の相棒に最適な5つの理由




■狭い道でも進める



山道や林道は定期的な整備がされていないことがほとんどですし、木や草が生い茂っていて道が狭くなっていることもしばしば。対向車が来ても、すれ違うことすらままならないような状況になります。こうした時には少し下がってわずかなスペースに逃げ込む必要があるかもしれません。


軽自動車であるジムニーのボディサイズは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,725mm、ホイールベースは2,250mmと非常にコンパクトですから、狭い道でもスイスイ進むことができます。最小回転半径も4.8mと非常に小回りがききますので、狭い場所で転回しなければならないような状況や、対向車とのすれ違いでもラクです。


ジムニーが冒険の相棒に最適な5つの理由




■優れた耐久性&悪路走破性



オフロード走行で最も重要な要素は、耐久性と悪路走破性なのではないでしょうか。 ジムニーに採用されているシャシーは、ラダー(はしご型)フレーム構造です。トラックやバスなど耐荷重が大きくなる車両には当然のように採用されていますが、普通の乗用車にはそこまでの頑丈さは必要ないですから、コストが安く軽量なモノコックフレームが一般的です。


しかし、ジムニーは伝統的な堅牢なラダーフレームを、コストがかかるとしても採用していますから、オフローダーとしての本気度がよく分かります。しかも、4代目では前後にクロスメンバーを加えて、3代目よりねじり剛性を1.5倍に高めています。


ジムニーは小さなボディサイズに加え、175/80R 16インチの大径タイヤと短い前後オーバーハングによってもたらされる対障害角度が非常に大きいのも特徴です。アプローチアングルは41°、デパーチャーアングルは51°、ランプブレークオーバーアングルは28°、最低地上高は205mmとかなり厳しい条件の悪路でも走行できるよう設計されています。


ジムニーの4WDシステムは、シンプルでセンターデフを持たないパートタイム式となります。通常は2WDで走行し、2WDでは走行が困難な状況になった場合には、機械式副変速機によって、手動で4WDへと切り替えます。 この4WDシステムにはブレーキLSDトラクションコントロールが装備されています。


これは、たとえば前輪の片側と後輪の片側が同時に空転してしまい、駆動力が逃げてしまって脱出できないような状況や対角線スタックが生じた場合、副変速機を4L(4WD低速)に切り替えると、空転している駆動輪にブレーキをかけ、他のタイヤに駆動力を確保して、高い脱出性能を実現するというシステムです。このシステムがあれば、特別な技術がなくても、モーグルのような凸凹した路面で駆動力を確保することが可能になります。


ジムニーが冒険の相棒に最適な5つの理由




■安全確認がしやすい



オフロードでは道路状況が一定ではなく常に変化しますから、視界の確保と良い運転姿勢は安全のために重要な要素となります。 ジムニーはスクエアなフォルムでガラス面が立っていますので、雪が付きにくく、視界を確保しやすい設計になっています。


またピラーやドアミラーの位置、トリムの形状を工夫し、自然な運転姿勢のまま周囲の状況を把握しやすくなっています。これは、オフロード走行時だけでなく、交通量の多い市街地での安全な走行にも役立ちます。


ジムニーが冒険の相棒に最適な5つの理由




■スクエアで広々としたラゲッジルーム



ジムニーのラゲッジ容量は、リアシートを倒した状態で352L(VDA方式)となります。この状態でのラゲッジルーム(荷室)長は980mm、ラゲッジルーム幅は1,300mm、ラゲッジルームは830mmありますから、何かとかさばりやすいアウトドアグッズやギアも積めるでしょう。


キャンプなどさらに荷物が増える場合は難しいかもしれませんが、一人分の荷物なら十分と言えます。ちなみに、2名乗車ならゴルフバッグ2個を横にして積むことができます。



ジムニーが冒険の相棒に最適な5つの理由





■汚れた荷物も積みやすい



ジムニーのリアシートを倒すと、荷室は奥まで段差のないフラットな状態になりますから、重たい荷物の積み下ろしがラクにできます。さらに、リアシートの背面と荷室は樹脂化した防汚タイプラゲッジフロアが装備されており、濡れたものや汚れたものを積むのに便利です。 ジムニーの特徴と機能を知れば知るほど、このクルマで林道や山道など、道なき道を思いっきり走ってみたくなりますよね。


ただし、いくらジムニーだからといっても限界がありますから、崖のそばや水深の深い川など、危険が大きな場所には無理して近づかないようにしましょう。 また、山では遭難の危険がありますし、携帯電話が圏外になることもありますので、冒険は必ず少なくともバディとともに2台で行くことをおすすめします。

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