クルマ初心者にこそSUVをオススメしたい理由
2020.03.31
クルマ初心者にこそSUVをオススメしたい理由 SUVって流行りだし乗ってみたいけど大丈夫?と思っているビギナーの方もいるでしょう。
たしかに乗用車よりちょっと高さがあるし、なにやらゴツイ感じがする部分もあって、乗りにくいのではという不安もあるのではないでしょうか。
でも、本当は特別な運転技術はいらないし、安全装備も充実。なにしろ雪にも雨でも凸凹道にも強いので、頼もしい相棒になってくれるんです。
■いきなりでもコンパクトSUVなら全然問題ナシ
軽自動車やコンパクトカーは100万円代前半で買えます。そこへいくとSUVはほとんどがエントリーモデルといえるものでも200万円~。
でも、少し高いのには理由があります。 4WDに加え、タイヤの駆動力・横滑りを電子制御でコントロールしてくれるなど安心していろんな道を走れるような性能を備えているからです。
これなら、都会の1年に数回の雪でも、怖がらなくて済みます。 SUVといってもコンパクトカーの高さ(全高)と、ロードクリアランス(最低地上高)以外、大差ないモデル(コンパクトSUV)もあって、大きなクロスカントリーモデル(トヨタ ランドクルーザーなど)と違って、乗用車感覚で運転できてしまうし、乗り心地もイイいんです。
なので、初めてのクルマでもコンパクトSUVなら全然問題ありません(もちろん軽SUVは楽です)。 安全性面でも、断然お薦めです。
アウトドア好きならやっぱりスタイリングもSUVのほうがいいですよね。
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■最新SUVは誰にでも運転しやすく楽しい機能・装備満載
SUVの最大の魅力はキャンプやスノースポーツなどのアウトドアライフから、普段の街での買い物・仕事まで、幅広い使い方ができるということです。
しかもお洒落に。アウトドア用の、トレイルランニングシューズやライトなハイキングフットウエアを街で穿くような感じです。 車高は、同じような乗用車よりも高くなっています。
タイヤは1サイズ大きく、若干太くなっていてオフロードでの走破性を高めていて、車体下から路面までのロードクリアランス(最低地上高)も乗用車よりおおきく取られているので、凹凸路面でも車体を擦りにくくなっています。
コンパクトSUVは、おおきなクロスカントリーモデルほどではありませんが、通常の乗用車にくらべれば安心度は増しています(オフロードでは若干の差が大差になるのです)。
すべてのSUVの駆動方式が4WDではありませんが、FFよりいろんな路面での走破性は高いので多く採用されています。未舗装路(ダートの林道など)や雪道など、スリップしやすい路面に強いということです。
スリップは加速、ブレーキング、コーナリングなど前後左右で起こりますが、最新の4WD+ABSではこうした滑りを感知して、滑らないように電子制御してくます(とはいっても雪道ではスタッドレスタイヤが必需品)。
車高の高さもあって、突然の大雨でも低い乗用車より落ち着いて対応できます(4WD・SUVだからとい過信は禁物ですが…)。
車高が高いので、ドライバーのアイポイントも高くなって遠くまで見通しが良いのもSUVのメリットです。
この高さから、ドライバーも同乗者も街なかの混んだ道や渋滞路でも圧迫感を感じにくいことは良いことです。
室内高が高いのもメリットです。頭上が広いと圧迫感が小さく、長距離移動でも楽です。
SUVはハッチバックスタイルなので、セダンのようなトランクではなく、リアシート後ろがラゲッジスペースになってします。なので積載量が大きく、積み下ろしもしやすくなっています。
またリアシートを倒せば広いスペースが生まれるので、より大きな荷物も積めます。リアシートが分割して倒せるタイプなら、3人乗りで長物も積めたりします。リアシートを倒して車中泊できるようにしたモデルもあります。
普段の買い物でも、荷物が積みやすので助かりますね。クルマを選ぶときはラゲッジスペース(数値だけでなく積みやすい形状かどうか)や、シートアレンジ(シート分割)も要チェックです。
■SUVのネガは意外に少ない。最新4WDは燃費も良くなった
SUVで注意したいこともあります。遠くは見やすい反面、アイポイントが高く、低い乗用車とは死角が異なる点です。車高が高いのでボディ近くの物が、車高の低いクルマより見にくくなるのです(目安はサイドウィンド下より低い物。子どもも含みます)。
死角はどんなクルマにも存在し、車高ばかりではなくボディの形(ピラー形状・太さでも変わります)によっても異なるので、試乗時には要チェックです。発進時、駐車時には注意してください。 また車体の高さは、立体駐車場で注意が必要です(全高1,550㎜以下ならほぼ問題ありませんが)。自分のクルマの全長・全幅・全高を把握しておくことです。
維持費という面では、一般的なFFエコカーよりややかかります。大きくおきく太いぶんタイヤ代がやや高い、燃料費がややかかるなどです。装備が多く車重が重くなっているのも、燃費に影響しています。ただし燃料費に関しては、いまや電子制御4WD、ハイブリッド、クリーンディーゼルなどではかなり抑えられるのでいちがいには言えません。
■まとめ
SUVは街でもアウトドアでも使いやすく楽しめるクルマで、運転しづらいということはありません。
特にコンパクトSUVや軽SUVは、初めてでも運転しやすいサイズです。車両価格は同クラスのFF車より高くなりますが、そのぶん楽しみや便利さが多いということです。
さまざまな路面・天候に対応できる心強さ、そしてスタイリングも装備もちょっと普通と違うカッコ良さはSUVならではですから。