コンパクトSUVの予算で狙うユーズドハリアー

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コンパクトSUVの予算で狙うユーズドハリアー

2021.03.23

300万円の予算でSUVを購入しよう考えた場合、まず思い浮かぶのはコンパクトSUVでしょう。


車両価格は200万円ぐらいから上級グレードになると280万円を超えるものまで、さまざまですが、それに乗り出し価格まで含めると総額は230万円から高いものは300万円オーバーにもなります。


中古車なら、ワンランク上のトヨタ ハリアーや日産 エクストレイル、スバル フォレスターといったミドルクラスSUVもターゲットに入る金額です。


ここでは、その中から人気のトヨタ ハリアーをピックアップして、コンパクトSUVの新車か中古のハリアーのどちらを選ぶべきか、考えてみようと思います。



■新型デビューも、先代のハリアーはまだまだ人気高



コンパクトSUVの予算で狙うユーズドハリアー


2020年6月に4代目となる新型を発表したハリアーですが、新型のデビュー後も3代目ハリアーの中古車相場は大きく崩れませんでした。


日本専売モデルとして登場した3代目ハリアーは、2.0Lターボエンジン搭載モデルなど、国内のニーズに合わせたクルマでした。


現行型ではデザインを一新し、全長、全幅ともに拡大したことから、3代目をあえて選ぶユーザーは少なくありません。


特に2017年6月のマイナーチェンジ後の個体が人気で、市場平均価格を下支えしています。


ハリアー自体、初代から中古車としての値崩れがあまりないクルマですが、4代目発表から、まもなく1年が経過し、現行型の中古車も少しずつ出てくる現在になっても、3代目の型落ちを感じさせない人気ぶりはしばらく続くでしょう。



■コンパクトSUVの新車は意外に高い



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新車販売ランキングでも上位を占める、人気のコンパクトSUVは、車両本体価格が200万円前後からのクルマが多くなります。


たとえばC-HRでは、車両本体価格241万5000円のS-T(FF)で、諸費用とフロアマット、バイザー程度のオプションを付けて乗り出し価格は275万円程度です。


ヴェゼル(ハイブリッドFF)では、ベースグレードで車両本体価格254万4055円。


こちらも最低限のオプションと諸費用を含めれば、乗り出しは270万円程度です。


さらに、CX-30(ディーゼル)は、車両本体価格288万7500円で、安全装備などのセットオプションを選択すると、諸費用を加えて乗り出し価格は300万円を超えます。


コンパクトSUVとはいえ、人気モデルのエントリーグレードはおおむね250万円前後。


諸費用だけで15万円~20万円、現実的にはナビやETCなどのオプションを考えると、さらに価格は上乗せとなり、300万円はもう目の前です。


コンパクトというイメージからは想像できない見積もりが出てきて、驚かないようにしなければなりません。



■同じ価格帯で狙える先代ハリアー



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3代目ハリアーの中古車相場は160−430万円で、平均価格は257万円です。


なかでも人気のグレードは2.0LガソリンモデルのPREMIUM (FF)で、価格は240万円~300万円のものが中心となり、平均価格は約255万円とコンパクトSUVの車両本体価格といい勝負です。


コンパクトSUVの予算で狙うユーズドハリアー


また諸経費は同程度ですが、中古車の場合、オプションで装備を加えることは、あまり必要ないものが多いので、オプション込みの総額としては安くなるクルマも多く出てくるでしょう。


さらに3代目のマイナーチェンジ前の2015年6月〜2017年5月モデルとなると、220万円~270万円が相場の中心となり、平均価格は約240万円まで下がります。


ハイブリッドモデルも、マイナーチェンジ前のモデルであれば、230万円台から探すことができるのも魅力です。


コンパクトSUVの予算で狙うユーズドハリアー


3代目の前期と後期を分ける、2017年6月のマイナーチェンジで行われた大きな変更は、2.0Lターボモデルの追加、トヨタセーフティセンスPを全車に標準装備したという2点。


それまでは、プリクラッシュセーフティシステム、インテリジェントクリアランスソナー、パノラミックビューモニターは「PREMIIUM アドバンスパッケージ」のみ標準装備、その他のグレードではオプション設定でした。


グレード展開は、前期型は「GRAND」「ELEGANCE」「PREMIUM」「PREMIUM アドバンスパッケージ」の4種類。


後期型では「ELEGANCE」「PREMIUM」「PROGRESS」の3種類になり、PREMIUMとPROGRESSにメタル&レザーパッケージが用意されました。


コンパクトSUVの予算で狙うユーズドハリアー


前期型と後期型の平均価格差は15万円となりますが、予防安全装備を標準装備している点、を考慮すれば、デザインの小変更やLEDシーケンシャルターンランプの装備など、前期型にはない装備が細かな部分に多く出てくる後期型が、3代目ハリアーの中古車としてはベストバイとなります。


乗り出し価格が300万円以内と考えたときに、コンパクトSUVの新車では、装備に不安が出てきます。


その点、中古の先代ハリアーであれば、十分な装備を確保して、高年式の魅力的な個体が多く出回っています。


ボディサイズの問題や新車が絶対条件という方以外は、同価格でワンランク上のハリアーも検討範囲に入れてみてはいかがでしょうか。



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