コンパクトSUVから本格SUVに生まれ変わった5代目トヨタ RAV4

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コンパクトSUVから本格SUVに生まれ変わった5代目トヨタ RAV4

2019.07.13


コンパクトSUVから本格SUVに生まれ変わった5代目トヨタ RAV4


2019年4月、2年半ぶりに日本での販売が再開されたトヨタ RAV4は、先代のコンパクトSUVから大きくコンセプトを変更し、本格SUVとして生まれ変わりました。今回は、5代目となる新型RAV4について解説していきます。


迫力のあるフェイスデザイン


コンパクトSUVから本格SUVに生まれ変わった5代目トヨタ RAV4

ボディーサイズは全長4,600㎜×全幅1,855㎜×全高1,685㎜と、先代と比べて大幅にボディーサイズを拡大しました。最新のGA-Kプラットフォームを採用し、走行安定性と居住性が高まり、ミドルサイズSUVとして様々な用途に耐えうるものとなっています。


大型のグリルを採用し、迫力のあるフェイスデザインとなったフロントマスクは、凹凸が多く、キャラクターラインも多く配置することにより、遊び心あふれるデザインとなっています。ボンネットからノーズへの傾斜が極端に緩やかで、そこから切り落とすようにフロントグリルへつながるデザインは、運転席からの見切りが良く、大きな車体でも狭い道の運転がしやすいです。


ボディーサイドからリアテールにかけては、プレスラインを減らし、スッキリとしたデザインにすることで、シティーユースでも映える、調和のとれたデザインとなっています。


全体的に、丸みを帯びた箇所は少なく、平面を細かく組み合わせた幾何学的なデザインが特徴的で、近年のトヨタに多い、キーンルックを中心としたエクステリアとは大きく異なり、一目見てRAV4とわかるデザインになっています。


コンパクトSUVから本格SUVに生まれ変わった5代目トヨタ RAV4






上質感のある落ち着いたインテリア


コンパクトSUVから本格SUVに生まれ変わった5代目トヨタ RAV4


インテリアは特徴的なエクステリアとは異なり、落ち着いた印象を受けます。フロントシート周りはメーターパネルからセンターパネル、コントロールスイッチ類の各所にシルバーのアクセントを入れて、上級SUV感を演出しています。


ステアリングは真円の小ぶりなものになっており、エアコンパネルやドライブセレクトスイッチに至るまで、中央にまとめて配置され、操作性が高くなっています。スイッチ類の数も少なめで、オフロードSUVに多いスイッチの煩雑さはなく、ハリアーを意識したデザインとなっています。


小物収納スペースも多く、ラゲッジスペースは広くとられていますので、アウトドアユースでの活躍も期待できます。シートは大ぶりで座面長が長いため座り心地が良い。またホールド性の高い形状を採用しており、ロングドライブでもドライバーの疲れが少ない。リアシートも快適に過ごせる良質なシートとなっている。


コンパクトSUVから本格SUVに生まれ変わった5代目トヨタ RAV4


ガソリンエンジンとハイブリッドを用意


コンパクトSUVから本格SUVに生まれ変わった5代目トヨタ RAV4

RAV4の心臓部には2.0L NAエンジンと2.5Lハイブリッドエンジンのどちらかが搭載されます。トヨタ国内初採用の2.0Lダイナミックフォースエンジンと、10速シーケンシャルマチック付きのダイレクトシフトCVTは、アクセルONに対してのレスポンスが非常に良く、全回転域でフラットなトルクを発生し、加速性能は2.0Lエンジンとは思えないほどパワフルです。


ハイブリッドにもダイナミックフォースエンジンが搭載され、こちらは排気量を2.5Lに拡大し、2.0Lエンジンで感じたレスポンスの良さはそのままに、モーター駆動による、さらにパワフルな加速と優れた燃費性能を誇ります。


また、トルクベクタリング機構を備えたAWDシステムと、オフロードでの走行安定性に寄与するマルチテレインセレクトを備え、オンロード・オフロード問わずどんな道でも軽快かつパワフルに駆け抜けていきます。



トヨタセーフティセンスを全車に標準装備


安全装備は、トヨタセーフティセンスを全車に標準装備し、サポカーの基準を満たしています。さらに上級グレードにメーカーオプションを付属することで、サポカーSへの対応も可能になっています。プリクラッシュセーフティシステムやレーダークルーズコントロールは、全車に標準装備となっており、個々に必要な予防安全装備を足していく方法をとっています。

コンパクトシティーSUVから、本格オフロードもこなせる、ユーティリティーSUVへと進化したRAV4は、単なるアウトドアユースの遊びのクルマではなく、オンロードやシティーユースでの静かなカッコよさを兼ね備えた、フィールドを選ばないクルマです。ランドクルーザーというSUVの王者を作ったトヨタの、本気のミドルサイズSUVを感じられる一台となっています。


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